「麒麟がくる」光秀困惑!?朝倉義景の金持ちキャラ炸裂!第19話予告動画と18話ネタバレあらすじ

2020年05月23日09時00分ドラマ
©NHK

長谷川博己主演、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(総合夜8時~ほか)5月24日(日)放送の第19話「信長を暗殺せよ」あらすじと第18話「越前へ」ネタバレあらすじ、予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKプラスで1週間見逃し配信、NHKオンデマンドでも配信。※NHKプラスについて

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため収録を見合わせている大河ドラマ「麒麟がくる」は、6月7日(日)第21話の放送を持って、一時休止。(NHK番組サイトより、2020.5.15現在)



17日放送の18話「越前へ」では、道三(本木雅弘)が破れ、美濃を追われた明智家が越前に到着し、ついに越前編がスタート。今回は新キャラとして登場したユースケ・サンタマリア演じる朝倉義景と安藤政信演じる柴田勝家に注目が集まった。ケチな道三とは真逆で金を惜しまない様子の朝倉義景のクセが強い!光秀が座っていたところを「うん。もっとえぐるように拭こう。」と家来に命じる潔癖症な面も強烈なインパクトだった。そして史上最強にイケメンの柴田勝家がついに誕生。柴田勝家と言えば剛力無双で分厚い体に、ひげともみあげがもじゃもじゃしている無骨な武士というイメージだったが、シュッとした安藤勝家に驚いた人もいるのでは。道三ロスの間を空けず、新キャラ投入で盛り上がりを見せる大河ドラマをこれからも応援したくなる新章スタートだった。

24日放送の第19話「信長を暗設せよ」では、内紛で都を離れていた将軍、足利義輝(向井理)が都に戻り、さらに斎藤高政改め義龍(伊藤英明)が上洛する信長(染谷将太)の暗殺を企てているといううわさが流れていた。義景の命を受け、光秀(長谷川博己)が再び京都へ向かう。そこで懐かしい松永久秀(吉田鋼太郎)と再会した光秀は久秀の手を借りて暗殺を未然に阻止しようとまたもや奮闘する模様。さらにかつての友、義竜とも再会し、再び大きい国を作る為に手を組もうと持ち掛けられる。

■柴田勝家のイメージを覆す安藤政信
18話で織田信長(染谷将太)の弟、信勝(木村了)の謀反をリークした家臣として登場した柴田勝家。柴田勝家と言えば、信長に重用され、丹羽長秀、滝川一益、そして明智光秀と並び「四天王」と呼ばれた重臣の一人だ。

戦国時代を題材にした作品が多い大河では、柴田勝家の登場も多く、最初に登場したのは豊臣秀吉の出世物語「太閤記」(1965年)。ここで勝家を演じたのは歌舞伎役者の中村歌門だった。「国盗り物語」(1973年)では宍戸錠、「秀吉」(1996年)では中尾彬、「利家とまつ」(2002年)では松平健と重厚な役者が続き、「功名が辻」(2006年)では熱い男のイメージが強い勝野洋。「江~姫たちの戦国~」(2011年)では強面の大地康雄、記憶に新しい「軍師官兵衛」(2014年)では近藤芳正が演じた。

これは一部抜粋だが、どれも脇役ながら存在感のある俳優たちが並び、男らしく骨太な印象がある。一方「麒麟がくる」で勝家を演じる安藤政信は長身イケメンで、猛将と呼ばれた勝家のイメージとはギャップがあるが、それがまた新鮮に映るのではないだろうか。「キッズ・リターン」(1996年)でデビューし、その後も映画を中心に活躍している安藤も今年45歳。最近は昨年放送のドラマ「あなたの番です」(日テレ)や今年放送になった「テセウスの船」(TBS)に出演するなど、話題作の出演が目立つ。役者としても磨きがかかった安藤政信に今までにない柴田勝家を見せてくれるのではないかと期待が高まる。

■前回(第18話)ネタバレあらすじ
弘治2年(1556年)長良川の決戦で斎藤道三は、息子の高政に敗れ、道三側に寝返った明智家は高政軍からの攻撃を受けていた。明智家存続の為生きながらえて欲しいと願う叔父光安(西村まさ彦)と別れた光秀(長谷川博己)は、明智家の面々を連れて尾張を目指そうとしていた。そこへ駒(門脇麦)と菊丸(岡村隆史)が駆けつけ、尾張への道は高政の見張りが厳しいため、手薄な北を目指すよう言われる。牧(石川さゆり)や煕子(木村文乃)らも旅支度を終え合流し、逃げようとする光秀らの目の前には焼け落ちる明智城が見えるのだった。

