「科捜研の女19」第33話、マリコ&NY警察の女が“令和の毒婦”の罪を暴く|第32話ネタバレあらすじ

2020年02月27日21時59分ドラマ
@テレビ朝日

沢口靖子主演の「科捜研の女season19」第33話は、”令和の毒婦”こと森聡美(鶴田真由)が再登場する!マリコのことを「ブス!」と言い切る聡美は今回はいったいどんな犯罪を?3月12日(木)夜8時よりテレビ朝日にて第33話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開中!見逃し配信は公式サイトやTVerなどにて、ビデオパスで見放題配信中だ。



2月27日放送の第32話は、娘を思う母、母を思う娘の心が描かれた。殺害された女性は、人の弱みを握って恐喝を繰り返していたが、自分の娘を養女にしてくれた女性を脅された元犯罪者によって殺されてしまう。実は犯罪者の娘だとばれないように脅しに応じる育ての母と、実の娘の幸せを願って殺人を犯してしまう母。そしてその秘密を隠そうとしたのは、母親を思う娘の心だった。「科捜研の女」定番の親子愛に満ちた話しであった。

そして、第32話もマリコ独特の表現はマニュキュアについても健在だった。通常のマニュキュアのことは「有機溶剤が揮発することで着色剤を含んだ合成樹脂が固まる」と表現し、ジェルネイルにいたっては、自分が持っているUVライトを当てて、固まるか実験までしてしまう始末だ。そして「光重合開始剤が入っていて365ナノメートルの光を当てると化学変化を起こして硬化する」と表現する。きれいなマニュキュアもマリコにかかると単なる科学になってしまう。

3月12日放送の第33話は、「科捜研の女season19」第7話に登場した後妻業の女、”令和の毒婦”こと森聡美(鶴田真由)が再登場する。今回も資産家の老人に公正証書を作らせていた。そしてその娘まで死んでしまうが、二つの事件は聡美の仕業なのか?聡美みずから「あのブス呼んで」といって、マリコを呼びつけて、犯罪を証明してみせろとすごむ。マリコに協力するのはNY警察の朝比奈(清水ミチコ)だ。個性的な朝比奈とタグを組んで、聡美の犯罪をどうやって暴くのか?



■前回(第32話)ネタバレあらすじ
保険外交員の朝吹樹里(佐藤乃莉)が自室で刺殺された。臨場した榊マリコ(沢口靖子)は1ミリほどのパールを発見。被害者の地味なスーツという服装には合わない、派手な赤い爪に違和感を覚える涌田亜美(山本ひかる)だった。被害者の所持品には、ネイルサロン『ラ・カージュ』の会員証があった。解剖を風丘(若村麻由美)と行うと、指先にかぶれがあった。原因の特定は難しいと風丘はいうが、マリコは何でかぶれたのかを調べるように言う。かぶれは服用していた薬によるものが光に反応したものだった。

詐欺や恐喝の前科を持つ樹里は、死の直前、誰かを恐喝していたことが明らかになった。事件当日、樹里の部屋を訪れた人物が恐喝を受け、殺害したのではないかと考えられた。

現場で発見されたパールにはエメラルドグリーンのネイル塗料が付着しており、事件当日、何者かが落とした模様だ。容疑者はエメラルドグリーンの爪をしている可能性が高い。心当たりがないか『ラ・カージュ』を訪ねるマリコの前に現れた店長の篠宮佐和(佐藤江梨子)が、エメラルドグリーンの爪にパールのストーンをつけていた。

佐和と同じネイルを施してもらったマリコはさっそくラボで鑑定する。佐和の爪についていたジェルネイルとストーンが現場に落ちていたものと一致したのだった。樹里と佐和は高校時代、不良仲間で万引きや窃盗を繰り返していたことが判明した。それをネタに樹里が佐和を脅していたのではないかと推理し、佐和の元へ調べにいった。佐和は恐喝を受けていたことと、事件当日、樹里の家を訪ねたことは認めるものの、殺害は否認する。しかしアリバイのない佐和に対する嫌疑は濃厚になる。

