韓国映画「Timeless」ケイン・コスギ、武術監督と険悪の仲?真相は撮影現場映像で。

2009年11月05日12時21分映画
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日本のアクションスター、ケイン・コスギが韓国映画に出演し、韓国を代表する武術監督のチョン・ドゥホンと睨みあい火花を散らす、なんともヤバイ雰囲気の映画撮影現場の動画がNAVERビデオで公開された。公開された映像にはケインと韓国側のスタッフとの顔合わせから、撮影現場までが収録されている。主演を演じるケインは何が気に入らないのか、終始不機嫌。そんなケインにチョン・ドゥホン、アクション監督は怒り心頭の様子。一発触発の二人には、過去に何かあったらしい。
不協和音の中進行される撮影現場で事故が起きた! 高所で繰り広げられるアクションシーンで、ケインが誤ってスタントマンを突き落としてしまい、スタントが大怪我を追ってしまったのだ……。

もちろん、スタントマンの怪我も心配だが、何よりケインの傲慢な態度が気になる。日本で活躍する、強くて優しい“ファイト、イッパーツ!”のケインとはあまりにも大きくかけ離れた彼の姿に、ショックを受けたファンもいるのでは? でも、ご安心あれ。公開されているドキュメンタリータッチの映像が、そのまま映画なのだ。

今回の映画は、リュウ・スンワン監督の短編映画「Timeless」で、スタントマンの人生を通じて、時間が経っても変わらない価値を描いた作品。ドキュメンタリー形式の独特の表現技法で、まるで、撮影の舞台裏を盗み見したような不思議な感覚に陥る見事なアクション映画に仕上がっている。ケイン・コスギとツートップで主演を務めるアクション監督役のチョン・ドゥホンは、現実でも韓国を代表するアクション監督として有名で、今作では、アクション監督自らが俳優として3年ぶりにリュウ・スンワン監督のカメラの前に立った。

ケイン・コスギの父は、アメリカで一世を風靡したハリウッドのアクションスター、ショー・コスギ。その遺伝子を受け継いだ生まれついてのアクションスター、ケイン・コスギの演技とアクションが、韓国でどう評価されるのか気になるところだ。
11月4日ににはマスコミ向けの試写会が開かれた。

NAVERビデオ「Timeless」