「スカーレット」第10週「好きという気持ち」喜美子(戸田恵梨香)が陶芸に出会い心をときめかす!あらすじと予告動画

2019年11月30日10時45分ドラマ
@NHK

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」第10週目は、絵付け師としてやっと独り立ちした喜美子(戸田恵梨香)が、八郎(松下洸平)の陶芸を見てとりこに!陶芸家を目指して、一歩を踏み出す!そして八郎への恋心も?ドラマの第10週「好きという気持ち」(12月2日~12月7日)のあらすじと見どころをご紹介、予告動画が番組公式サイトで公開中だ。



11月25日からの第9週は、喜美子(戸田恵梨香)の周りの環境が変わる中、喜美子は絵付け師として一本立ちしてゆく姿が描かれた。第8週から喜美子が勤める丸熊陶業に転職してきた八郎(松下洸平)との出会い、交流を見て、喜美子の恋の相手になるのか?と想像をめぐらしている視聴者も多数いる。27日(水)に放送された第51話では、まさか喜美子に”壁ドン”をされる姿も反響を呼んだ。素朴なキャラクターを自然に演じて注目されている松下洸平は、1987年生まれで舞台やミュージカルを中心として活躍してきた。朝ドラは初出演となるが、身が引き締まる思いといい、「朝ドラを毎日楽しみにされている視聴者の皆様の期待を裏切らないよう、がんばります!!」と意欲を持って臨んでいるという。

喜美子の絵付けの師匠である深野(イッセー尾形)は信楽を後にする。11月8日の第37話から本格登場となり、喜美子が絵付けを教えてほしいというと「ええよ~」といい、視聴者をとりこにした。おおらかな人柄で大阪時代の女中の先輩・大久保(三林京子)と並び、喜美子のよき先輩としていろいろなことを教えてくれる人が去ってゆくが、次に喜美子に影響をあたえる人は誰がでてくるのか楽しみである。

12月2日からの第10週は、八郎の作る陶芸を見てその素晴らしさに目覚める喜美子の姿、そして八郎への恋心を募らせてゆく。また、東京で就職した直子(桜庭ななみ)の帰郷、草間(佐藤隆太)との懐かしい再会なども描かれる。直子が帰郷しなくてはいけなくなったわけや草間の再びの旅立ちなども楽しみとなる。第9週では、照子(大島優子)とのふれあいが描かれたが、第10週は互いに独身の信作や喜美子の結婚感についても描かれる。

■第9週ネタバレあらすじ
新入社員の八郎(松下洸平)から、絵付け師・深野(イッセー尾形)への告白を聞いた喜美子(戸田恵梨香)は、八郎がかつて持っていたという深野が描いた絵を、想像を膨らませて自分なりに描いてみる。翌日、描き上げた絵を手に、八郎の働く新商品開発室を訪ねる喜美子は八郎に絵を渡し、喜美子自身も不本意だった新聞記事に対するわだかまりも解けた。深野自身も八郎に絵を送っていたが、喜美子からも絵を受け取り八郎に笑顔が戻った。

そんなところに社長が急病で倒れたという知らせが入った。葬儀はうちうちで行われ、社長は照子(大島優子)の夫・利治(本田大輔)になった。喜美子は久しぶりに会えた照子を慰める。すると照子から妊娠を打ち明けられた。そして、新社長の方針で、会社の改革が予定されていると聞く。その影響は絵付け係にも及ぶと聞き、喜美子は気が気でない。

幼なじみ・信作(林遣都)のお見合い話も浮上していた。陽子(財前直見)がいい人がいないかと親戚をあたるというと、それを聞いて、常治(北村一輝)は喜美子にも見合いをさせたいと陽子に誰かいい人がいないかと頼んでいた。

喜美子は妹・百合子の進路相談に同席することになった。進学したい百合子の気持ちを知り、反対する常治の説得を試みる。しかし厳しい家計の内情と、丸熊陶業の改革に伴う、常治と喜美子の仕事の先行き不安を理由に、常治は百合子の願いを受け入れない。喜美子もマスコットガールなどと持ち上げられたが、実情は女性であることと中卒であることが響き、給料は安いのだった。そのことを先生の前で話さなくてはいけなくなってしまったことを百合子は喜美子に詫びるが、喜美子は気にしなくていいと言い、進学をあきらめようとしている百合子を不憫に思った。

会社へゆくと、八郎から絵付け師・深野が信楽を去ろうとしていることを聞いた。八郎からの話で、深野は長崎で若い絵付け師の弟子になるのだと聞く。まさかの事態に喜美子は動揺し、自分も会社を辞めて、深野の後を追うかと悩む。お給料が安くても耐えられたのは深野に対する尊敬があってこそだった。その後、深野本人から事の成り行きを聞かされ、二人の兄弟子たちは絵付けを教える先生になることになり、喜美子には信楽に残って絵付けを続けるように言う。喜美子は複雑な気持ちになる。

