【最終回ネタバレ】東山紀之「刑事7人」第5シーズン最終回12.4%で有終の美!最終回・第10話ネタバレあらすじ

2019年09月19日10時40分ドラマ
@テレビ朝日

東山紀之主演「刑事7人」シーズン5の最終回・第10話は好調の12.4%でフィニッシュ!天樹(東山紀之)が刺され重体となりながらもケガを押してへ真実に向かう姿が描かれた!そして、専従捜査班が明けたパンドラの箱とは?テレビ朝日「刑事7人」最終話はテレ朝キャッチアップで配信中だ。



18日放送された最終回・第10話の資料率は12.4%と好調な数字をたたき出した。13.2%、13.1%、11.0%、11.4%、11.2%、9.9%、11.6%、11.4%、11.3%と初回からほとんどの回が2桁をキープし、中盤の第6話で1桁台に落ちたものの後半に見事にV字回復し、最終話が12.4%となった。

拡大放送された最終回・第10話には、久しぶりに沙村康介(高嶋政宏)が警視庁捜査一課の管理官として専従班の前に姿を現した。会議室に入る早々に「専従捜査班を捜査から外す」と宣言してしまう。しかし、そんなことを言われて引き探る専従捜査班ではない。沙村たちの目をかいくぐって捜査をする。

今回クローズアップされたのは、水田環(倉科カナ)だ。死体となって発見された被害者の財布には環の父親の名刺があり、外交官であった父親が機密費を不正流用していたのでは?と疑われる展開となった。ドラマの半ばまでは専従班のメンバーも父親の不正流用を信じてしまい、環は退職願も出してしまう。天樹は環の父親のことを信じて行動していると、橋の上で刺されて一時は意識不明になってしまう。予想以上の重症に視聴者も驚いたが、そんな傷を押して病院を抜け出して捜査にあたる天樹。いつもはクールな天樹が必死に熱く語る姿には圧倒させられた。

高嶋政宏演じる沙村は専従班の敵のような態度であったが、実は、専従班を信じて下した決断だった。圧力をかければ、より真実に近づくことを知っていたという。沙村が変わっていないことに安心したが、そのことで天樹に命の危険がせまったのはちょっと心配なところではあった。

■DVD発売決定!
専従捜査班の本格始動でさまざまな凶悪犯罪に挑み、事件を鮮やかに解決に導いてきた「刑事7人」シーズン5のDVD化が決定した。早期予約特典として、【A5サイズのクリアファイル】をプレゼントされる。発売は2020年1月22日(水)となる。



■最終回・第10話ネタバレあらすじ
廃工場で腹部を刺された男の遺体が見つかり、専従捜査班の天樹悠(東山紀之)と海老沢芳樹(田辺誠一)が現場に急行する。先に着いていた青山新(塚本高史)は、被害者の岡崎誠(井上康)が数字の羅列が書かれた紙片を握りしめて事切れていたという。さらに天樹は、岡崎のポケットから『外交官水田純平』と書かれた名刺を発見する。

捜査会議が始まる前、部屋に入ってきて上座に着いた幹部の姿に天樹らは衝撃を受ける。かつての仲間・沙村康介(髙嶋政宏)だったのだ。しかも管理官という立場で、この捜査の指揮を取るという。さらに、あろうことか「この事件から専従捜査班を外す!」と宣言する。片桐正敏(吉田鋼太郎)は反論するが、一蹴されてしまう。

一方、会議で配られた資料を見て黙り込んだ水田環(倉科カナ)の様子が気になった天樹は、環を誘って飲みに行くことにした。環は、資料に載っていた名刺が父・純平(河相我聞)のものであること、外交官の父が17年前に赴任先のインドネシアから帰国した日に妻には「今、空港にいる。これから帰る」と言ったのに千葉で転落死したこと、実家で見つけた写真に岡崎が写っていたことを告げる。

専従捜査班の締め出しが続く中、岡崎の前職はコーディネーターで、インドネシアで会社を経営していたことがわかる。岡崎の死と17年前の純平の死には関連があると踏んだ専従捜査班が、純平について調べようとデータベースにアクセスすると、「特S案件」でアクセス不可となっていた。

また、純平の元上司で外務審議官の山口敏也(橋本じゅん)に聞き込みをした結果、外務省に「17年前の外交機密費に不正流用の疑いあり」という怪文書が届いたことも判明し、事態は混迷を極める。

特S案件、外交機密費の不正流用、専従捜査班の締め出し、そして大きな壁となって立ちはだかる沙村…。この事件には、何か裏があるのではないかと考えた片桐は、沙村の圧力を無視し、捜査を続行すると宣言する。

岡崎と頻繁に連絡をとっていた人物が浮上した。元外務省勤務で現在フリースクールを経営している佐伯(遠山俊也)とバー経営の沖野という女性だ。岡崎と佐伯の口座情報を税理士を使って、片桐が調べると16年前に大金が入金されていることがわかった。岡崎の口座には一時10億円もの大金が入金されていたことがわかり、純平が外交機密費を横領し、岡崎に流したのではないかという疑惑が生じる。佐伯の口座には6,000万の金が入金され最近まで100万単位での入金も続いていた。

万が一、純平が横領していたら環の警察人生は終わる。天樹と環は環の母に再度話を聞くと、帰国した際、純平は環へのプレゼントのぬいぐるみがちゃんと届いていたかを心配していたという。そして、さらに捜査している天樹に魔の手が忍び寄り、脇腹を刺され、意識を失ってしまう。意識を取り戻したものの、そても捜査できる状況ではない。そんな天樹に片桐はすまないとわびた。そして、残っているメンバーに気合を入れなおした。

口座の情報を佐伯に見せると、佐伯は純平が横領をしていたという。環はたまらずに取調室を出て行ってしまう。父の親友であり上司であった山口に相談しても「あの時、順平の傍にいていれば…」と後悔するばかりだった。この事実が判明する前に警察をやめるといい、環は片桐に退職願を託した。入院している天樹のところにやってきた沙村は純平の横領が発覚するのは時間の問題といい、専従班のことを「厄介者の集まり」と言い放った。

翌日、天樹はケガを押して捜査を再開する。純平が残しているぬいぐるみの中にフロッピーディスクを発見した。そして、一人の人物の口座情報を確認してほしいという。しかしそれには捜査一課長以上の承認が必要となる。片桐は刑事部長に直談判にゆく。一方、海老沢たちはその人物が持っている金融機関を確認するために足でひとつひとつの銀行を訪ねていた。

捜査会議上で、純平の横領の話になったところで、天樹が入ってくる。そして、フロッピーディスクに隠されていた山口の横領の事実を突きつけた。海老沢達が調べた山口の口座情報も照合し、山口をとらえた。山口は外交のためには金がいるといい、親友であった純平を殺したこと、反旗を翻そうとした岡崎を殺させたことも認めた。

沙村は、天樹たちに圧力をかけることで真実を必ず導き出すと信じていたので、専従班をあえて捜査から外したのだった。天樹達専従班はその期待に応え、環も警察を辞めることはなくなったのだった。



テレビ朝日水曜夜9時より「刑事7人」を放送。出演:東山紀之、田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎ほか。Twitter公式アカウントは「@keiji_7nin」。

テレビ朝日「刑事7人」番組公式サイト

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