戸田恵梨香が新聞社でスカウトされる!そして実家に空き巣が!「スカーレット」第4週「一人前になるまでは」あらすじと予告動画

2019年10月19日11時30分ドラマ
@NHK

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」第4週目は喜美子(戸田恵梨香)が新聞社でスカウトされる!女中の仕事をとるのか、新しい職場に移るのか?実家では少ない喜美子の仕送りが誰かに奪われるピンチに!ドラマの第4週「一人前になるまでは」(10月21日~10月26日)のあらすじと見どころをご紹介、予告動画が番組公式サイトで公開中だ。



10月14日からの第3週は、舞台が大阪の下宿屋・荒木荘に移った。大都会・大阪で華やかな職場もあるが、荒木荘の仕事は地味な家事だ。住民の生活時間もそれぞれだが、それに対応する荒木荘の女中仕事に自分の時間もほとんどない。信楽でも両親を助け、働いていた喜美子にとってもそれはつらい仕事だ。その荒木荘で喜美子を厳しく育てるのが大久保(三林京子)だ。下着デザイン会社の社長であり、下宿屋のオーナーでもあるさだ(羽野晶紀)よりも発言権があるが、住民には優しい。大久保を演じている三林京子は、実は、朝ドラのベテラン中のベテランだ。「いちばん太鼓」(1985年)、「ぴあの」(1994年)、「ふたりっこ」(1996年)、「オードリー」(2000年)、「ファイト」(2005年)、「だんだん」(2008年)、「カーネーション」(2011年)、そして今回の「スカーレット」だ。昭和、平成、令和と3時代を通じて8本の朝ドラに出演している。厳しくも優しい大久保役にも多くの注目が集まっている。

10月20日からの第4週では、なんと喜美子が新聞社の仕事にスカウトされる。それも給料5倍という破格の値段だ。家族のためにも高いお給料に心揺れる喜美子は、試しに新聞社でも働いてみる。住民の仕事に対する態度にも影響を受け、第4週は喜美子が仕事に対する気持ちをしっかりと持つ週となる。そして、信楽でも事件が起きる!お金に困っている川原家に、さらなる追い打ちが!父・常治(北村一輝)は、喜美子の給料を前借しようと大阪までやってくる。15歳の喜美子の肩には実家の家計もかかっているのだった。そんな喜美子が18歳となり、恋の話に心がゆれる第4週となる。

■第3週ネタバレあらすじ
喜美子(戸田恵梨香)は父・常治(北村一輝)が見つけてきた大阪の就職先に向かう。そこは女性下着のデザイン会社だ。社長・さだ(羽野晶紀)が率いる華やかな職場に、喜美子は一瞬ときめくが実際に働くのは別場所だと判明する。そこはさだの暮らす下宿屋だった。そこに案内され、医学生の圭介(溝端淳平)、新聞記者のちや子(水野美紀)など、個性豊かな住人たちと出会う。喜美子は自分の仕事は住み込み女中だと知る。そこにはベテラン女中の大久保(三林京子)がいた。若い喜美子に冷たい目を見ていた。

そして到着早々、住人たちとの挨拶もそこそこに、隣室のふすまを蹴り倒す失態を犯す。慌てる喜美子を元女中の大久保が冷ややかに見つめ「あんたにはムリや」と言い放つ。喜美子が食い下がるも大久保は受け入れない。オーナー・さだ(羽野晶紀)も交えた協議の末、喜美子は翌日、信楽に帰ることになってしまった。落ち込む喜美子が荷物を広げると、母親からの手紙と常治の汗まみれの手ぬぐいがでてきた。自分が大阪で頑張らないと思い、大久保やさだに働かせてくれと懇願した。圭介たちの応援もあり、下宿屋での女中生活が始まった。

ちや子が担当する事件の被害者の身元が分からない。その条件にぴったりするのが、まだ喜美子があっていない住人・田中雄太郎(木本武宏)だ。もしかしたらという疑心暗鬼の中、喜美子は住人の圭介らと共に開かずの間の前で声をかける。すると長髪の男性や眼鏡の男性、中からは女性の声も聞こえ、喜美子はいったい何人の人がいるのかと戸惑うが、実は雄太郎が一人で演じていただけだった。女中の仕事は予想以上に大変で、休む間もない。寝る前のほんの少しの時間が一日の楽しみだった。喜美子はつらい日々だったが、信楽の両親にむけて「楽しい」と書いたはがきを書いた。

喜美子がいない信楽では、残された人々の新しい生活を始めていた。一見、変わりない様子だが、幼なじみの照子(大島優子)は楽しい高校生活を装い、父・常治は酔った勢いで喜美子のいない寂しさのあまり、喜美子に電話をかけてしまう。電話の声を聴いて、何も言えずに切った後、寂しさに嗚咽をもらしてしまう。

一方、大阪の喜美子は、下宿屋の住人と地元の思い出話に花を咲かせる。その流れでお守り代わりに拾ってきた焼き物のかけらを見せると、新聞記者のちや子が反応し、古い信楽焼きには高い価値があると言いだした。一度、新聞社に持ってくるといいといい、喜美子は舞い上がってしまう。

