『とってもゴースト』安蘭けい、永山たかし、角川裕明監督らが登壇した舞台挨拶レポ&古舘佑太郎コメント公開

2020年02月17日10時45分映画

ロマンチックな王道和製ミュージカル映画『とってもゴースト』の舞台挨拶付きプレミア上映会が14日(金)角川シネマ有楽町で開催され、安蘭けいと天界のガイドを演じた永山たかしとtekkan、MCを務めた角川裕明監督らが登壇!オフィシャルレポートと古舘佑太郎からのコメントが到着したのでご紹介、公式サイトで予告動画が公開中だ。



『とってもゴースト』は、事故で幽霊になってしまったファッションデザイナーと靴デザイナーを志す男⼦学⽣の恋を、多彩なナンバーにのせて贈るファンタジーロマンスミュージカル映画。

満員の観客を前に、映画初主演となる安蘭は「公開を迎えることができて感激です︕」と笑顔で挨拶。永山は「皆様がウキウキする作品になれれば嬉しい」と述べた。本編を最前列で鑑賞していたtekkanは客席から壇上に駆け上がるや「映画の中の⼈が目の前にいる︕」と会場の笑いを誘った。2年前の冬に撮影した時、安蘭は「コートも着ずに亡くなる役だし、⾬、風、雪のなか夜の撮影も多かったので寒くて、コートを着て死ねば良かった...」と回顧。
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永山は「スタッフさんがカップ麺を⾷べようとお湯を注いだら、3分間で固まっちゃった。 “かたまり様”(劇中に登場する地縛霊)かと思いました」という逸話を披露。角川監督から「苦労ではなく、楽しい思い出は︖」と問われたtekkanと永山は「僕たち私服のセンスが似ていて、⼆⼈とも⽔⽟の靴下履いてたね(笑)」と初共演ながら名バディぶりを発揮。安蘭は「ゴーストにちなみ、夜中に⾞の中で怖い話をしたこと(笑)」が意外にも楽しいエピソードだったという。そうした連帯感のおかげで「出演者の皆さんは、弱⾳も⽂句も⼀切なかった!!」と角川監督は感謝を⽰した。

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この日会場に来られなかった服部光司役の古舘佑太郎から届いたスペシャルコメント映像(※下記紹介)が上映され、安蘭が「古舘くんは映画の役柄にピッタリなピュアな⼈︕舞台出⾝の私は表現が⼤きくなりがちなので、映像という世界では古舘くんのナチュラルな歌やお芝居が勉強になりました」と称賛し、永山も「彼はハートがめちゃめちゃ熱い男です」と分析。また⾳楽座ミュージカルのオリジナル舞台を映画化したことについて、角川監督は「原作をリスペクトしながら映像化しつつ、キャストの皆さんには映画としてのオリジナルを作って頂きたかった。皆さんの光る演技を世に送り出すことに責任を感じた」と感慨深く語った。

観客からの質問コーナーに移り、「お気に⼊りのシーンや、印象深いシーンは︖」との問いに、永山は「ユキを天界に連れて⾏こうとするなかのボケツッコミのような⼀幕」。tekkanは「今⽇観て⾊々思い出した(笑) 海にも⾏ってたんだね、映画っぽい感じで...あ 映画だ!!」とボケツッコミ。安蘭は「ファッションショーやレストランの群舞は、ミュージカルを撮ってるという楽しさがありました」とそれぞれの思い出を語った。楽曲についての質問には、舞台版のオリジナル楽曲に加えて映画⽤に新曲を作ったことや、レコーディングした⾳源に合わせて俳優が演じる難しさを角川監督が説明。

最後に、tekkanから「皆さんの応援で公開が広がりますよう、是非よろしくお願いします!」、永山からは「公開が全国に広がり、皆様に楽しんで頂きたいです!」とアピール。安蘭が「全国公開が叶い、この映画がきっかけとなってミュージカル映画やミュージカル⽂化がもっと広がれば素晴らしいと思います。どうぞよろしくお願いします!!」と締めくくり、⼤盛況のうちに幕を下ろした。

⽇本にミュージカルを広める活動を続けてきた角川監督はクラウドファンディングで映画化を実現したこともあり、会場には、昨夏の「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」限定上映に続き2度目の鑑賞だというクラファン協賛者やリピーターも多数来場した。

M■古舘佑太郎 スペシャルコメント映像 内容
「皆さん、こんばんは︕映画『とってもゴースト』で服部光司役を演じさせて頂きました古舘佑太郎です。今⽇はバレンタインデーということで、この映画を選んで観に来て頂き、ありがとうございます。皆様、楽しんで頂けたでしょうか︖僕自身、ミュージカル映画には初めての挑戦でした。セリフという⾔葉では伝えきれなかったり表現できない部分を、⾳楽やダンスの⼒で表現するということが、この映画の魅⼒であると感じました。この映画は、年齢も立場も、⽣きている・死んでいるという垣根も超えて、恋が愛に変わっていくという純愛ラブストーリーになっています。この映画を観て、⼤切な⼈を思い出して頂けたら⼤変嬉しいです。

映画『とってもゴースト』 はキネマ旬報シアターにて絶賛公開中。

映画『とってもゴースト』
キネマ旬報シアターにて絶賛公開中


配給:シンカ 製作・配給協力:埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ
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