やっと妹・千遥(清原果耶)に会えた!「なつぞら」第25週:「なつよ、千遥よ、咲太郎よ」あらすじと見どころ、予告動画

2019年09月14日09時30分ドラマ
@NHK

長年の夢であった千遥(清原果耶)と再会できたなつ(広瀬すず)!念願通りアニメを見て訪ねてくれた千遥!兄弟3人の人生が交差する!NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」第25週(9月16日~9月21日「なつよ、千遥よ、咲太郎よ」のあらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



第24週・第141話には久しぶりに亜矢美(山口智子)が登場した。約一か月ぶりの登場は派手なヒッピー姿だった。「フーテンの亜矢美」と名乗り、全国各地を旅してまわりながら、ムーランルージュを再建するための資金をためていたというのには驚きである。そして、亜矢美の変わらぬ明るさに幸せな気分になる視聴者も多数いて、「一気にハッピーな気持ちになりました」などとネットのコメントも亜矢美の話題であふれた。

そして、朝ドラの前作「まんぷく」に主演した安藤さくらが「なつぞら」の劇中劇のナレーションで登場した。「なつぞら」に登場する歴代朝ドラヒロインは安藤さくらで13人目となった。また、第23週で、なつが仲(井浦新)に退社を申し入れるシーンの際、後ろで他の社員が”まんぷくヌードル”を食べているシーンが映った。このシーンは昭和48年を想定している。まんぷくぬーどるが歩行者天国で宣伝し、売れ始めたのが46年であるから時代もぴったりだ。朝ドラファンにたまらない演出となった。

そして第25週では、やっとなつ(広瀬すず)が兄弟3人での再会がかなう。千葉まで訪ねて行って知った過酷な運命をたどった千遥(清原果耶)と心のふれあいが復活する。それはアニメの力がもたらしたものだった。すずが今まで一所懸命取り組んだ結果が表れたことに安堵する視聴者も多数であった。また、朝ドラヒロインの浅茅陽子がヒロイン14人目として登場することも発表された。浅茅陽子は1976年前期のNHK連続テレビ小説第17作「雲のじゅうたん」のヒロインを務め、今回の「なつぞら」では千遥の義母・杉山雅子役を演じる。

第24週は、長年勤めた東洋動画からマコプロへ移り、新しい作品「大草原の少女ソラ」の制作を始めるなつ(広瀬すず)たちの姿が描かれた。



なつ(広瀬すず)が東洋動画を辞める日に、なつは、仲(井浦新)や井戸原(小手伸也)、堀内(田村健太郎)達と挨拶を交わし、これまで仲間とともに試行錯誤してきた日々を思い出す。アニメーターに拍手で見送られる中、なつは18年間勤めてきた東洋動画を去るのだった。そして、いよいよマコプロに入社し、麻子(貫地谷しほり)や坂場(中川大志)や神地(染谷将太)達と、満を持して新しい企画に挑戦するのだった。それは、なつをマコプロへの転職を決意させた「大草原の小さな家」を原案とする作品で、坂場は「大草原の少女ソラ」とタイトルをつけていた。そして麻子の営業で、日曜夜のゴールデンタイム、しかもマコプロの独自制作となっていた。絶対に失敗はできない作品である。その作品の背景を担当するのは東洋動画から転職した天陽(吉沢亮)の兄・山田陽平(犬飼貴丈)だ。そのスケッチを見て、アニメーションの想像を膨らますメンバーは北海道にロケハンに向う。

柴田家を訪れた麻子、坂場、神地、下山達は泰樹(草刈正雄)から開拓の話を聞く。そこで泰樹は十勝にやってきた頃の話を語り出す。泰樹も幼いころに両親を亡くしていた。話を聞いた富士子(松嶋菜々子)が、泰樹は十勝に連れてこられたなつを、かつての自分に重ねていたのではないかと話し出した。麻子たちは雪月や番長の家でも話を聞き、アニメへの意欲を膨らませた。

十勝から東京に戻ったなつは、咲太郎(岡田将生)の事務所を訪ねる。なつは十勝の雪月でとよ(高畑淳子)から開拓時代の話を聞いていると、そこに突然、亜矢美(山口智子)がやってきた話をする。驚く咲太郎と光子(比嘉愛未)になつは、亜矢美が日本中を旅していたという話をする。

そしてマコプロでは十勝を舞台としたテレビ漫画の製作が進んでいく。なつは、早速、新しいアニメーションの企画「大草原の少女ソラ」の主人公ソラのキャラクターを描いてみたが、麻子や坂場達にまったく認められない。思い悩むなつに対して下山は、十勝でスケッチした優と泰樹の絵を見せる。すると、イメージが沸き起こり、なつは勢いよくソラのキャラクターを描き始めるのだった。

