5月9日(土)公開『SKIN/スキン』予告映像・新ポスター解禁

2020年04月06日12時00分映画

だがその肌に刻まれた憎しみの象徴を、社会は決して許そうとしなかった―5月9日(土)より新宿シネマカリテ、ホワイト シネクイント、アップリンク吉祥寺ほかにて公開される映画『SKIN/スキン』の予告動画と新ポスターが解禁となった。

※新型コロナウィルスの感染拡大、及び緊急事態宣言を受けて5月9日(金)の公開を延期となりました。(4/15現在情報)

『SKIN/スキン』は、2003年にアメリカで発足したスキンヘッド集団「ヴィンランダーズ」の共同創設者ブライオン・ワイドナーの実話をもとに制作された社会派ドラマ。第91回アカデミー賞を受賞した短編映画を長編化した作品。



生まれて初めて愛を知った差別主義者は組織からの脱会を決意した!スキンヘッド、顔面に憎悪を象徴する無数のタトゥー。物語は、白人至上主義者に育てられ、差別と暴力に満ちた生活を送る主人公のブライオンが、シングルマザーのジュリーと出会い、これまでの悪行を悔いて新たな人生を築こうと決意する。

ブライオン・ワイドナーは、過去の自分と決別するために計25回・16カ所に及ぶ過酷なタトゥー除去手術に挑んだ実在の人物。2011年「ERASING HATE」というTVドキュメンタリーで紹介され、イスラエル出身のユダヤ人監督ガイ・ナティーブが、このドキュメンタリーに感銘を受けたのがきっかけだった。

ブライオン役を果敢に演じたのは『リトル・ダンサー』『ロケットマン』のジェイミー・ベル。ダニエル・マクドナルド(『パティ・ケイク$』)がブライオンに新たな道を示す女性ジュリー役を演じ、ビル・キャンプ、ヴェラ・ファーミガらベテランが脇を固める。

本日公開された予告編では、増悪と暴力の世界に生きていたブライオンが、ジュリーや彼女の子供たちと出会い、差別主義者たちの組織から脱会しようと、もがき苦しむ姿が映し出されている。
また、予告編と併せて新ポスターも公開された。過酷な道を歩むブライオンに、光が差し込むように寄り添うジュリーの姿がとらえられている。

■『SKIN/スキン』
クレジット:© 2019 SF Film, LLC. All Rights Reserved.
公開表記:2020年5月9日(土)より新宿シネマカリテ、ホワイト シネクイント、アップリンク吉祥寺にてロードショー。以降全国順次公開

公式Youtube