「スカーレット」第7週「弟子にしてください!」戸田恵梨香がついに焼き物の世界に足を踏み入れる!あらすじと予告動画

2019年11月09日12時20分ドラマ
@NHK

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」第7週目は、信楽に戻った喜美子(戸田恵梨香)がついに焼き物の道へ!働きながら絵付けへ挑戦!今度こそやりたいことができるのか?!ドラマの第7週「弟子にしてください」(11月11日~11月16日)のあらすじと見どころをご紹介、予告動画が番組公式サイトで公開中だ。



11月4日からの第6週は、実家の窮状を考え、荒木荘から信楽に戻ることになった。子供のころから働きづめで働いてきている喜美子がやっと手に入れた”美術学校”への夢をあきらめて信楽に帰る決意を伝えるシーンは視聴者もジーンとくるシーンとなった。そして、15歳から3年働いた荒木荘の面々の暖かい心に触れる週でもあった。特に大久保(三林京子)の喜美子を思う気持ちには心を打たれた。

高校3年となった信作(林遣都)は、モテモテの学生生活を送っていた。信作を演じる林遣都は、朝ドラは2作目。2016年度後半に放送された「べっぴんさん」では、ドラマー志望の青年・河合二郎を演じ、今回の「スカーレット」では喜美子の幼馴染役である。朝ドラの前番組となる「おはよう日本」に出演、朝ドラ好きの高瀬耕造アナウンサーは、林遣都と似ていると評判だが、11月6日の朝ドラ送りで「親近感がわく」といい、今度、信作がどんな仕事につくのかを楽しみにしていると語っていた。

11月11日からの第7週は、信楽に帰り、照子(大島優子)の実家の会社に勤め始めた喜美子が焼き物の世界へと足を踏み入れてゆく。美術学校への入学はかなわなかったが、焼き物の世界で絵付けの仕事をすることができれば、好きなことを仕事にできる。視聴者も喜美子の成功を応援している。

そして、NHKから追加キャストが発表になった。喜美子の長男・川原武志役として伊藤健太郎、喜美子の弟子・松永三津役として黒島結菜が出演する。伊藤と黒島は、NHKの「アシガール」で共演している。

■第6週ネタバレあらすじ
信楽の父・常治(北村一輝)から母のマツ(富田靖子)が倒れたという連絡が入り、大阪で働く喜美子(戸田恵梨香)は慌てて実家に戻ることになった。道中、幼なじみの信作(林遣都)が女子高生に囲まれる所に出くわすも、真相わからぬまますれ違う。実家に着くと、マツの倒れた話は常治の嘘だと判明する。しかし実際マツの体調が芳しくなく、思春期の直子(桜庭ななみ)の反発を受けての苦肉の策だった。さらに常治が荒木荘に喜美子が辞める連絡を勝手にとってしまった。常治は「もともと大阪になんか行きたくないって言ってたじゃないか」といって信楽にそのままいるように説得する。

喜美子の家では、喜美子の帰郷を聞きつけた仲間たちが集まって大宴会の騒ぎになって、常治はそのまま寝てしまった。喜美子の台所仕事の手際の良さに驚くマツに、喜美子は「仕事を投げ出すわけにはいかない」といい、ついでに美術学校のことを言おうとするが、マツは結婚の話と勘違いして、常治を起こして一緒に喜美子の話を聞く。それは大阪で働きながら、美術学校に行く夢だった。しかし川原家に響く不協和音を治める役目を喜美子に期待する常治は頑として認めない。喜美子も折れず、仲たがいしたまま翌日を迎える。再び大阪に戻るつもりで家を出た喜美子は道中、信作(林遣都)と出くわし、実家が借金だらけでマツの薬すら妹の百合子を病院に行かせ、子供ならつけでもしかたないと思わせてもらっている始末であることを聞いた。

喜美子は、妹の直子(桜庭ななみ)にも涙ながらに訴えられ、喜美子は大阪に戻る予定を取りやめて実家に戻る。マツから膨れあがった借金が途方もない金額になっていることを明かされ、喜美子はある決意で友人の照子(大島優子)を訪ねる。照子の実家の丸陶興業が好調で社員を募集していることを聞く。照子は今回こそは喜美子を雇うといい、早くもどってくるようにという。

一方、大阪では喜美子がもう戻らない電報を受け取った荒木荘の仲間が集まっていた。大久保(三林京子)は母親の具合が悪いなら仕方ないといって、さだに荷物を送る際にお給料も忘れずに送るようにと優しい言葉をかけていた。そんなところに喜美子が帰ってきた。喜んで出迎えた荒木荘の仲間たちに、喜美子は美術学校に通う夢を諦め、女中の仕事も辞め、実家に戻ることを告げる。

翌日、世話になった人たちに別れの挨拶をすますも、夢を応援してくれた新聞記者のちや子(水野美紀)には会えずじまい。喜美子は最近、ちや子が仕事を辞めて、自暴自棄になった話を聞き、ちや子に宛てた手紙を残す。数日後ちや子が受け取った手紙には、喜美子からの心がこもった文章がかかれていた。手紙に同封されていたお茶漬けの作り方を見ながら、ちや子は喜美子を思って涙する。

