【新作韓ドラ】「検事内伝」でイ・ソンギュンが平凡な地方検事に!予告動画で先取り

2020年01月26日14時30分ドラマ
©JTBC

韓国で話題となっているイ・ソンギュン×チョン・リョウォン主演の最新韓国ドラマ「検事内伝」をご紹介!1月現在韓国にて放送中で、予告動画は公式HPやYouTubeにて公開中だ。

「検事内伝」は、2019年12月〜韓国のJTBCにて放送スタートした、地味で平凡なサラリーマン検事たちを描いたリアルオフィスドラマ。検事ドラマといえば、凶悪な犯罪事件を華麗に解決する主人公が描かれることが大半である一方、本作品にそのような華やかさは一切ない。これまで我々が様々なドラマで見てきた、ごく一部の華やかな検事たちの陰に隠れ、日の目を浴びることがなかった大半の検事たちのリアルな姿が描かれた作品だ。ベストセラーとなり注目を浴びたキム・ウン検事のエッセイが原作となり、現在韓国では視聴者の共感を呼び話題を呼んでいる。



舞台は出世街道からは外れた地方都市のジニョン支庁、刑事2部。 "明日も今日と同じようにせよ”がモットーの'生活密着型検事’、主人公のイ・ソンウンを演じるのは、「今週、妻が浮気します」 や「パスタ〜恋が出来るまで〜」「コーヒープリンス1号店」などに出演し、渋い声が魅力的な人気俳優イ・ソンギュン。彼は前作「マイ・ディア・ミスター〜わたしのおじさん〜」では地味で哀愁漂うサラリーマンを演じたが、今作でまた違ったサラリーマン姿を見せる。

そして「油っこいロマンス」のチョン・リョウォンが、「魔女の法廷」に続いて検事役を再演。今度は、ソウルからジニョン支庁刑事2部に赴任してきたエリート検事チャ・ミョンジュを演じる。彼女の赴任によって、和気藹々とした雰囲気の刑事2部では様々な問題が起き始める。

その他の刑事2部メンバーは、主人公の先輩ホン・ジョンハクを演じるキム・グァンギュ(本作品で見慣れない髪型にびっくりとするが、このドラマでいい味を出している)、 子育てとの両立に苦労しながらも必死に働くオ・ユンジン(イ・サンヒ扮)、仕事よりもSNS投稿に命をかけ、定時で終わらせ女性とのデートに勤しむザ・イマドキの若者、キム・ジョンウ(チョン・ソンウ扮 )、そして彼らを纏めるチョ・ミンホ部長(イ・ソンジェ扮)。このように個性あふれるメンバー達がドラマをより一層盛り上げる。

メインポスターではジニョン支庁へようこそ!と、書かれた看板の下で刑事2部のメンバーが立っている。チョ・ミンホ部長が笑顔で手を広げており、チャ・ミョンジュもきっちりとした佇まいで写っているが、それ以外のメンバーは皆なんだが笑顔がぎこちなく、不自然な佇まい。一体どんな展開が待ち受けるのか、思わず気になってしまうポスターだ。


そして現在公開中の予告動画でも、これまでの検事ドラマのような緊迫感溢れる、映画のような迫力などはまるで感じられず、ゆるい空気が漂っている。くすっと笑えるくだらないことばかりで、「私たちも、検事も、人間ですから」のキャッチコピー通り、平凡な検事たちの日常が垣間見れるドラマだ。


年次によって会議の座席が変わったり、上司に「忖度」する姿など、サラリーマンあるあるの連発に思わず共感する人も多いはず。特に主人公二人の微妙な関係には注目だ。


また食事シーンでは皆がおいしそうに食べる姿が見られ、人気ドラマ「ゴハン行こうよ」シリーズを彷彿とさせる。ふと、これはモッパン(韓国語で「食べる」+「放送」という意味)ドラマだっけ?と思ってしまうほどのクオリティで、韓国料理が食べたくてたまらなくなるだろう。

そんな中で、担当事件に関連して登場人物たちが抱える個々人の事情が徐々に明らかになっていく。彼らがそれぞれ悩みなどを抱えながら必死に働く姿を見ていると、彼ら検事も私たちと変わらない普通の人間だということに親近感が湧いてくる。笑いあり、涙ありのヒューマンドラマで、韓国で視聴者達からの共感を呼んでいるというのも納得だ。現在韓国で放送中であり、今度どのような展開が待ち受けているのか?最新ドラマ「検事内伝」、是非とも注目していただきたい。

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