「スカーレット」第6週「自分で決めた道」!戸田恵梨香は美術学校をあきらめ、信楽に戻る!あらすじと予告動画

2019年11月02日10時30分ドラマ
@NHK

朝ドラ「スカーレット」第6週目は、喜美子(戸田恵梨香)の元に実家の窮状の連絡が!借金の額を聞いて、美術学校の夢をあきらめ信楽に帰る!そして、信楽焼への興味が募る!ドラマの第5週「自分で決めた道」(11月4日~11月9日)のあらすじと見どころをご紹介、予告動画が番組公式サイトで公開中だ。



10月28日からの第5週は、恋の話に花が咲いた。荒木荘の住民であり、喜美子(戸田恵梨香)を妹として優しく接してくれる医学生の圭介(溝端淳平)は、近所に住むあき子(佐津川愛美)に恋している。あき子も圭介を思い、二人は付き合いだす。喜美子は圭介に”兄”としてではなく、恋の相手として、恋心を募らせているのだが、圭介の気持ちはあくまで”妹”としての愛情だ。初恋はさみしく終わっていった喜美子であった。自分の気持ちを押し殺して、最後までけなげに笑って見送る喜美子に応援の声があがっていた。

喜美子の性格に一本の筋のようなものを通してくれた”草間流柔道”を教えてくれた草間との再会もあった。喜美子は再会を喜び、草間の妻との再会を応援するものの、草間の妻は別の人と家庭を築いていた。そして、そっと離婚届を残す草間の優しさにぐっとくるシーンであった。

そして、朝ドラに鮮烈デビューしたのが、西川貴教だ。ジョージ富士川をいう世界的な芸術家役だ。この時代に金髪で、口癖は「自由は不自由やで!」だ。10月29日(火)よる7時30分からNHK総合で放送された「わが心の大阪メロディー」に出演した西川は、最初に喜美子と知り合うシーンで戸田恵梨香がずっと笑っていたことを明かした。戸田恵梨香は「威圧感がすごいっていうのと。表情が…どうしようもない気まずい空気感で。耐えられなくて」と笑ってしまった理由を話していた。信楽がある滋賀県の観光大使として、滋賀を盛り上げるためにフェスを開催したりなど地元愛の強い西川が、ますます朝ドラを盛り上げることは間違いない。

11月4日からの第6週は、舞台が再び、信楽に移る。父・常治(北村一輝)からの連絡で信楽に戻ると、実家の家計は火の車だった。家族を助けるために、大阪から戻ることになるが、やっと夢をかなえるために美術学校へ通うことを決めていた喜美子に厳しい風だ。15の時から頑張って働き続けている喜美子に幸せが訪れてほしいと願う。

■第5週ネタバレあらすじ
医学生の圭介(溝端淳平)の恋を応援することになった喜美子(戸田恵梨香)だが、どうすればいいか悩んでいると偶然、圭介の意中の相手の名前が「あき子」だと知る。圭介に伝えると、更なる後押しを期待される。後日、住人の雄太郎(木本武宏)からあき子の父が喫茶店にいる知らせを受け、喜美子はじか談判に向かう。事情を話すと相手されずに一蹴されるが、喜美子は雄太郎から”医学生”と宣伝すればいいとアドバイスをもらって実行する。
すると、あき子(佐津川愛美)が荒木荘を訪ねてくる。突然の再会に舞い上がる圭介だが、喜美子の気持ちは沈むばかりだ。圭介はあき子に誘われるがまま外食に出かけて、喜美子は二人を見送る。その夜、ほろ酔いで帰宅した圭介を出迎える喜美子。「喜美ちゃんのおかげや」と感謝されるも、やはり素直に喜べない。喜美子は住人のちや子(水野美紀)から「それが恋や」と指摘される。喜美子は初めての感情を”面白い”と喜んだ。

圭介とあき子の交際が始まり、喜美子は度々、圭介のデート練習の相手を務める。二人の距離は縮まり、喜美子にとっては楽しい時間だった。あき子は犬のゴンを連れて毎日、荒木荘に散歩に来る。喜美子は自分の気持ちをひた隠して、あき子に笑顔で接する。

しかし次第にあき子が、圭介と喜美子の仲の良さに嫉妬するようになり、ついに荒木荘を出るよう圭介に泣きつく。悩んだ圭介は喜美子に心の内を打ち明ける。圭介の本音を聞いた喜美子は「圭介さん大好きや」と告げる。圭介も喜美子のことを好きだというが、それはあくまで妹として見ている感情だった。

そして、圭介が出てゆく日、喜美子は他の住人たちと共に笑顔で圭介を送り出す。喜美子は圭介がいなくなった事実を忘れるかのように仕事に没頭する。だがふとした瞬間、圭介が好きだったおはぎを目にして数々の思い出がよみがえる。喜美子は涙ながら、初恋に別れを告げる。