マコプロダクションでは連日、なつと坂場を中心に「大草原の少女ソラ」の制作が進んでいく。時に、泰樹の姿を想像しながら原画を描き続け、忙しいながらも充実した日々を過ごすなつ。そんな中、声優のオーディションが行われ、咲太郎の事務所に所属する蘭子(鈴木杏樹)やレミ子(藤本沙紀)の配役が決まっていった。

そして、ついになつや坂場が手がけた「大草原の少女ソラ」の放送が始まった。泰樹や富士子たちの柴田家や、小畑家と亜矢美(山口智子)、山田家の人々がそれぞれの思いで放送を見ていた。放送終了後、プロデューサーの麻子は、テレビ局で、視聴率と評判を聞いてくる。その評判はあまりいいものではなかったが、視聴者からハガキが多数届き、それはどれも親子で楽しく見ているというものだった。そして、ある女の子がマコプロにやってくる。その子は千遥(清原果耶)の娘・千夏(粟野咲莉)だった。なつは帰ろうとする千夏を追いかけるとそこには千遥がいた。



【第25週(2019/9/16-2019/9/21)あらすじ
■第145話(月)
マコプロダクションで日曜日も忙しく働くなつ(広瀬すず)たち。そこに千遥(清原果耶)とその娘、千夏(粟野咲莉)が現れた。「大草原の少女ソラ」のファンだという千夏に、麻子(貫地谷しほり)がソラのセル画をあげるも、足早に去ろうとする千遥。なつのことは千夏には何も話していないのだと言う。今どうしてるのかと聞くなつに、千遥は神楽坂の料理屋で働いているので、お客として一度来てほしいと言い残して去り…。

■第146話(火)
マコプロを訪ねてきた千遥(清原果耶)と再会したなつ(広瀬すず)。千遥の働いている神楽坂のお店「杉の子」にお客としてきて欲しいと言われ、咲太郎(岡田将生)と光子(比嘉愛未)と信哉(工藤阿須加)と明美(鳴海唯)とともにお店を訪ねる。千遥の事情を知っているなつ達は、皆初めて会うお客として接し、店員の上田(助川嘉隆)と自分たちのこれまでの話を語らう。千遥は料理を作りながら、なつ達の話に耳を傾けて…。

■第147話(水)
千遥(清原果耶)が働く神楽坂の料理屋に、咲太郎(岡田将生)たちとともに訪れたなつ(広瀬すず)は、去り際に千遥にとある手紙を渡す。その手紙を見た千遥は思わず涙するのだった。次の日曜日「大草原の少女ソラ」を見ている柴田家や千遥たち。アニメの中で牛の乳搾りをしているのを見て、千夏(粟野咲莉)は乳搾りがしたいと言う。時を同じくして、坂場家でも、アニメを見ていた優(増田光桜)が乳搾りをしたいと言い…。

■第148話(木)
神楽坂の料理屋に行き、千遥(清原果耶)に手紙を渡したなつ(広瀬すず)。その後、「大草原の少女ソラ」を見た千遥と千夏(粟野咲莉)は、再びマコプロダクションを訪ねてくる。アニメを見て、改めてなつがどんなふうに育ってきたかを知ったという千遥に、料理を食べてみて、千遥がどれだけ誇りをもって料理をしているかを感じたと話すなつ。しかし、そんな千遥から突然、お店を辞めたいと思っていると打ち明けられて…。

■第149話(金)
千遥(清原果耶)からお店を辞めたいと聞いたなつ(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)は、千遥の働く料理屋「杉の子」に向かう。店には、すでに千遥と、千遥の育った置き屋の女将・なほ子(原日出子)が来ていた。そして扉が開き「杉の子」女将の雅子(浅茅陽子)と、千遥の旦那である清二(渡辺大)が入ってくる。一同、向き合う中、千遥は自分の思いをポツリポツリと語り出す。そして、なつは…。

■第150話(土)
千遥(清原果耶)にあるものを届けにきた剛男(藤木直人)は、父の手紙が咲太郎(岡田将生)となつ(広瀬すず)と千遥の三兄妹全員に届いたことを知り…。なつは、剛男に夏休みになったら優(増田光桜)と千遥と千夏(粟野咲莉)を連れて遊びに行くと話す。そんな時、剛男は、最近、泰樹(草刈正雄)が穏やかになったと話し…。そして十勝では、泰樹が富士子(松嶋菜々子)にある思いを話す。

【作】大森寿美男
【出演】広瀬すず
なつの家族:中川大志/岡田将生/松嶋菜々子/藤木直人/草刈正雄/比嘉愛未
その他:井浦新/川島明/小手信也/渡辺麻友/染谷将太、貫地谷しほりほか
【語り】内村光良
Twitter公式アカウント「@asadora_nhk」。

「なつぞら」公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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