朝ドラ「スカーレット」第12週「幸せへの大きな一歩」喜美子(戸田恵梨香)たちは結婚の条件をクリアする?!あらすじと予告動画

2019年12月14日09時30分ドラマ
@NHK

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」第12週目は、父・常治(北村一輝)が出した喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)の結婚の条件、展覧会での受賞はかなうのか?喜美子が作った陶器も売予想以上の評判に?!ドラマの第12週「幸せへの大きな一歩」(12月16日~12月21日)のあらすじと見どころをご紹介、予告動画が番組公式サイトで公開中だ。



12月9日からの第11週は、喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)のぎこちなく始まった恋に注目が集まると共に、喜美子の両親である常治(北村一輝)とマツ(富田靖子)のなれそめ、常治が喜美子を思う親心が描かれた。自分の意見はしっかりと伝える喜美子は初めていった八郎の部屋で「帰りたくない」といい、まじめな八郎が”一緒にいたいけど、それはできない”と悶々とする姿から始まった。そして、二人は一直線で結婚への道を進み始める。しかし、立ちはだかったのは、もちろん、父・常治だ。12日に放送された第64話で、「会社員ではだめなんですか」と、経済的な安定を八郎に求めるシーンは、親なら誰でも理解できる子供への思いを常治も打ち明けた。そして、マツのことも幸せにしたいのに、自分の力のなさで経済的に心配ばかりかけていると心のうちを吐露してしまう。いままで”ダメ親父”の印象が強かった常治だが、子供を思う気持ちは確かだった。

そして、第11週で注目を集めたのは、3女の百合子(福田麻由子)だ。末っ子で、誰からも好かれ、両親とも姉たちともうまくやっている大人しい印象だったが、第11週では、常治の態度に腹を立て、「多数決で決めようやぁ~」と言ったり、両親のなれそめを聞いて、「熱情が燃えたぎる?気色悪い」と思春期全開で常治にむかってゆくところなど、視聴者からも「可愛い」との声を集めた。

12月16日からの第12週は、常治が結婚の条件とした、陶芸展での受賞にむけて喜美子と八郎が協力する姿が描かれる。そして、結婚準備を着々と進める二人に初キスも!今までずっと家族のために働き続けてきた喜美子が幸せになることを祈る視聴者が安心できる結果になってほしいと願いながら見ることになる第12週だ。

■第11週ネタバレあらすじ
八郎(松下洸平)に精一杯の思いを伝えた喜美子(戸田恵梨香)。しかし抱きよせられたところを常治(北村一輝)に目撃され、怒った常治が八郎を殴り飛ばしてしまう。喜美子は懸命に八郎への思いや陶芸のことを説明しようとするが、常治はまともに話を聞いてくれない。

すると信作(林遣都)の手引きで、喜美子は八郎の住まいを訪ねることになった。真面目な八郎は照れ隠しで、陶芸の話をして話題をすり替えようとするも結局、喜美子のペースは変わらず、二人は互いの気持ちを確かめ合うことになる。二人の交際の噂は会社内にも広まり、照子(大島優子)が喜美子の元に駆け込んでくる。

一方、信作(林遣都)が企画した「お見合い大作戦」が開催。男性陣の思惑が次々に外れる中、信作に女性がすり寄ってきていた。信作は、企画した自分だけが付き合うことはできないと断るが、女性は積極的だった。

結婚を約束した喜美子と八郎だった。交際の挨拶で八郎が川原家を訪ね、常治に頭を下げるが常治はまともに取り合わない。八郎はその都度出直して来るも、ついには約束をすっぽかされる始末だ。温厚な八郎はめげずに前向きだが、百合子(福田麻由子)とマツ(富田靖子)が常治の態度に怒り出す。百合子は「もう多数決で決めよう」と言い出す始末だが、喜美子は常治にちゃんと許してほしいと思う。

一方、会社では身重の照子が喜美子を訪ねる。交際の進展を聞こうとするが、突然産気づいてしまった。喜美子は、照子のお産に立ち会っているため、家にかえることができない。そんな喜美子を心配して、家では常治がイライラしていた。話の流れで常治とマツの馴れ初め、駆け落ちしたことが蒸し返されると、思春期の百合子は常治に嫌悪感を抱いてしまう。

そんな中、喜美子が八郎に付き添われ帰宅する。久しぶりに対面する八郎と常治。八郎は帰ろうとするが常治が呼び止める。ついに八郎が喜美子との結婚の許しを乞う挨拶の続きをすると、常治は、八郎に、自分がマツたちにしたような経済的な負担を喜美子にかけてほしくないと訴える。そのために、八郎が陶芸家になる夢を捨てて、丸熊陶業の社員として働き続けることが条件だという。八郎は承諾するも、納得できない喜美子が常治に反論する。もう、八郎と二人で夢を見始めているというが、八郎は「お父さんの気持ちもわかる」という。そして家族を巻き込んだ口論に発展する。すると八郎は陶芸展に入賞した先輩が高額の焼き物を作っている話をする。高額なのは人の心が動くからだといい、自分も人の心を動かすようなことをしたいという。陶芸展に出品して賞をとること、川原家に入ることを条件として常治を納得させることに成功した。喜美子と八郎の二人三脚の挑戦が始まる。

