チソン、時代劇の原点!光海君とキム尚宮の悲恋の物語「王の女」チャンネル銀河で9/27よりノーカット銀河初放送!

2019年09月06日15時19分ドラマ
© SBS Productions Inc.

舞台は「ホジュン」や「華政(ファジョン)」など16世紀末~17世紀初頭の陰謀渦巻く朝鮮王朝!次期王の座“世子”を巡って激しい権力争いと、光海君とキム尚宮の悲しくも美しい愛の物語をチソンとパク・ソニョンで描いた韓国版・大奥ともいえる「王の女」が、チャンネル銀河で9月27日(金)より月~金曜午後2時30分~5時30分まで2話連続で放送する!TSUTAYA TVでも配信している。
※参考:朝鮮王朝系図

【「王の女」を2倍楽しむ】では、ドラマの見どころや時代背景、実在の人物の紹介、各話のあらすじと見どころなどまとめて紹介している。



「王の女」は、韓国SBSにて2003年~2004年にかけて放送された作品。「オールイン~運命の愛~」「キルミー・ヒールミー」「秘密」「被告人」「知ってるワイフ」など主演ドラマを次々に大ヒットさせているチソン。映画でも『新暗行御史』『風水師 王の運命を決めた男(原題:明堂)』などの時代劇に出演しているが、初めて時代劇に挑戦した作品で「鉄の王 キム・スロ」「大風水」への出演につながる。

チソンが本作で演じたのは、権力争いに巻き込まれていく第15代・光海君。光海君をモデルにした作品は多く、チャン・スヨンが扮した「華政<ファジョン>」、ソ・イングクの「王の顔」、イ・ビョンホンが熱演した映画『王になった男』などがある。

そして光海君を支えるキム尚宮を演じたのは「キムチ~不朽の名作」「18・29 妻が突然18才!?」「冬鳥」のパク・ソニョン。14代王・宣祖と光海君の親子二代に仕えた実在の女官だ。

光海君は政治的功績を称えられながらも、兄や義弟を死に追いやった暴君として伝わる王だが、近年その優れた外交手腕や税制改革の実施など、現代における歴史的評価は非常に高く、再解釈して描かれることが多い。本作はひと足早く新解釈で光海君を描いた作品といえる。また、ヒロインのキム尚宮については、1995年「宮廷女官キム尚宮」で、「チャングムの誓い」のイ・ヨンエが演じた悪女を新解釈で描いている。ちなみに、キム尚宮は三大悪女(チョン・ナンジョン、チャン・ノクス、チャン・ヒビン)を超える妖女と呼ばれた悪女。キム尚宮の劇中の名前や光海君との関係は、作品ごとに異なっている。これについては「光海君と金介屎(キム・ゲシ)は劇中どう描かれている?」で詳しく紹介している。

光海君に父親でありながら息子に猛烈な嫉妬の炎をたぎらせる14代王・宣祖を「大祚榮テジョヨン」のイム・ドジンが“スケベおやじ”感たっぷりに演じている。これがチソン扮する光海君の若さ特有の清潔感をうまく際立たせている。

また、「がんばれ!クムスン」のキム・ユソクが演じた、光海君の兄、臨海君も実にいい。“若気の至り”が随所に顔を出す役柄で、日本の戦国武将、織田信長の“ウツケ”ぶりがお好みのファンにはたまらない若者だろう。臨海君を影で見守り続ける山賊の頭領イ・ハンミンを演じたのは、イ・フン。愛しい人に告白もせず、生涯独身を続けた孤高の人物。実在の人物ではないが、ドラマでは見事なワイヤーアクションを見せている。このワイヤーアクションは、長編モノにありがちな中だるみを引き締めてくれるいい役割を果たしている。

演出は、「王と私」「女人天下」のキム・ジェヒョン。脚本はユン・ジョンゴン。

全42話で韓国時代劇ファンにはたまらない見ごたえたっぷりの「王の女」は、9月27日(金)より、チャンネル銀河初放送されるのをお楽しみに。



■あらすじ
舞台は1591年、宣祖(朝鮮第14代王)の正室(懿仁王后)は子宝に恵まれず、第一側室(恭嬪)の王子である臨海君と光海君、第二側室(仁嬪)の王子である信城君が世子の座を狙っていた。爪を隠したトラのように周囲の様子を窺っていた光海君だが、宮廷で偶然、幼少時に遊んだ宮女ケトンと再会する。光海君に想いを寄せていたケトンは光海君と、密かに愛をはぐくんでいく…。
ケトンは、際立つ美しさと賢さで、宣祖や正室からも気に入られる。そんな時、秀吉軍の朝鮮侵攻(文禄の役)の混乱の中で、ついに光海君が世子の座につくことになる。世子から王になれば、いつかは光海君と結ばれると考えていたケトンだったが、宣祖の側室になることになり、光海君とは引き離される運命に…。
秀吉軍の対応で功績を上げ英雄視される光海君だが、ケトンとの仲を疑う宣祖は光海君に嫉妬し、何度となく世子交代をちらつかせることになるのだが…。

■キャスト
光海君役:チソン「オールイン~運命の愛~」「キルミー・ヒールミー」「秘密」
金尚宮役:パク・ソニョン「キムチ~不朽の名作」「18・29 妻が突然18才!?」
臨海君役:キム・ユソク「がんばれ!クムスン」
宣祖役:イム・ドンジン「大祚榮テジョヨン」
仁穆王后金氏役:ホン・スヒョン「大祚榮テジョヨン」

kandoratop【作品詳細】【「王の女」を2倍楽しむ】

チャンネル銀河「王の女」番組サイト
 2019.09.27スタート 月~金14:30-17:30 2話連続、ノーカット、チャンネル初放送
TSUTAYA TV「王の女」視聴ページ