10年に渡る“イップ・マン”シリーズ集大成『イップ・マン 完結』日本版予告映像解禁

2020年03月19日10時00分映画

ブルース・リー唯一の師匠 イップ・マンの物語!宇宙最強ドニー・イェンが詠春拳の達人イップ・マンを演じる“イップ・マン”シリーズの聖地、新宿武蔵野館他にて5月8日(金)より全国順次公開となる最新作にして完結版『イップ・マン 完結』の日本版予告動画がついに公開された。

※コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言下の状況を鑑み、来週5月8日(金)公開予定ドニー・イェン主演『イップ・マン 完結』の公開が延期となりました。(5月1日(金)17時現在情報)

『イップ・マン 完結』は、中国で昨年末公開されるや『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を押さえて初登場1位を記録。2月12日に発表された香港電影金像奨(香港アカデミー賞)で9部門(監督賞、新人賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装&メイクアップ賞、アクション監督賞、オリジナル作曲賞、音響効果賞)にノミネートもされた話題作。



今年、生誕80周年を迎えるブルース・リーが唯一“師”と認めた詠春拳イップ・マンを演じるのは、4月17日公開『ムーラン』(ディズニー配給)にも出演しているドニー・イェン。人生の終着点へと向かうイップ・マンの、武術家としての誇りと父親としての思いを演じ切り、物語を完結に導く。監督は、アクションとドラマの感情表現の両方に手腕を発揮、シリーズ全作品を成功に導いた俊英ウィルソン・イップ。前作に続いてアクション監督を担うのは、『イップ・マン外伝 マスターZ』では監督も手掛けたユエン・ウーピン。

今回解禁となった日本版予告編は、悪性腫瘍が見つかったイップ・マンが、残された時間を使い、愛弟子であるブルース・リー(李小龍)に逢うためサンフランシスコへ渡る場面から始まる。しかし、そこで西洋人に中国武術を伝えるブルース・リーが中華街の掟を破った者として師匠たちの怒りを買っていることを知ったイップ・マンは、ブルースを庇い、太極拳の達人であり、中華総会長のワン(ウー・ユエ)と対峙することに。お互いの信念をかけて、無言でガラスの円卓を押し合う場面は必見!さらに、異国で暮らす同郷の人々を追い詰めていたアメリカ海兵隊軍曹バートン(スコット・アドキンス)の暴挙に、「不正に立ち向かう、それが武術を学んだ理由だ」と、病に侵された身体で最期の闘いに挑むイップ・マンの姿には思わず胸が熱くなるだろう。

このほか、前作では激闘シーンがなかったチャン・クォックワン演じるブルース・リーのヌンチャク姿などおなじみの場面や台湾のアイドルグループF4のヴァネス・ウーの姿も紹介。そしてシリーズファンには印象的な前3作品のシーン(『イップ・マン 序章』池内博之演じる三浦との闘い、『イップ・マン 葉問』サモ・ハン・キンポ―演じるホンとの闘い、『イップ・マン 継承』マイク・タイソン演じるフランク、そして、マックス・チャン演じるチョン・ティンチとの闘い)も回想され、まさに完結となる本作の公開に期待が高まること間違いなし。シリーズ作品すべてを手掛けた川井憲次の音楽もその世界観を盛り上げる。イップ・マンのドラマティックで美しいアクションの集大成、そしてイップ・マンの生き様を、ぜひ劇場で目に焼き付けろ!

■あらすじ
1964年、最愛の妻との死別後、愛弟子ブルース・リーの招待を受け息子とともにサンフランシスコに渡ったイップ・マン。しかし、ブルースが開いた詠春拳の道場が、現地チャイナタウンと米海軍との抗争に巻き込まれ・・・。遥かアメリカの地で、最強子弟タッグが遂に誕生!

■作品概要
監督:ウィルソン・イップ 『イップ・マン 序章』(08)、『イップ・マン 葉問』(15)、『イップ・マン 継承』(08)
アクション監督:ユエン・ウーピン 『イップ・マン外伝 マスターZ』(18/監督)、『キル・ビル』(03)
製作:レイモンド・ウォン 『イップ・マン』シリーズ他 脚本:エドモンド・ウォン 『イップ・マン』シリーズ他 
音楽:川井憲次 『イップ・マン』シリーズ 他
出演:ドニー・イェン『イップ・マン』シリーズ、『ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー』(16)、『トリプルX:再起動』(17)
スコット・アドキンス 『ドクター・ストレンジ』(16)、チャン・クォックワン 『少林サッカー』(01)他
原題:葉問4 完結篇/英題:IP MAN4/2019年/香港
配給:ギャガ・プラス © Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.

『イップ・マン 完結』本予告編
映画『イップ・マン 完結』公式サイト