「スカーレット」第17週「涙のち晴れ」戸田恵梨香の元を松下洸平が出てゆく!16週ネタバレあらすじと予告動画

2020年01月25日08時45分ドラマ
@NHK

朝ドラ「スカーレット」第17週は、穴窯に夢中になる喜美子(戸田恵梨香)と、金銭的なことも考えて反対を始めた八郎(松下洸平)!二人の距離がどんどんと離れてゆく!二人の行く末は?!ドラマの第17週「涙のち晴れ」(1月27日~2月1日)のあらすじと見どころをご紹介、予告動画が番組公式サイトで公開中だ。



1月20日から放送された第16週の初めは、喜美子(戸田恵梨香)、照子(大島優子)、信作(林遣都)の3人の幼馴染のわちゃわちゃを懐かしく映った。信作が結婚するのはわかっているものの、まだ、相手が喜美子の妹・百合子(福田麻由子)だとわからずに祝福しているのも話題を集めたシーンであった。

その信作が百合子に思いを実家のカフェ・サニーで打ち明ける。優柔不断な性格の信作がちゃんとプロポーズできるのか?と何週もやきもきさせられたが、第92話でやっと思いを打ち明けられ、視聴者もほっとした。林遣都は、「べっぴんさん」では渋い大人の男を演じていたが、「スカーレット」では弱気な男性を演じて評価を上げている。第94話では、固定電話で話をする百合子と信作にむかって、マツ(富田靖子)が「電話はあけすけでアカンな。お母ちゃんの時は恋文や」といって、常治との恋の話を始める。今では固定電話を使って恋人同士が話すことも珍しいが、電話のない時代の話は更に二人の気持ちを伝えあうのが難しかったであろう。

第96話で、八郎(松下洸平)を思う三津(黒島結菜)の気持ちがもれでてしまった。眠っている八郎にむかい、顔を近づける。三津も寝ている時に、八郎と三津が寄り添って寝ていることを喜美子がみていることもしらず、思いが募ってしまった。第17週では、そんな三津の思いがどうなるのか?

1月27日から始まる第17週は、喜美子の穴窯での作品つくりの失敗と成功が話の軸となる。予告を見ると、八郎が武志を連れてでていってしまうと…。猪突猛進の喜美子が穴窯での作品つくりに没頭し、自分の好みの色、”スカーレット”色がだせるのか?また、17週後半は大阪が舞台となり、ちや子(水野美紀)、雄太郎(木本武宏)そして、大久保(三林京子)など、懐かしい面々も登場する。

そして、3月上旬・第22週から、稲垣吾郎が出演することが正式に発表された。稲垣にとって朝ドラは、30年ぶりというから驚きである。役は、息子の武志が病気になった際の主治医となり、喜美子や武志の支えになる穏やかな役柄となる。稲垣は出演決定について「30年ぶりとなり、大変感慨深い」とコメントを発表している。

■第16週ネタバレあらすじ
八郎(松下洸平)が個展の下見のために東京に行っている間、作陶に精を出す喜美子(戸田恵梨香)。三津(黒島結菜)と談笑していると照子(大島優子)が深刻な顔でやってくる。さらに信作(林遣都)も駆けつけ、久しぶりに幼なじみ三人で一晩過ごすことになった。照子は4人の子供がいるが、年に一度くらい”母”をさぼりたくなると家出をして喜美子のところに来るのだった。話題は照子の離婚危機から、信作の結婚予定などさまざま。今だから言える本音が次々飛び出す。童心に返った時間の中で喜美子は大阪に行く前に拾った信楽焼のカケラを思い出し、照子や信作に見せる。朝起きると、信作は一足先に帰って行っていた。照子と信作を見送った喜美子は、信楽焼のカケラの話を胸に小皿作りを再開して集中する。

一方、信作は喜美子や照子からのアドバイスを思い出し、百合子(福田麻由子)に電話をかける。普段と違う信作の行動に違和感を覚える百合子。不安な気持ちを三津(黒島結菜)に伝えつつ、信作の家に向かう。信作の声のトーンから、自分たちの結婚話がなくなってしまうと思って疑心暗鬼の百合子に信作がきちんと「結婚しよう」と話した。驚きと喜びでいっぱいの百合子は三津に「誰かいい人いないの?」と無邪気に聞く。八郎のことを思っているが、口に出すことができない三津は「修行に来てるんですよ」と返した。

東京に行っていた八郎が信楽に帰ってきた。喜美子は八郎に呼び出され喫茶店でジョージ富士川(西川貴教)と再会する。ジョージは川原家にやってきて喜美子が拾った信楽焼の古いカケラに興味を示す。そして、カケラの色は、薪の炎と灰によってできたものだという。

ジョージが帰った後、三津が八郎の帰宅を喜び盛り上がる。その夜、喜美子は八郎に結婚ノートに書いた次も目標を打ち明ける。それは、新しい作品を作り、賞を受賞することだ。八郎は応援するといい、今後は自分が和食器セットを作るので、芸術的なことは喜美子にまかすといいだした。

