新海誠監督『天気の子』創作の秘密に迫る11時間に及ぶ講演会の一部映像公開

2020年02月27日18時00分アニメ

全世界待望の新海誠監督最新作『天気の子』のBlu-ray & DVD が5月27日(水)に発売となるのに先駆けて、Blu-ray コレクターズ・エディションに収録される映像特典である<新海誠監督講演会「『天気の子』―物語の起点―」>の一部が公開された。



2019 年7 月19 日(⾦)に全国359館448スクリーンで公開初日を迎えた映画『天気の子』は、観客動員1000万人を超え、興行収入は140.5 億円を突破し、2019年NO.1興行収入を記録した。さらに海外では、『君の名は。』の公開規模を上回る141の国と地域で公開された。

天気の

講演会映像は、『君の名は。』公開年である2016 年から『天気の子』の企画書に辿り着くまでの約半年間、まさに『天気の子』を構成する要素をひとつずつ集めてきた、“物語の起点”とも言える期間のその思考の過程を、新海誠監督が日々つけている制作日誌を元に辿っていく。新海監督がどの様なことから作品へ繋がるヒントを見出してきたのか、何にインスピレーションを受けたのかが明かされ、キャラクターの誕生秘話として、小栗旬演じる“須賀”の名前の由来はスガシカオとの対談がキッカケだったこと、初期に “陽菜”と“須賀”の二人の物語として考えていた中で、何か足りなさを感じ「この物語には帆を高く上げる様な気分がほしい」と、日誌に“帆高”とメモしたことが“帆高”の誕生に繋がっていったことなども語られている。

その他にも、作中に登場する印象的なセリフのもとの言葉や、作品のタイトル案の変遷、『天気の子』の核となる⼤切な要素「テーマ」「キャラクター」「物語」が形作られていくまでの流れをたっぷりと知ることができる、まさに『天気の子』の創作の秘密に迫る貴重な映像となっている。

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Blu-ray コレクターズ・エディションの映像特典には他にも、映画『天気の子』が完成するまでの約1 年間の制作過程を追った<メイキングドキュメンタリー>、作品の設計図ともいえる新海誠監督による<ビデオコンテ>、国内や海外での舞台挨拶を記録した<イベント記録映像集>、本編を⾒ながらアフレコや楽曲制作の裏側を語りつくした醍醐⻁汰朗×森七菜×RADWIMPS による<ビジュアルコメンタリー>、さらに新海誠監督と有働由美子氏による公開後の今だからこそ語ることの出来る<「新海誠監督×有働由美子 反省会︕」〜 映画『天気の子』を語り尽くした“ソノサキ”に〜>も収録。有働氏による制作現場潜⼊カメラや野⽥洋次郎氏を加えた⿍談の映像と共にお届け。これらBlu-ray コレクターズ・エディションに付属する映像特典の合計は11 時間にも及ぶ⼤ボリュームとなっている。

「天気の子」Blu-ray&DVD 5月27日発売
Blu-rayコレクターズ・エディション  ¥12,000+税
Blu-rayスタンダード・エディション  ¥4,800+税
DVDスタンダード・エディション  ¥3,800+税
発売元:STORY/東宝 販売元:東宝
(C)2019「天気の子」製作委員会

新海誠監督講演会「『天気の子』―物語の起点―」