【2020冬ドラマ】NHK総合18日 柄本佑主演「心の傷を癒すということ」第1話あらすじと予告動画

2020年01月17日08時00分ドラマ
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阪神・淡路大震災から25年、当時被災者の心のケアに奮闘した精神科医・安克昌医師をモデルにしたドラマを放送!日本におけるPTSD研究の先駆者となった安医師役を柄本佑が熱演!NHK総合18日(土)夜9時より土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」第1話(全4話)を放送、予告動画は番組公式サイトで公開されている。



今から25年前、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災。犠牲者は6,434人に達するほどの大震災で、甚大な被害にあった被災地の模様は、全世界に衝撃を与えた。

この震災による被災者の心のケアに奮闘した医師・安克昌氏は、精神医療活動をまとめた著書『心の傷を癒すということ』(作品社1996)を刊行し、第18回サントリー学芸賞を受賞した。同書は2001年、角川ソフィア文庫で復刊。さらに『増補改訂版 心の傷を癒すといこと 大震災精神医療の臨床報告』(作品社2011)として刊行された。

阪神・淡路大震災から25年経った2020年、安氏の著作を原案にドラマが放送。さらに昨年12月には作品社より『真増補版』として2度目の復刊を果たした。

ドラマ「心の傷を癒すということ」のモデルとなった安克昌医師は、2000年、39歳という若さで早逝。自身の著作がこれほど長く人々に読み継がれ、ドラマ化されたと知ったら、さぞお喜びだったことだろう。

ドラマでは主人公・安和隆役に柄本佑。妻・終子役に尾野真千子。和隆の親友・湯浅役に濱田岳。和隆の父役に石橋凌、母役にキムラ緑子、兄・智明役にはNHKドラマ初出演となる森山直太朗が出演する。

■第1話「神戸、青春の街」あらすじ
ジャズピアノと読書を愛する安和隆(柄本佑)は、幼いころ、両親が韓国生まれと知って以降、自分のアイデンティティーを模索していた。やがて親友の湯浅(濱田岳)とともに医学部に進学する。

そんな中、ある映画をきっかけに出会った終子(尾野真千子)と恋に落ちる和隆。大学では精神科医の永野教授(近藤正臣)に師事し精神科の道を志すのだが、父・哲圭(石橋凌)から猛反対されてしまう。

そして1995年1月17日、和隆が住む神戸に大震災が発生する。

NHK総合1月18日(土)夜9時より土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」第1話(全4話)を放送。BS4K 18日(土)午後9時より放送(第2話以降、BS4Kで毎週水曜夜先行放送)。原案:安克昌著『心の傷を癒すということ』(作品社)。出演:柄本佑/尾野真千子/濱田岳/森山直太朗/石橋凌/キムラ緑子/近藤正臣ほか。予告動画は番組公式サイトで公開されている。

NHK総合 土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」番組公式サイト

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