沢口靖子「科捜研の女19」第30話、節約家親子の確執は一体何?今度は節約ネタ!第29話ネタバレあらすじと予告動画

2020年02月07日09時06分ドラマ
@テレビ朝日

沢口靖子主演の「科捜研の女season19」第30話は、節約達人ブログを書いていた主婦が殺される!容疑のかかった親子は20年前からなにか確執がある!マリコたちが科学でそれを突き止める!2月13日(木)夜8時よりテレビ朝日にて第30話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開中!見逃し配信は公式サイトやTVerなどにて、ビデオパスで見放題配信中だ。



2月6日放送の第29話は、足跡によって犯人を特定した。犯人を特定するものはいろいろあるが、今回は素足の足跡だった。一般に知られている指紋、声紋、DNA鑑定などのほかに、手のひらで判断する掌紋、第29話で使われた足紋、それ以外にも唇の模様、耳の形も個人の特定に使用される。ほかにも歩き方で判定する歩行認証などもある。「科捜研の女」シリーズでも沢山の手法がでているが、最新の技術がドラマの中にはいっているので、操作方法にも目を向けたい。

20年前に殺された被害者は陸上に人生をかけていたが、病気によってその道を閉ざされた。そんな息子に母親がエールを込めて贈ったたすきが、20年の年月を経て、そのたすきが犯罪者の特定に役に立った。話を聞きながらマリコ(沢口靖子)も涙ぐんだが、見ている視聴者もその話には心を打たれた。

そして、2月13日放送の第30話は、節約ブログを書いている女性の殺人事件だ。そのブロガーは”ビジネス節約家”であり、ゴーストの存在が判明する。その親子、園田逸子(松岡依都美)と園田志乃(筒井真理子)には20年前からの確執が発覚する。親子の確執とは一体何なのか?本当の節約家である逸子が「殺人なんてお金のかかることはしない」という驚きの発言や、娘に殺人の罪をきせそうとした母、そしてドラマ内にでてくる節約術など、第30話にも興味が尽きない。

■前回(第29話)ネタバレあらすじ
スーパー銭湯アイドル・十文字政宗(柏原収史)の楽屋で白骨化した頭蓋骨が見つかった!榊マリコ(沢口靖子)と涌田亜美(山本ひかる)が臨場した。頭蓋骨は成人男性のもので他の部位の骨も見つかる。刃物で傷ついた骨もあり、殺害が疑われる状況だが、DNAデータベースに該当者はいなかった。

18年前に歌手デビューし、すぐに表舞台から姿を消した十文字。3年前からアルバイトをしている銭湯でまた歌い始め、人気者になったが、それまでの足取りは不明だった。骨と共に2人の男が映る不鮮明な写真も見つかり、うち1人は十文字と顔の特徴が一致し、謎多き歌手には濃厚な嫌疑がかけられる。白骨化した男性には、通常12対の肋骨が13対あるという特徴があることがわかり、さらに外科手術痕を手掛かりに、風丘早月(若村麻由美)が身元を調査する。

一方、マリコら科捜研メンバーは骨を持ち込んだ人物を突き止めるため、楽屋から検出された女性の“素足痕”を元に、なんと十文字のステージを見に集まった女性客全員から足裏の痕を採取する。だが堀之内希和(左時枝)がその場から逃げてしまった。

マリコらは希和を追い、自宅を訪ねて風呂場から素足痕を採取するものの、本人は依然、行方不明のままだ。さらに白骨の身元は14年もの間、音信を絶っていた希和の息子、堀之内寛太郎(西尾塁)だという驚がくの事実も判明する。陸上選手だった寛太郎は病気で陸上ができなくなりあれた生活を送り、闇金のとりたてなどをやっていた。

十文字は、歌手として成功できず、その後出して店に失敗し、借金を抱えていた。取り立てにやってきた寛太郎と知り合い、寛太郎を手伝うことになった。そのことを土門薫(内藤剛志)が厳しく追及するのだが、十文字は「ランランラン走れ♪」などと取調室で歌いだし、捜査に応じない。

