1日からNHK TV見逃し・同時配信「NHKプラス」を開設

2020年03月02日15時22分暮らしと文化

3月1日から始まったNHKのインターネット見逃し・同時配信サービス「NHKプラス」は、4月に始まる本番をひかえ、試行運用として開設されている。



NHKが行う本サービス「NHKプラス」は、総合テレビとEテレをインターネット経由でスマホ・タブレット・パソコンなどで視聴することができ、さらに見逃した番組など、放送後 1週間の番組を好きな時に見ることができるサービスである。試行期間中である3月は、7:00~24:00、本番開設の4月からは、6:00~24:00までの利用が可能となっている。

テレビの見逃し・同時配信サービス「NHKプラス」利用にあたっての手続きは、スマホやタブレットは、専用のアプリを使い、パソコンでは、サイトから初期登録手続きを行うことで利用できるようになる。
登録は受信契約(受信料支払)を行っている本人が、受信契約者名、契約時の住所で登録しないと、契約者本人と認識されないため、画面にメッセージが表示され、見逃し番組配信の利用ができなくなるそうである。
登録終了後、しばらくするとNHKから、「確認コード」が印字された「はがき」が送付され、そのコードNoをマイページに登録することで手続きが全て完了する。
「確認コード」が届く間も、「NHKプラス」の視聴は可能となっている。

見逃し番組配信サービスは、放送終了後1週間という時間の制約はあるものの、連続ドラマやドキュメンタリー、など、ビデオ録画と同じように、見ることができるインターネットならではのサービスである。但し、番組によっては、ネット配信の許諾が取れない番組もあり、一部の番組に関しては、配信できないものもあるそうである。
ビデオ録画機能としてよく使われている、番組の冒頭や途中から再生できる機能である「追いかけ再生」も利用できる。

本サービスには、NHKのテレビ受信料金以外に費用は一切掛からないが、受信料を払っていないと見ることができないサービスとなっている。通勤や通学時の電車やバスの中で、いつでも好きな番組を見ることができる新しいサービスとなっている。

「NHKプラス」のサイト