信楽に戻った喜美子は、常治と仲直りして川原家に久しぶりの平穏が訪れる。喜美子は反発する妹の直子をなだめつつ、実家の借金を返すため、地元で一番の陶芸会社で働き始める。仕事は社員食堂のお手伝いだ。大阪での仕事に比べてあまりにも簡単で、喜美子は物足りなさを感じてしまう。ある日、初めて見た絵付け火鉢に目を奪われ、立ち入り禁止の作業場に入ってしまった。絵付けの職員は「立入禁止だ」と喜美子を追い出す。

会社で見た火鉢の絵付け作業が忘れられない喜美子。社長令嬢の照子に頼み込み、立ち入り禁止の作業場に入らせてもらう。居合わせた幼なじみの信作と共に、絵付けの原画を眺めていると、職人たちが戻ってくる。喜美子は怒られるのを覚悟するが、職人たちは会社とケンカ別れして出て行ってしまう。帰り道、喜美子は悩んだ末、引き返す。照子に、絵付けの仕事につけるように父親に話してくれるようにと頼む。

そして翌日、会社には新たな絵付け職人(イッセー尾形)の姿があった。



■第7週(2019/11/11-11/16)あらすじ
■第37話(月)
火鉢の絵付けを学びたいと訴えた喜美子(戸田恵梨香)。翌朝、作業場に行くよう指示され、向かうと、見知らぬ男(イッセー尾形)に出くわして外に追い出される。聞けば、新しい絵付け職人で、深野心仙という高名な日本画家だという。喜美子は社長に伴われて深野に頼み込み、絵付けをやらせてもらう了承を得る。早速、見よう見まねで絵付けをやってみる喜美子だが。一方、父の常治(北村一輝)は飲み屋で喜美子の結婚相手を探して…

■第38話(火)
喜美子(戸田恵梨香)は火鉢の絵付けに没頭し、気がつけば夜に。慌てて家に帰った所、家族は父の常治(北村一輝)が大暴れした後始末の真っ最中。直子(桜庭ななみ)が酔った常治に物言いしたことが原因と聞き、喜美子は直子を慰めようと声をかけるが、直子は「みんな嫌い!」と言い放つ。翌朝、喜美子が向かった絵付けの作業場で予期せぬ事態が起こる。その頃、川原家には喜美子を訪ねて、元新聞記者のちや子(水野美紀)が来て…

■第39話(水)
火鉢の絵付けで一人前になるには、数年の修行が必要で、家族の世話や食堂の仕事で忙しい喜美子(戸田恵梨香)にはとても無理だと判明。喜美子がショックを受けて家に帰ると、大阪で世話になったちや子(水野美紀)が出迎える。ちや子は転職して雑誌記者になったと明かし、仕事ぶりをいきいきと話す姿に喜美子はやりたいことを諦めないといけない自分の境遇に涙が溢れる。一方、常治(北村一輝)は喜美子の見合い話を勝手に進めて…

■第40話(木)
照子(大島優子)に背中を押され、喜美子(戸田恵梨香)は集中する深野(イッセー尾形)の驚くべき姿を目撃。一方、喜美子の絵付けへの思いを知った母・マツ(富田靖子)は、喜美子が丸熊陶業で働きながら絵付けを学ぶ術を模索。週に一度、指導を受けられる会社を見つける。父・常治(北村一輝)の承諾を得ようと待ち構えていた所、常治が喜美子の見合い相手(石田明)を急に連れてくる。喜美子は気弱そうな男と結婚しろと言われ…

■第41話(金)
喜美子(戸田恵梨香)のお見合いが破談。さらに水を酒と偽り飲まされ、父・常治(北村一輝)が激怒。喜美子が火鉢の絵付けを学ぶ了承を得るのに失敗する。翌日、喜美子を後押しできず謝る母マツ(富田靖子)と、居合わせた妹たちに、喜美子は見ない方がいいと忠告されながらのぞき見た絵付け師・深野(イッセー尾形)の創作する様子と、秘められた半生を明かす。貧しい幼少期、従軍した戦争体験。喜美子はある決意を家族に告げる。

■第42話(土)
絵付けを満面の笑みで楽しむ深野(イッセー尾形)の姿に心打たれた喜美子(戸田恵梨香)は、深野の弟子になることを熱望。反対する父・常治(北村一輝)を改めて説得しようと考える。その頃、常治は飲み屋で偶然、深野と出会う。酔った深野が弟子入りを志願する喜美子の話題に触れ「すぐ諦めるだろう」とつぶやくと、常治は思わず「そんな根性なしちゃう!」と反論。深野を驚かす。翌朝、喜美子が常治に声をかけると意外な反応が…

【作】水橋文美江
【出演】戸田恵梨香、北村一輝、富田靖子、桜庭ななみ、福田麻由子、佐藤隆太、大島優子、林遣都、財前直見、マギー、水野美紀、溝端淳平他
【語り】中條誠子アナウンサー
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

「スカーレット」公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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