マリコたちは十文字と寛太郎の写真が撮られた写真の場所を見つけ出し、中に入ると、そこには、残りの骨と大量の血痕が見つかった。残りの骨を調べると、寛太郎のものであったことがわかり、十文字にそのことを問い詰めると「誰かが俺を罠にはめようとしている」と叫んだ。

希和が見つかった。十文字の部屋にはいったことが見つかると、仲良くしている人に迷惑がかかると思ったといい、部屋に入ったのも、十文字が持っていたたすきがみたかっただけだという。そのたすきが希和が陸上をあきらめた寛太郎に作ったものに似ていたので確認したのだという。しかし、たすきがみつからなかったという。慌てていた時に座布団にスープをこぼしてしまったので、座布団をもちだしたという。その話をきいてマリコは座布団の鑑定を始めた。

座布団からでてきた足紋は、希和が店をまかせている姪の夫・紀彦だった。20年前に偶然寛太郎をみかけた紀彦は、寛太郎と十文字がいるところを写真にとった。紀彦は闇賭博で大損をしていた。金を貸してもらおうとしたが、それを断られると、寛太郎を殺してしまった。寛太郎の金を使って闇賭博との関連をきり、仕事をするようになった。ずっと隠していたが、店を改装して二世帯住宅にする話について、希和が「寛太郎が帰ってから」というので、寛太郎がすでに死んでいることを知らせようとして、骨を楽屋にもっていったという。

十文字は、寛太郎との付き合いがばれるとレコード会社との契約ができないと寛太郎とのことを隠していた。希和はそんな風に思われるまで息子が落ちていたのかと悲しむと、マリコは「寛太郎は十文字のことを助けていた」と教える。寛太郎は十文字の借金を終わりにし、自分が母親からもらったたすきを十文字に渡して、「自分の道でがんばれ」と送り出してくれたのだったとわかった。



■第30話あらすじ
公園で女性の殺害遺体が発見され、榊マリコ(沢口靖子)らが臨場。状況から殺害現場は他の場所と考えられた。被害者はブログで人気を誇る“節約の達人”柴崎佐江(菊地美香)だと判明。だが実は贅沢が大好きな佐江は、儲けるためにブログを書いていた“ビジネス節約家”であり、節約情報を提供していた“ゴースト”の存在も浮上する。

一昨日、夫婦喧嘩をし、家を出て行ったきりだという被害者。直接の死因は、後頭部を鈍器で殴られたことだが、背中や両腕にも亡くなった後についた奇妙な線があった。胃にはパン、卵、タマネギ、牛脂、胡椒が残っており、節約料理と見られたが、何の料理かまでは不明だった。遺留品の指紋から、“本物の節約の達人”園田逸子(松岡依都美)を見つけ出す科捜研メンバーたち。逸子は、佐江と半年ほど前に出会って以来、節約の知恵を無償で提供しブログに協力していたという。家出した佐江を自宅に泊めたことも認めるが、“殺人のような金がかかる無駄はしない”という驚きの理由で殺害を否認。マリコらを追い返してしまい…!?

そんな中、新たに浮上した容疑者は、逸子の実母で別居中の園田志乃(筒井真理子)。20年前に発生した殺人事件の犯人で、なんとその罪を娘の逸子になすりつけようとしていたという。当時、母娘に何があったのか?2人の根深い確執の裏にある真実とは…!?

被害者が最後に食べた意外な物と、思いもよらぬ殺人トリックをマリコが突き止め、現在と20年前に起きた事件の真相を解き明かしていく!

木曜ミステリー「科捜研の女season19」はテレビ朝日にて毎週木曜夜8時より放送。出演:沢口靖子/内藤剛志/若村麻由美/風間トオル/斉藤暁/渡部秀/山本ひかる/金田明夫/西田健/石井一彰ほか。Twitter公式アカウントは「@kasouken_women」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「科捜研の女season19」番組公式サイト
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