そんな中、被害者の爪が二重に塗装されていたことが判明した。しかも上塗りされたマニキュアで隠されていたジェルネイルには、とんでもない秘密が隠されていた。被害者の樹里は爪に2次元コードをつけていて、その映像を見ると、佐和との写真以外にももう一枚の写真がでてきた。マリコたちは、このもう一枚が、樹里がいっていた「金のなる木」ではないかと考えた。顔認証でみると、眞木映子という傷害の前科がある女性が浮かんだ。そして、映子のことを調べていたのは、ネイルアートにいた三枝佳乃(藤田弓子)だとわかった。佳乃にきくと樹里に娘のことで脅されていたことがわかった。佳乃の娘は、眞木の娘を養子にしたのだ。犯罪者の娘だとばらされたくなければとお金をとられていた。佳乃は殺害を否定する。

マニキュアの塗られた時間から佐和のアリバイを確かめるべく、マリコは科捜研メンバー全員の手を借り、ネイルアートの実証実験を行う。佐和がマニュキュアを塗った時間から殺したのではと問い詰めると、佳乃の秘密を隠すためにすでに死亡していた樹里の爪を塗ったという。

佐和が持ち帰っていた付け詰めのDNAから映子のDNAが発見された。厚生施設で樹里と一緒で知り合いになったという。飲んだ時に樹里に娘の話をしてしまったことが原因で、樹里が佳乃を脅し始めてしまった。娘が不幸になるのが耐えられず、樹里に協力するふりをしながら、機会を待って殺したという。

佳乃は、罪をかばってくれた佐和にお礼を言う。佐和は起訴猶予となっていた。



■第33話あらすじ
アメリカで大人気の照り焼きソース“テリヤキング”の創業者で会長の本多嘉壱(福本清三)がニューヨークの自宅で死亡。その2週間後、嘉壱の娘で日本支社専務の本多鏡子(美鈴響子)が、屋外で頭部に外傷を負った状態で死亡しているのが発見され、榊マリコ(沢口靖子)らが臨場。

土門薫(内藤剛志)は、テリヤキング日本支社へ。嘉壱の長男・幸一(大場泰正)はかつて日本支社の社長だったが父と喧嘩して3年前に会社を追われ、現在は次男の光二(井之上チャル)が社長の座に就いている。しかし嘉壱は鏡子を社長にしようとしていたという話もあがり…。三人の子どもたちには深い確執があったようだ。

嘉壱が相続人にしていたのは、これまで4人もの資産家から莫大な遺産を相続し、かつてマリコにも敵意をむき出しにした“令和の毒婦”こと森聡美(鶴田真由)と判明。京都で起きた4人目の夫の死に関する容疑はマリコらの鑑定によって晴れたものの、2人目の件については神奈川県警が捜査を継続している女性だ。

聡美が遺言公正証書を作らせた嘉壱は死亡し、その娘も殺害された。2人の死が無関係とは考えられない。そこで鏡子の血液から毒物の鑑定をするのだが、検出されず…。そんな中、鏡子の死亡推定時刻に、聡美が殺害現場のテリヤキングの日本支社を訪れていたことが判明。聡美を捜そうとしていた矢先、なんと本人が京都府警を訪問してマリコを呼び出し、「私を犯人だと思うなら、それを証明して」と挑発!マリコが科学鑑定で明かす真相とは…!?

木曜ミステリー「科捜研の女season19」はテレビ朝日にて毎週木曜夜8時より放送。出演:沢口靖子/内藤剛志/若村麻由美/風間トオル/斉藤暁/渡部秀/山本ひかる/金田明夫/西田健/石井一彰ほか。Twitter公式アカウントは「@kasouken_women」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「科捜研の女season19」番組公式サイト
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