喜美子は世界的な芸術家・ジョージ富士川(西川貴教)のサイン会を訪れる。来年から美術学校で学ぶ夢を伝えると、激励されて感激したところ、さらに名前を呼ばれて振り向くと、かつて信楽の実家に居候していた草間(佐藤隆太)の姿があった。喜美子は草間との再会を喜び、互いの近況報告をする。草間からは終戦後、生き別れた妻の所在がわかったと明かされる。喜美子は草間の妻が生きていることに喜んだが、別の男性と一緒に店をやっていると聞いてショックを受ける。

一方、新聞記者のちや子(水野美紀)は、編集長をはじめとして、周りの記者たちが次々を新聞社をやめて、別の新聞社へ移って行っていくと聞いて、激しい衝撃を受ける。

再会した草間から、生き別れた妻が別の男と店をやっていると聞かされる喜美子は、そのまま草間を連れて店を訪ねる。遠慮する草間の背中を押して入店すると、妻がいた。しかし草間は何事もなかったように、普通の客として振る舞う。喜美子も草間にあわせて、妻に声をかけられない。そして草間は厨房にいる妻の新たな男を見つけると近づく。喜美子は草間が暴れるのではと心配するが、草間は何もせず、食事を終え、出て行った。草間のテーブルには、離婚届と”幸せに”と書かれたメモが残されていた。

草間との懐かしい時間を楽しんで荒木荘に戻った喜美子に、信楽の父・常治(北村一輝)から母が倒れたという連絡が入った。



■第6週(2019/11/4-11/9)あらすじ
■第31話(月)
信楽の父・常治(北村一輝)から母のマツ(富田靖子)が倒れたという連絡。大阪で働く喜美子(戸田恵梨香)は慌てて実家に戻ることに。道中、幼なじみの信作(林遣都)が女子高生に囲まれる所に出くわすも、真相わからぬまますれ違う。実家に着くと、マツの倒れた話は常治の嘘だと判明。しかし実際マツの体調が芳しくなく、思春期の直子(桜庭ななみ)の反発を受けての苦肉の策だった。さらに常治が荒木荘に喜美子が辞める連絡を…

■第32話(火)
喜美子(戸田恵梨香)の帰郷を聞きつけた仲間たちが集まって大宴会。父・常治(北村一輝)が荒木荘に喜美子が辞める連絡をしたことがわかり、喜美子は大阪で働きながら、美術学校に行く夢を明かす。しかし川原家に響く不協和音を治める役目を喜美子に期待する常治は頑として認めない。喜美子も折れず、仲たがいしたまま翌日を迎える。再び大阪に戻るつもりで家を出た喜美子。道中、信作(林遣都)と出くわし、驚きの事実を聞く。

■第33話(水)
幼なじみの信作(林遣都)から実家の家計が火の車で母・マツ(富田靖子)の薬代も払えないと聞かされた喜美子(戸田恵梨香)。妹の直子(桜庭ななみ)にも涙ながらに訴えられ、喜美子は大阪に戻る予定を取りやめて実家に戻る。マツから膨れあがった借金が途方もない金額になっていることを明かされ、喜美子はある決意で友人の照子(大島優子)を訪ねる。一方、大阪では喜美子がもう戻らない電報を受け取った荒木荘の仲間が集まり…

■第34話(木)
喜美子(戸田恵梨香)は実家の厳しい状況に決意を固めて大阪に戻る。出迎えた荒木荘の仲間たちに、喜美子は美術学校に通う夢を諦め、女中の仕事も辞め、実家に戻ることを告げる。翌日、世話になった人たちに別れの挨拶をすますも、夢を応援してくれた新聞記者のちや子(水野美紀)には会えずじまい。喜美子は最近、ちや子が仕事を辞めて、自暴自棄になった話を聞き、ちや子に宛てた手紙を残す。数日後ちや子が受け取った手紙には…

■第35話(金)
大阪の暮らしに別れを告げ、信楽に戻った喜美子(戸田恵梨香)。父の常治(北村一輝)と仲直りして川原家に久しぶりの平穏が訪れる。喜美子は反発する妹の直子(桜庭ななみ)をなだめつつ、実家の借金を返すため、地元で一番の陶芸会社で働き始める。仕事は社員食堂のお手伝い。大阪での仕事に比べてあまりにも簡単で、物足りなさを感じる喜美子。ある日、初めて見た絵付け火鉢に目を奪われ、立ち入り禁止の作業場に入ってしまい…

■第36話(土)
会社で見た火鉢の絵付け作業が忘れられない喜美子(戸田恵梨香)。社長令嬢の照子(大島優子)に頼み込み、立ち入り禁止の作業場に入らせてもらう。居合わせた幼なじみの信作(林遣都)と共に、絵付けの原画を眺めていると、職人たちが戻ってくる。喜美子は怒られるのを覚悟するが、職人たちは会社とケンカ別れして出て行ってしまう。帰り道、喜美子は悩んだ末、引き返す。翌日、会社には新たな絵付け職人(イッセー尾形)の姿が。

【作】水橋文美江
【出演】戸田恵梨香、北村一輝、富田靖子、桜庭ななみ、福田麻由子、佐藤隆太、大島優子、林遣都、財前直見、マギー、水野美紀、溝端淳平他
【語り】中條誠子アナウンサー
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

「スカーレット」公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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