3月15日開幕、F1 2020シーズン注目のF1ドライバー

2020年02月24日00時08分スポーツ

2020年F-1GPに向けて、2月現在は各チームともマシンのテストや仕上げに向かっている。開幕戦は、3月15日オーストラリアGP。F-1のストーブリーグもあとほんの少し。2020年も2019年同様にF-1が盛り上がってくれることを期待している。

F-1人気をさらに高めるには、なによりもF-1ファンを増やすことにほか無い。F-1ファンは、全盛期のころに比べればジリジリ減ってきているのは確かな事実。F-1ファン歴12年になる私が、すべてのモータースポーツの頂点になるF-1の楽しさを伝えることで、僅かながらでもF-1ファンが増えることが出来れば本望だ。
◇注目すべき5人のF-1ドライバー

・ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2019年ワールドチャンピオンを獲得。安定したレース強さを持っていて、ライバルたちよりも抜きん出てた実力の持ち主。ワールドチャンピオンは、3年連続6度の獲得(2008・2014・2015・2017・2018・2019年)で、2020年もワールドチャンピオンになると赤い皇帝シューマッハと同じ記録になる。
2019年は、ポールポジション獲得5GP。優勝回数は、11GP。表彰台(2~3位)は、5GP。もっとも悪かったGPが、ブラジルで7位。年間獲得ポイントは、413点で1位。F-1は、10位までに入ればポイントが獲得可能。常に、10位以内の入賞でポイント獲得しているのはハミルトンだけなのにも驚かされる。2019年のF-1ドライバーの中でもっとも安定していることが記録からでも良く分かる。
ただ、あまりの強さにハミルトンを「わざわざ応援しなくてもいいかな」と、思ってしまうのも残念なところだ。ポールポジション獲得は、それほど多くなくなっているので実力に陰りが見てきているのかもしれない。まぁ、優勝候補の筆頭に挙がるルイス・ハミルトンは注目すべきドライバーであることは間違いない事実。

・バルテリ・ボッタス(メルセデス)
コンストラクターズチャンピオン・メルセデスのもう一人のドライバーがバルテリ・ボッタス。メルセデスのナンバー2ドライバーで、2020年は優勝4GP。ポールポジション獲得数は、驚きのハミルトンと同じ5GP。表彰台は、11回。リタイヤは、ドイツGPのみ。年間獲得ポイントは、326点で2位。メルセデスのマシンの仕上がりは、ライバルよりも圧倒的な信頼性があることは確か。ハミルトンに比べ地味だが、実直な性格に職人魂を感じてしまうのは私だけではないはずだ。

・シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2018年に、ザウバーのシートを獲得してF-1デビュー。ライコネン移籍にともないフェラーリのシートを獲得。2019年シーズンはF-1が2年目とは思えない活躍を見せてくれた。ポールポジション獲得数は、6GP。そのうちベルギーGPからロシアGPまで4連続ポールポジションは圧倒的。優勝は、ベルギーとイタリアGPと2連勝。表彰台は7回。リタイヤは、モナコGPの1回。ブラジルGPは18位。年間獲得ポイントは、264点で4位。フェラーリのマシンの信頼性がもっとあったらさらに表彰台や優勝の回数も増えたはず。フェラーリのマシン熟成に期待したい。

・マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
ホンダ製PUを積むレッドブルのエースドライバー。かって連戦連勝だったレッドブルの再興の一翼を担っている。ホンダ製PUの信頼性アップとともに戦闘力が増したレッドブルマシンで、メルセデスとフェラーリそしてレッドブルの三つ巴の戦いを演じている。
年齢は、22歳でライバルのルクレールと同い年。元F-1ドライバーの父と母はカートドライバーそして、祖父も叔父も名だたるレーシングドライバー一家の生まれ。F-1デビューは、驚きの16歳。現在は、レギュレーションが変更になったので破られることがない記録。
2015年レッドブルの下位チーム・トロロッソでF-1デビューを果たし、2017年から「レッドブルに昇格。2018年には、ドライバーズランキング4位。2019年の戦績は、ポールポジションが3GP。優勝が3GP。表彰台が6回。年間獲得ポイントは、278点で3位。
ハミルトンのワールドチャンピオン連覇を阻止するのはレッドブルのフェルスタッペンではないかと私は密かに期待している。

・セバスチャン ベッテル(フェラーリ)
現行レギュに移行する前のV8・2400cc時代、最強だったレッドブルのマシンを駆り2010~2013年まで4年連続のワールドチャンピオンを獲得したベッテル。2015年からの現行レギュに変更されてから優勝からは残念ながら遠ざかっている。圧倒的に強かった時代のベッテルを私は知っているだけに、現在の状況は少々残念と思いながら観戦。

2019年の戦績は、カナダGPと日本GPで2GPでポールポジションを獲得。優勝は、シンガポールGPのみの1GP。表彰台は8回。リタイアは、アメリカGPで1回。ブラジルGPは17位。年間獲得ポイントは、240点で5位。フェラーリのマシンがもっと仕上がっていれば、もっと成績もよかったハズ。今年のフェラーリのマシンの仕上がりに期待したい。

ルクレールとのチームメイト同士の相打ちなどがあったが、2020シーズンは解消されるのか?もはやエースドライバーは、ルクレールなのかベッテルなのか分からない様相だ。PP獲得数ではルクレールに大きく負けている。2020シーズンに大きな結果を残せなければフェラーリに残ることは、たぶん叶わないベッテル。フェラーリに残れないとF-1を引退するかもしれないと噂されている。

◇注目すべき3チーム
近年稀にみる面白さだった2019年シーズンのF-1。それはメルセデス、フェラーリ、レッドブルの3つのコンストラクターズの三つ巴の争いにほかない。2019年、直線だけ圧倒的に速かったフェラーリは信頼性に劣り、そのために勝利を逃してしまったレースも少なくない。
ホンダ製PUの信頼性向上で3勝を挙げたレッドブルの躍進は日本人としてとても誇らしい。出来れば、レッドブルと下位チームのアルファタウリ(旧トロロッソ)のマシンで1-4位まで独占するGPを実現できないか期待してしまう。現行レギュレーションは、2020年限りなので2021年にはガラッと変わってしまうことが予想されます。

2019年シーズンよりもさらに熱いGPが期待される2020年シーズン。2020年は2019年よりも1GP増えた全22GPが開催。フジTVの地上波放送が無くなってからF-1観戦するには、有料の動画配信サービスを使わなければ見る事が出来ない。有料の動画配信サービスはDAZN(ネット配信)・フジテレビNEXTライブ プレミア(CS放送)・フジテレビNEXTライブ プレミア(ネット配信)の3つ。

DAZNでは、F-1のほかにも、サッカー・野球・バスケットボール・ラグビー・テニス・ボクシングなども視聴可能なのが嬉しい。
F-1がシーズンオフの1月から、私はラグビーのトップリーグを観戦している。かけ持ちをしてスポーツ観戦が出来るので、年中DAZNが利用できるのも楽しいところ。DAZNのモータースポーツは、F-1に特化していてサポートレースのポルシェカップやF-1下位カテゴリーのF-2やF-3レースの練習走行から予選と決勝がすべてライブ配信され見逃し配信もあるのでF-1ファンに超お勧めなのだ。各GPを振り返るダイジェスト番組のF-1LABはインタビューとダイジェストシーンを加えた見ごたえあるもので、F-1初心者にも良く分かる解説がされていてお勧め。

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