結婚への条件、八郎の陶芸展での受賞を叶えるため、喜美子は八郎を支えながら陶芸練習に勤しむ。だが作品作りは思うようにいかず、出品期限が近づく。喜美子は八郎を気分転換に信作(林遣都)の実家で、開店間近のカフェに誘う。すると信作が見知らぬ女性と一緒にいるところを目撃してしまう。女性はお見合い大作戦で知り合った女性だ。信作は消極的だが、女性は気にせずに訪ねてきていた。さらに珈琲茶碗作りを頼まれる。八郎に負担をかけることになり、悩んだ喜美子は断ろうとするが、八郎は「茶碗が気に入った」という信作たちのことばに救われたといい、茶碗作りを引き受けた。

■第12週(2019/12/16-12/21)あらすじ
■第67話(月)
正月、川原家に東京で働く直子(桜庭ななみ)が帰ってくる。だが喜美子(戸田恵梨香)は久しぶりの再会もそこそこに、陶芸展に出品する作品作りに励む八郎(松下洸平)を手伝うため会社へ。陶芸展での八郎の入選が、常治(北村一輝)の出した結婚を認める条件。しかし期限が迫る中、八郎の創作は思うようにはかどらない。そんな中、大野(マギー)から珈琲茶碗の制作を頼まれてしまう。心配する喜美子は代わりに作ると言い出して…

■第68話(火)
喜美子(戸田恵梨香)は八郎(松下洸平)の珈琲茶碗作りを手伝いたいと、涙ながらに訴える。結婚に向けた試練を二人で乗り越えたいという喜美子の願いを八郎は受け入れ、茶碗の半分を喜美子に任せて、自分は陶芸展の作品作りに集中することに。喜美子は早速、茶碗を作り始める。出足は好調だが、すぐ壁にぶつかり悪戦苦闘。深夜になっても終わらない。心配した常治(北村一輝)がマツ(富田靖子)に様子を見に行かせたところ…

■第69話(水)
徹夜で10個の珈琲茶碗を作り上げた喜美子(戸田恵梨香)。初めての作陶に喜びを覚える喜美子は、八郎(松下洸平)が作った分と併せて仕上げの作業を進め、最後の工程に入る。無事、茶碗が焼き上がるよう祈りつつ、完成を待つことに。肝心な陶芸展へ向けた作品作りはまだこれからだが、二人は結婚後の想像を膨らませる。手にしたノートに将来の夢を次々書き込んで、語り合っていると、「初めてのキスはいつ?」と八郎が言い出し…

■第70話(木)
初キスした喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)は結婚に向かってまい進。それぞれ10個ずつ作った珈琲茶碗を納品し、喜美子は自分の陶芸作品が売れたことに喜びを爆発させる。陶芸展に出品する八郎の作品も完成。喜美子は二人の結婚条件の入賞は間違いないと確信し、結婚後の生活に思いを巡らせる。その様子を眺める常治(北村一輝)にはある秘密の計画が。一方、信作(林遣都)と照子(大島優子)が喜美子を訪ねてきて…

■第71話(金)
喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)の結婚をかけた陶芸展の結果発表直前、川原家では喜美子と八郎が暮らす部屋が増築される。常治(北村一輝)も口では反対しているが内心、喜美子と八郎の幸せを願っている。そして朗報が。照子(大島優子)が八郎の入選を告げる。その知らせは信楽中に広まり、祝福の声が次々に届く。喜美子と八郎の結婚準備も始まり、信楽にある人物が訪れることに。一方、喜美子に意外なオファーが届く。

■第72話(土)
喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)の結婚を記念して家族写真を撮ることに。ところが撮影直前、晴着姿の喜美子が電話で呼び出される。あぜんとする家族を残して、家を飛び出していく喜美子。向かったのは信作(林遣都)の実家のカフェ。客のひろ恵(紺野まひる)が喜美子の作った珈琲茶碗を気に入り大量の注文をしたいと頼まれる。喜美子は未熟な陶芸技術に自信を持てず、ちゅうちょする。すると同行した八郎がある宣言をする

【作】水橋文美江
【出演】戸田恵梨香、北村一輝、富田靖子、桜庭ななみ、福田麻由子、大島優子、林遣都、財前直見、マギー、イッセー尾形、松下洸平 他
【語り】中條誠子アナウンサー
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

「スカーレット」公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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