大阪に来て1か月。女中の仕事に慣れてきた喜美子は余った時間で下宿屋を彩ろうと工夫し始める。その様子を見かけた元女中の大久保は何かを思いつき喜美子に新たな仕事、どこからか持ち込んだ大量のストッキングの補修を喜美子に命じる。喜美子は夜な夜な内職することに。次第に寝不足で苛立ちがつのり、喜美子の怒りが爆発する。枕を相手に柔道技を仕掛け感情をぶつけながら給料日を迎える。待望の給料だったが、その額はびっくりするほど少なかった。それは、大久保に一人前と認めらていない見習い扱いのためだ。喜美子は日中働き夜な夜な内職を続け、枕を投げ飛ばしてストレスを発散する日々が続く。

ある日、新聞記者のちや子の取材を手伝うため、下着ショーに行くことになった。女中の仕事は休みをもらい、とっておきのオシャレで出かけると立ち寄ったちや子の職場は掃除が行き届いていない。気になる喜美子は茶碗を洗い、掃除をする。そして迎えたショー本番で見た光景は、きらきらしたもので、喜美子の顔も自然と喜ぶ。その帰り、ちや子が会社に電話をすると、喜美子の働きぶりを気に入った編集長が、今の給料の5倍の給料でやといたいと言ってきたのだった。



■第4週(2019/10/20-10/26)あらすじ
■第19話(月)
喜美子(戸田恵梨香)は新聞記者のちや子(水野美紀)の職場で女中としての細やかな働きぶりが認められ、引き抜きのオファーを受ける。5倍の給料を払うという破格の条件に喜美子は即決。しかし女中の先輩・大久保(三林京子)に言い出せず、悩む喜美子。住人たちに相談すると、意見が対立し、見かねた雄太郎(木本武宏)の提案で、喜美子は大久保に黙って、ちや子の職場で試し働きすることに。ところが訪れた職場では怒号が響き…

■第20話(火)
女中をしながら、新聞社でも試しに働き始めた喜美子(戸田恵梨香)。職場の清掃や、お茶出しが主な仕事だ。男ばかりの同僚に負けじと、勇ましい女性記者ちや子(水野美紀)の仕事ぶりに喜美子は圧倒される。荒木荘に戻ると、役者志望の住人・雄太郎(木本武宏)の映画出演が決まったニュース。「お金よりも夢が大事」という雄太郎の言葉と、深夜まで働きづめのちや子に触発され、喜美子は将来を見つめ直す。深夜まで考えていると…

■第21話(水)
喜美子(戸田恵梨香)は荒木荘の住人たちの様々な生き方を通じて、自分の将来を見つめ直す。その結果、「女中の仕事を途中で投げ出して、転職はできない」とオファーをくれたちや子(水野美紀)に告げる。女中として一人前になった後、「自分が本当にやりたい道に進む」と決意。その視線の先には趣味で続ける描きかけの絵があった。その頃、信楽では川原家に異変。室内が荒らされ、家族が大切に取っておいた喜美子からの仕送りが…

■第22話(木)
信楽の実家が空き巣被害にあった知らせ。さらに喜美子(戸田恵梨香)の給料を前借りするため、父・常治(北村一輝)が大阪に向かっていると聞き、喜美子は動揺する。平常を装って働いていると案の定やってくる常治。女中の先輩・大久保(三林京子)を交えた久しぶりの親子の再会だが、緊張感が漂う。常治と喜美子は給料の前借りをどちらが切り出すか、大久保に隠れて押しつけ合っていると、大久保から思いも寄らぬ事実が明かされ…

■第23話(金)
昭和30年、荒木荘で働き始めて2年半、喜美子(戸田恵梨香)は18歳に。女中の仕事を一人で切り盛りする喜美子の悩みは住人の雄太郎(木本武宏)。すでに半年近くの家賃を滞納して下宿屋の運営に支障をきたし始めている。喜美子はしばらく姿を見せない雄太郎を捕まえようと待ち構える。さらに喜美子にはもう一つの悩みが。毎朝、目の前の道を通るコワモテ男だ。医学生の圭介(溝端淳平)に相談して見張っていると予想外の女性…

■第24話(土)
18歳になった喜美子(戸田恵梨香)の元に、信楽の友人・照子(大島優子)から度々手紙が届く。内容は恋愛にまつわるものばかり。喜美子は幼い頃、照子としたファーストキスを思い出す。荒木荘でも医学生の圭介(溝端淳平)に恋の予感。喜美子は食欲のない圭介を心配して声をかけると「胸がうずくねん」と言われ、意中の相手は先日、道ですれ違った名も知らぬ女性だと打ち明けられる。喜美子は圭介の恋に協力を申し出るが、実は…

【作】水橋文美江
【出演】戸田恵梨香、北村一輝、富田靖子、桜庭ななみ、福田麻由子、佐藤隆太、大島優子、林 遣都、財前直見、マギー、水野美紀、溝端淳平他
【語り】中條誠子アナウンサー
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

「スカーレット」公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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