坂本龍一が日本にエール!4月2日dTVでライブ配信

2020年03月30日16時15分音楽

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴う外出自粛の影響を受けている方々に向け、音楽家である坂本龍一氏によるライブが4月2日(木)18:30~(予定)開催され、その模様を、dTVが無料でライブ配信することが決定した。

ライブ演奏では、三味線奏者の本條秀慈郎とのセッションを予定しているそうである。

坂本龍一は、1978年『千のナイフ』でソロデビュー。
同年『YELLOW MAGIC ORCHESTRA (YMO)』を結成。
映画『戦場のメリークリスマス』(大島渚監督作品)で英国アカデミー賞を、
映画『ラストエンペラー』(ベルナルド・ベルトルッチ監督作品)の音楽ではアカデミーオリジナル音楽作曲賞、グラミー賞、を受賞。
環境や平和問題への言及も多く、森林保全団体「more trees」の創設、「stop rokkasho」、「NO NUKES」などの活動で脱原発支持を表明。
また「東北ユースオーケストラ」を立ち上げるなど音楽を通じた東北地方太平洋沖地震
被災者支援活動も行っている。
2013年に山口情報芸術センター(YCAM)10周年事業のアーティスティック・ディレクター、2014年に札幌国際芸術祭2014のゲストディレクターに就任、2018年にはソウル(韓国)に完成したアートスペース「piknic」において複数のサウンドインスタレーション作品を展示した「Life, Life」展を開催し6万人以上を動員するなど、アート界への越境も積極
的に行っている。
2014年7月、中咽頭癌の罹患を発表したが、2015年、山田洋次監督作品「母と暮せば」とアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作品「レヴェナント:蘇えりし者」の音楽制作で復帰を果した。
2017年春には8年ぶりとなるソロアルバム「async」を、同年末よりICC(東京)において新作のインスタレーション「IS YOUR TIME」を発表。

本條秀慈郎 三味線演奏家。1984年栃木生まれ。
幼少よりピアノをはじめ15歳より三味線を始める。
本條流家元本條秀太郎氏に師事し本條秀慈郎の名を許される。津軽三味線を長谷川裕翔氏に師事。三味線を故杵屋勝芳壽氏に師事。ACC Nakamura Kimpeiフェローシップによりニューヨークへ留学。
自主リサイタル開催など国内の他、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの各地で演奏してきた。

生配信日時:2020年4月2日(木)18:30~(予定)

dTV『Ryuichi Sakamoto: PTP04022020 with Hidejiro Honjoh』サイト