長谷川博己 NHK「麒麟がくる」第10話16.5 %で同時間帯1位!11話にて再び今川勢が織田を攻める!予告動画

2020年03月23日16時00分ドラマ
©NHK

再び今川勢が尾張に攻め入るも信秀(高橋克典)は非力ぶりを露呈!道三(本木雅弘)に援軍を求めるも美濃は兵を出せない!どうする光秀(長谷川博己)!?29日(日)NHK総合夜8時、BS午後5時30分、BS4K午前9時より長谷川博己主演「麒麟がくる」第11話を放送。NHKオンデマ見逃し配信。予告動画は番組公式サイトで公開。



■「麒麟」同時間帯1位獲得
22日放送の第10話視聴率が16.5%だった「麒麟がくる」。同時間帯で放送された「世界の果てまでイッテQ」(日本テレビ)が14.6%、「ビートたけしのTVタックル『新型コロナ』感染症の専門家が大激論SP」(テレビ朝日)が12.6%となり、「麒麟がくる」が1位となった(数字はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。

第10話では染谷将太演じる織田信長の人となりが垣間見られたのと、子役の岩田琉聖演じる松平竹千代の演技が注目を集めた。

■後の徳川家康は幼きころから聡明だった!
尾張に攻めてきた今川義元(片岡愛之助)は、織田家の長男・信広を人質に、織田家に身を置く松平竹千代(岩田琉聖)との交換を要求。当然のごとく信長はそれを拒否する。

そんな信長に竹千代は「父上(松平広忠:浅利陽介)は母を離縁し、岡崎から追い払い今川義元(片岡愛之助)に付いたのです。私は父のことが大嫌いでした。それゆえ、(信長が)父を討ち果たされたのは致し方ないと思うています。今川は敵です。いずれ討つべきと思うております。しかし、その敵の顔を見たことがありません。懐に入り見てみたいと思います。敵を討つには敵を知れと申します」。と言った。

現代におきかえるとまだ小学生低学年くらいの子どもがこんなことを言うとは…さすが未来の徳川家康!SNSでも竹千代の聡明ぶりに度肝を抜かれるといったツイートが続出した。

2010年生まれの岩田琉聖。子役とはいえ、織田信長相手に堂々たる演技を披露した。2017年には映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』で新田真剣佑演じた虹村億泰の幼年期をはじめ、ドラマ、CM、スチールで活躍している。竹千代役を機に、今後注目の子役になった岩田琉聖の活躍に注目したい。

■前回(第10話)ネタバレあらすじ
京の都にやってきた旅芸人一座。その女座長・伊呂波太夫(尾野真千子)は、全国各地を一座でまわり、諸国の有力大名や公家とも親しい間柄。そんな伊呂波太夫が東庵(堺正章)のもとへやって来た。実は、東庵が引き取るまで、幼き駒(門脇麦)は太夫に引き取られ、芸を仕込まれていた。

久々の再会で話が盛り上がる東庵と太夫。「松永様(吉田鋼太郎)から明智十兵衛(長谷川博己)という侍の評判を聞いた」と太夫が言うと、駒は落ち着きをなくす。

団子でも食べに行こうと駒を誘う太夫。「東庵先生が、このところ駒が元気がないと心配している。何かあったのか?」と尋ねる太夫に駒は、両親と生き別れになったとき、助けてくれた侍が、どうやら美濃の人だとわかったと話をする。

太夫は駒を助けた侍が、桔梗紋だったと駒に話す。美濃の桔梗紋といえば明智家。駒は自分を助けてくれたのが光秀の父であることを知り、運命を感じずにはいられなかった。

天文18年11月、今川義元(片岡愛之助)が三河で戦をしかけてきた。信長(染谷将太)の腹違いの兄・信広が今川に捕らえられてしまった。今川は、織田家預かりとなっている松平竹千代(岩田琉聖)と信広を交換したいと言う。

それを聞いた信長は、父・信秀(高橋克典)に異議を唱える。竹千代を渡せば三河全土を今川に渡すことになる。信広は今川に捕らえられる前に、腹を切るべきだったと言った。

一方、道三(本木雅弘)は織田と今川の争いが自分たちにも影響するからと、光秀を尾張に行かせ様子を探ってくるよう命じる。尾張の市場で菊丸(岡村隆史)と再会した光秀は、帰蝶(川口春奈)の屋敷へ行くので、味噌を用意してほしいと頼む。

美濃からの土産物を持ってきたという口実で帰蝶がいる那古野城へやってきた光秀。そこへちょうど信長が戻ってきて、光秀を屋敷にあげる。信長は熱田の浜で光秀と会っていたことを覚えていた。「あそこで何をしていた?」と問う信長に光秀は「ある方に命じられて信長様のお姿を拝見するため、船の帰りを待っていました」と答える。「ある方とは?」と問う信長に、帰蝶が「私が命じました」と答えた。

そんな最中、竹千代(岩田琉聖)が信長のもとへやって来て、将棋を一緒に指してほしいと言う。信長は「もうわらべとは将棋をしない」と断るのだが、竹千代は「信長様は私の父を討ったと聞きました。そのことで私にお気遣いしておられるのですか?もしそうならば無用です」と言う。信長は帰蝶と光秀に席を外すよう命じた。

立ち去ろうとした光秀を呼び止めた信長。帰蝶から「美濃で一番鉄砲に詳しい男」と紹介された光秀に「明日また来い。そなと鉄砲の話がしたい」と声をかけた。

信長と竹千代が将棋を指しているのを、天井裏から菊丸がそっと見守っていた。

■第11話「将軍の涙」あらすじ
今川義元(片岡愛之助)に攻められた織田信秀(高橋克典)は、斉藤道三(本木雅弘)に援軍を求める。しかし美濃では高政(伊藤英明)や稲葉(村田雄浩)らは尾張との和睦に反対しており、そう簡単に援軍を出せる状況ではなかった。このままでは人質同然の帰蝶(川口春奈)の身が危ぶまれる。光秀は尾張に向かう。

尾張では信長(染谷将太)が、かつて京の将軍家の取りなしで美濃の内紛が収まった話を思い出す。光秀は道三に将軍家への取りなしを頼むのだが、費用がかかりすぎると断られてしまう。そこで光秀は、高政の取りなしで土岐頼芸(尾美としのり)のもとを訪ねるが、道三を嫌う頼芸は光秀の依頼を断ってしまう。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第11話は3月29日(日)総合夜8時より、BSプレミアム午後6時、BS4K午前9時より放送。語り:市川海老蔵。出演:長谷川博己/川口春奈/染谷将太/門脇麦/岡村隆史/本木雅弘ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_kirin」。第11話予告動画は番組公式サイトで公開されている。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」番組公式サイト

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