しかし翌日思わぬトラブルが発生してしまう。かわはら工房の電気窯が故障してしまったのだ。喜美子が作陶した大量の小皿は期日に間に合わせねばならず、照子の好意で丸熊陶業の窯で焼いてもらうことになり、なんとか注文をこなすことができた。八郎は信楽焼のカケラの色を出したいと願う喜美子に穴窯を提案する。昔、慶野川(村上ショージ)が穴窯で焼き物を焼いていたことがわかるが、慶野川はすでに亡くなっていたため、息子に設計図などを持ってきてもらった。しかし、穴窯には莫大な費用がかかることもわかった。費用のことを考えると、躊躇してしまうが、八郎をはじめ、家族が後押しをする。しかし、帰ってきた直子は、母親のへそくりを使うことを反対して家を出て行ってしまう。が、ほんの30秒で帰ってくると、楽しそうに穴窯つくりの話に参加する。

なかなか喜美子のところに百合子との結婚の挨拶に行けないでいた信作が、ついにやってこようとするが、役所からスキップして帰る途中で怪我をしてしまっていた。

喜美子と八郎の穴窯がついに完成した。照子ら仲間たちも駆けつけ、お祝いする。そして穴窯で初めての火入れをする。試算の結果、目標温度を決めて3日間火を燃やし続けることに決める。喜美子は薪入れを1人でやるというが、八郎が反対し、三津を含めて3人でやることにした。火入れが始まり、喜美子たちは懸命に薪を投げ入れ続けるが、3日を過ぎても目標温度には届かない。焦る喜美子は、八郎に相談しようと工房にはいる。すると、そこには寄り添って眠る八郎と三津の姿があった。喜美子は一人、薪を炊き続ける。

■第17週あらすじ
■第97話(月)
喜美子(戸田恵梨香)は、寄り添って眠る八郎(松下洸平)と三津(黒島結菜)を見て動揺する。しかし穴窯の炎に立ち戻り懸命に窯焚(た)きを続け、どうにか窯の温度が目標に到達。後は冷えるのを待つことに。一段落した喜美子の元に直子(桜庭ななみ)の恋人・鮫島(正門良規)が訪ねてくる。鮫島は直子にプロポーズを断られたと明かし、直子が突きつけた結婚条件に喜美子は驚く。一方、八郎への思いがつのる三津が耐えきれずに…

■第98話(火)
喜美子(戸田恵梨香)の初めての窯焚(た)きは思うような焼き色が出ずに失敗。喜美子は原因を調べ、目標温度に到達するのが遅かったからだと分析。再度、前回以上の費用をかけて、窯焚きをしたいと八郎(松下洸平)に相談する。周囲から喜美子の穴窯を止めるよう説得された八郎は、喜美子にまずは陶芸展で入賞して陶芸家としての地位を確立するように強く勧めるも、喜美子は受け入れない。そうして挑んだ二回目の窯焚きの結果は…

■第99話(水)
二回目の窯焚(た)きも失敗。喜美子(戸田恵梨香)は諦めずに三回目に向けて改善点を考えるが、八郎(松下洸平)は経済的な負担を理由に穴窯を中断するよう告げる。だが喜美子は穴窯への思いを断ち切れない。二人のやりとりを知らないマツ(富田靖子)が窯焚きの費用を捻出するため内職を始めたり、信作(林遣都)が手伝いを買って出たりと、周囲は喜美子を応援する。そんな中、百合子(福田麻由子)はついに信作(林遣都)と…

■第100話(木)
八郎(松下洸平)の反対を押し切って、喜美子(戸田恵梨香)は三回目の窯焚(た)きの準備を始める。あきれた八郎は武志を連れて家を出る。照子(大島優子)が押しかけ、喜美子を叱りつけるも、炎にひかれた喜美子の意志は変わらない。見守るマツ(富田靖子)や百合子(福田麻由子)の気持ちも複雑。喜美子は二回の失敗を踏まえ修正点を見いだしどうにか窯焚きにこぎ着ける。だが二週間後、三度失敗。ショックを隠せない喜美子は…

■第101話(金)
三度目の窯焚き失敗でショックを受ける喜美子(戸田恵梨香)は百合子(福田麻由子)の気遣いで、武志を連れて大阪へ気分転換に出かける。一通り観光した後、訪ねたのはちや子(水野美紀)の事務所。ちや子は働く女性の待遇改善を訴える地域活動を手伝っているという。喜美子はちや子に勧められるままラジオをつけてみると、意外な声が。一方、信楽では八郎(松下洸平)が荷物を取りに、川原家に戻る。マツ(富田靖子)が八郎に…

■第102話(土)
ちや子(水野美紀)の事務所を訪ねた喜美子(戸田恵梨香)。ラジオから流れてきたのは雄太郎(木本武宏)の歌声だった。元々、映画俳優を目指していた雄太郎は、かつて喜美子から提案された「信楽太郎」の芸名で歌手に転向し、地道に活動を続けて成功を掴んでいた。雄太郎の歌に自分の人生を重ねる喜美子。八郎(松下洸平)への思いが溢れ涙が…。そんな喜美子を応援しようと、大久保(三林京子)ら懐かしい仲間が訪ねてくる。

【作】水橋文美江
【出演】戸田恵梨香、松下洸平、富田靖子、桜庭ななみ、福田麻由子、大島優子、林遣都、財前直見、マギー、黒島結菜 他
【語り】中條誠子アナウンサー
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

「スカーレット」公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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