沢口靖子「科捜研の女19」第21話、ドクターK(西村まさ彦)が失敗しない男として登場!予告動画と第20話ネタバレあらすじ

2019年11月15日10時10分ドラマ
@テレビ朝日

沢口靖子主演の「科捜研の女season19」第21話は、ドクターXならぬ、ドクターK(西村まさ彦)が登場する!「失敗しない」ドクターKにかかった疑いをマリコが晴らす?!11月21日(木)夜8時よりテレビ朝日にて第21話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開中!見逃し配信は公式サイトやTVerなどにて、ビデオパスで見放題配信中。



11月14日放送の「科捜研の女season19」第20話の冒頭、パン工房での香りを、榊マリコ(沢口靖子)は「パン生地に熱が加わると表面にカラメル化反応とメイラード反応が生じることで起きる」と表現した。”焼けた香ばしいパンの香り”といわないところが科捜研の女・榊マリコらしい表現でドラマが幕開けした。ドラマ中盤に被害者の息子が”ばい菌”といじめられているところに現れたマリコは、小学生に向って「ばい菌とは何か?体の中には1000種類、100兆個の菌があるといわれている」と真面目に説明した。マリコらしいシーンが続出の第20話であった。

被害者はパン職人で天然酵母菌を扱い、前妻・登矢奈津(西尾まり)は納豆研究家で納豆菌を扱い、後妻・長内花野(大路恵美)はヨーグルト研究家で乳酸菌を扱う。主要人物がすべて”菌”に関連していた。証拠品のヨーグルト酵母を見ている宇佐美(風間トオル)が、証拠品を見つめるマリコと同じような目をしていた。そして、宇佐美とマリコは菌の状態がおかしいことに気が付く。科捜研の中でもマリコに最も理解のある宇佐美は、どんどん”マリコ化”してきているのか?

11月21日放送の第21話のゲストは、西村まさ彦、遊井亮子らだ。沢口靖子と西村まさ彦は、TBS系列の「警視庁機動捜査隊216」で長年共演している。”機捜”では刑事と記者という関係だ。「科捜研の女」では殺人の疑いのかかっている西村まさ彦の真実をマリコが暴く関係になるのか?ちなみに、西村は「ドクターX」ならぬ、「ドクターK」というおもちゃ博士で登場し、「私、失敗しないので」と言い放つようだ。

■前回(第20話)ネタバレあらすじ
パン工房で男の遺体が見つかり、榊マリコ(沢口靖子)ら科捜研の面々が臨場する。被害者はこのベーカリーの店主・長内保男(小川剛生)。後頭部に裂傷と陥没があり、作業台の角に本人の血痕が付着していたことから、そこに頭をぶつけたものとみられた。

第一発見者は保男の妻・長内花野(大路恵美)。ヨーグルト研究家で、パン発酵に使うヨーグルト酵母を届けに来て遺体を見つけたという。夫とその連れ子である翔(折原海晴)の3人で円満な家庭を築いていた花野は悲しみに暮れる。

犯人が証拠隠滅を図ったらしく証拠は極めて少なかったが、被害者が死亡する直前に焼いていたパンからは納豆菌が検出された。繁殖力が高く熱にも強い納豆菌は、酵母菌で生地を発酵させるパン作りの天敵だ。にもかかわらず、なぜベーカリーに持ち込まれたのか不審に思うマリコたち。

そんな折、被害者の前妻であり、納豆研究家として有名な登矢奈津(西尾まり)が京都に滞在中だと判明した。しかし奈津は、仕事上、保男のベーカリー2号店に関する電話はしたが、私的なつながりは一切断ち、離婚以降は全く会っていないと主張する。

一方、保男の店に務めるパン職人と販売員から、翔を実の子のように可愛がっていた花野が、前妻・奈津のことで保男ともめていたという証言がでた。ベーカリーにあってはならない納豆を何者かが持ち込んだ。それがどうしても気になるマリコは、科捜研のメンバーたちとともに、納豆菌がパンに入った理由を徹底的に検証する。

さらにヨーグルトの酵母菌からも、強力粉がまざっていることが分かった。これは、パン職人が作業をしたことを示している。花野が到着した時には長内は生きていたのでは?と花野につめよる土門とマリコだ。花野はパン工房に行った時間を遅らせて話していた。花野に真実を問うと、息子の翔宛に納豆が届いたといい、翔が奈津の納豆教室に行ったことがわかったという。それで長内を問い詰めるべく、納豆を持って12時に工房へ行ったという。口論になってしまい、納豆をたたきつけたという。そして15時に、仲直りするために再度工房へ向かったが、その時には殺されていたという。

マリコは花野の証言が正しいかを、実際に納豆を投げつけて、納豆菌がどこまで飛ぶかを実験する。しかし、想定通りには納豆菌は飛び散らない。

奈津は納豆教室から誤って納豆を送ってしまったことを長内に詫び、引き取りに行った。納豆菌が付着していないように、服を着替え、除菌していったが、14時にはすでに長内は死んでいたという。そして、自分が疑われないために除菌をしてまわったという。

そして、さらにパンからキノコの菌が見つかり、従業員の照屋が持ち込んだものだった。照屋はずっと2号店を任せるといわれていたのに、長内から2号店は花野に任せるといい、怒りを爆発させてしまい、突き飛ばしてしまったという。奈津を犯人にしたてるために納豆菌の入ったパンを焼いたのだった。

奈津は納豆を持ち込んだのを花野としって、花野に疑いがかからないように現場から納豆を持ち出したのだった。花野が逮捕でもされれば、翔から母親を取り上げてしまうと心配したのだった。そんな奈津の気持ちに、花野は涙した。



■第21話あらすじ
本城テック副社長の本城雄作(尾崎右宗)が自室で刺殺体として見つかった。雄作は鉄道玩具コレクターで、榊マリコ(沢口靖子)らが臨場したときも周回軌道を鉄道模型2台が走行していた。現場に凶器はなかったものの、被害者の血液が付着したおもちゃの車のタイヤが発見される。鉄道関連のおもちゃしかない部屋に、なぜそんな物があるのかと橋口呂太(渡部秀)は首を傾げる。

さらに走っていたおもちゃの電車1台は事件前日まで壊れて動かなかったという証言もあがり、その表面からは身元不明の指紋が検出された。誰かが修理し、その時に事件が起きたのか…!?

現場にあった微物の鑑定結果から、おもちゃをボランティアで修理してくれる、“おもちゃ診療所”の存在が浮かび上がる。さらに。現場にあったおもちゃのタイヤは、市内の宝飾店に勤務するジュエリーデザイナー・椎名小百合(遊井亮子)が息子のために、診療所の“ドクター”・久保井俊平(西村まさ彦)に修理を頼んだトラックの部品と判明。久保井は5年前まで本城テックの下請けをしていたが、雄作の気まぐれから契約を切られた事実も分かるが…!?

疑惑が久保井に集まる中、彼の直していたおもちゃをマリコが鑑定・解剖すると、新たな事実が分かって…!?おもちゃが語った衝撃の真相とは?

木曜ミステリー「科捜研の女season19」はテレビ朝日にて毎週木曜夜8時より放送。出演:沢口靖子/内藤剛志/若村麻由美/風間トオル/斉藤暁/渡部秀/山本ひかる/金田明夫/西田健/石井一彰/松澤一之/萩尾みどりほか。Twitter公式アカウントは「@kasouken_women」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「科捜研の女season19」番組公式サイト
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