深野と兄弟子らとの事実上のお別れ会を終えて家に帰ると、父・常治と母・マツ(富田靖子)が待ち構え、常治から深野がクビになったのかと聞かれて喜美子は反発する。常治は好きなことで生きていける人間は少なく、自分の運送という仕事の厳しさも語り、そんなに好きなことを仕事にしている人がえらいなら、家を出ていけという。

火まつり本番の日。信作(林遣都)がカメラ片手に来て、神社に出発する前の喜美子と八郎と遭遇し、二人を見送る。夜が更けて、松明を担ぐ喜美子たちは山道を登り、喜美子はある決断をする。

火まつりを終え、深野が信楽を去る日に、喜美子は自分の今後について結論を出していた。それは丸熊陶業に残ることだ。さらに会社に残る唯一の絵付け師として、一人前として扱ってほしいと、昇給を会社に直談判する。おかげで妹・百合子の進学もかなった。

後日、喜美子がデザインした絵付け火鉢の試作品が完成し、感激した喜美子が試作品を抱えて歩いていると、八郎の作陶を初めて見て思わず見入ってしまった。

■第10週(2019/11/25-11/30)あらすじ
■第55話(月)
喜美子(戸田恵梨香)は初めてデザインした火鉢の試作品を八郎(松下洸平)に見せようと商品開発室を訪れる。すると八郎の作陶を目撃して驚く。八郎は社長の許しを得て、勤務時間の前後に陶芸の練習を重ねていた。目の当たりにした陶芸に心をひかれる喜美子。そして八郎の陶芸への思いを聞くと、喜美子の脳裏にある思い出が浮かぶ。その頃、川原家に信作(林遣都)が来て、「お見合い大作戦」なるイベントで喜美子の見合い相手を…

■第56話(火)
八郎(松下洸平)の作陶を見守りながら、胸の高まりを感じる喜美子(戸田恵梨香)。八郎から陶芸について教えてもらい、時間が経つのも忘れてしまう。帰り道、喜美子は信作(林遣都)と出くわし「お見合い大作戦」に誘われる。信楽の結婚適齢期の若者たちを集めた、言わば“合同見合い”で、喜美子の家族の了承も得ているという。さらに八郎も来ると聞いても喜美子は気が乗らない。一方、川原家では直子(桜庭ななみ)から電報が…

■第57話(水)
東京で働く直子(桜庭ななみ)から電報が届く。3通に渡る内容は切実なもので、喜美子(戸田恵梨香)や常治(北村一輝)は気が気でない。家族会議の結果、元・居候の草間(佐藤隆太)に頼んで、直子を連れ戻すことに。その後、喜美子は絵付けをしつつも、湧き上がる陶芸への思いを抑えきれない。八郎を訪ねて陶芸を学ばせてほしいと頼み込む。すると意外な答えが。一方、信作(林遣都)の実家が大がかりな改装中。まさかの商売を…

■第58話(木)
八郎(松下洸平)に陶芸を学びたいと頼む喜美子(戸田恵梨香)。断られても食い下がり、どうにか教えてもらえることに。話の流れで八郎の結婚観を聞かされ、喜美子は戸惑いつつも胸のときめきを感じる。一方、信作(林遣都)の実家は喫茶店を開業することになり忙しい。そこに直子(桜庭ななみ)を連れた草間(佐藤隆太)がやって来る。「信楽に帰りたい」と直子にせがまれ、同行して来たという。草間来訪の知らせはすぐに広まり…

■第59話(金)
草間(佐藤隆太)に連れられ、帰郷した直子(桜庭ななみ)。喜美子(戸田恵梨香)が事情を尋ねるも、直子は「男と女の痴情のもつれや」といら立ち、母マツ(富田靖子)にだけ真相を打ち明ける。その頃、常治(北村一輝)は草間を連れて飲み歩きの真っ最中。「台湾に行く」と明かされる。翌日、草間は喜美子の職場を訪ね、喜美子が初めてデザインした火鉢を目にする。そして自らの経験を踏まえたある助言を残し、再び旅立っていく。

■第60話(土)
八郎(松下洸平)から陶芸を本格的に教わり始めた喜美子(戸田恵梨香)。一つ一つの作業に夢中になって、のめり込む。作業しながら少しずつ互いを意識し始める2人。帰り際、喜美子が昔拾った信楽焼きのかけらを見に八郎が川原家を訪ねる約束をする。翌日、やって来た八郎を家族に紹介する喜美子。八郎の好青年ぶりに家族の反応は上々。だが「お見合い大作戦」に八郎が参加すると聞いた喜美子の心がざわめく。帰る八郎を追いかけ…

【作】水橋文美江
【出演】戸田恵梨香、北村一輝、富田靖子、桜庭ななみ、福田麻由子、大島優子、林遣都、財前直見、マギー、佐藤隆太、松下洸平 他
【語り】中條誠子アナウンサー
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

「スカーレット」公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
NHKPRサイト「スカーレット」関連動画・記事

【2019年秋ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】