光秀らが高政の手を掻い潜り山道を進んでいると、山伏を連れた伊呂波太夫(尾野真千子)と出会う。太夫は帰蝶(川口春奈)の指示で、明智家を越前へ逃がすよう命じられていた。太夫らと共に越前へ向かう明智家。越前へ入る前日、小屋で休むことになり、太夫たちが食べ物を調達しに出ている間、牧や煕子は駒が探している命の恩人の話を聞く。駒が3つの頃、焼けた家から救い出してくれたのが明智家の人だったと語る駒。その恩人から聞いた「麒麟の話」から、それが光秀の父光綱(尾関伸次)だったと判明。光綱が牧に助け出した女の子の話をしており、それを覚えていた牧は駒の手をとり、「いつか戦が終わり、麒麟がくることを信じている。」と涙ながらに抱き合う2人だった。

伊呂波太夫の助けを借りて、明智家一行は越前へ落ち延びることに成功、一乗谷に到着する。朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)が治める越前は、市が栄え豊かな国だった。朝倉館にて、義景と謁見することになった光秀と伊呂波太夫。義景と太夫の話から、どうやら太夫は名門近衛家の出身で、朝倉家とも縁がある為、明智家を越前でかくまうことを頼める間柄らしい。さらに義景は細川藤孝(眞島秀和)からも明智家が落ち延びることがあれば助けて欲しいという手紙を受け取っていた。

美濃から逃げてきた明智家をかくまえば、美濃から攻められることを心配する義景に、明智家と信長(染谷将太)に嫁いだ帰蝶は親戚関係なので、もし美濃が攻めてきたとしても、その背後から尾張が守ってくれると説得する太夫。本当に光秀の為に尾張が動くと思うかと問いただす義景に、自分にそこまでの力はないと正直に答える光秀だったが、今更美濃へ帰れない光秀たちの身の上を考えて越前に留まることを許す義景だった。そして、義景は当面の生活費を出そうとするが、光秀にきっぱり断られ顔色を曇らせる。謁見後、貰えるお金を受け取らない真面目な光秀に少々あきれ気味の太夫だったが、光秀は太夫に礼を言い2人は別れるのだった。

明智家が紹介された空き家は廃屋の様な小屋で、到底人が住める状態ではなかった。生活費調達の為にも質屋へ行くという駒に亡き父の形見である数珠を渡す光秀。そこで駒、煕子と佐馬助(間宮祥太朗)も連れだって市へ行くことに。煕子は自分の帯を質に入れ、光秀が大事にしている数珠を手元に置くのだった。一方、家に残った光秀は、落ち込む気持ちを牧にこぼしてしまうが、「沈んだ時にどう生きるか、負けた時にどう耐えるかがその者の値打ちが決まる。」と牧は亡き夫の言葉を借りて息子を元気付け、光秀も父の言葉通り、己も誇り高く生きようと決心する。そして、荒れていた家が住めるようになった頃、駒は太夫らの元へ戻って行くのだった。

一方尾張では、信長の弟、信勝の家臣、柴田勝家が信長に謁見し、信勝に謀反の計画があることを詫びていた。勝家は尾張の行く末を案じていた。それは信勝の背後に高政と今川義元(片岡愛之助)が、信勝の謀反に乗じて尾張を攻めてくるのではということだった。それを聞いた信長は帰蝶の勧めで信勝と会うことに。

病気という嘘をついて信勝を呼び寄せた信長。信勝は病が治るという清水を持参し見舞いに訪れるが、これは信勝を討つ為の嘘だと信長から聞かされる。しかし、信勝の顔を見たらその気は失せたという信長。弟を殺せば母が悲しむからと。そして信長は小さい頃から母親に可愛がられた弟が憎かったと告白すると、また信勝も兄が妬ましかったと告げる。さらに信長は信勝が美濃の高政と手を組み自分を討とうとしていることを暴露すると、信勝が持ってきた水を飲むよう命じるのだった。謀反を認め、許しを乞う信勝だったが、持ってきた水の中に毒が入っていることを察した信長に、それを飲むよう強要され命を落とすのだった。

■第19話「信長を暗設せよ」あらすじ
道三の死から2年が経ち、越前でつつましく暮らす光秀は、朝倉義景に呼び出され、京都へ行って来て欲しいと頼まれる。京都では三好長慶(山路和弘)と和睦をした将軍、足利義輝が都に戻っており、義輝から諸大名に挨拶に来るよう書状が届いていた。義景は三好と将軍の和睦に疑念を持ち、様子を伺いに光秀を使いに出すことにしたのだった。京に到着した光秀は、義龍の一派が信長の命を狙っている噂を耳にし、松永久秀と共にそれを阻止。久々に義龍と再会した光秀は、義龍に再び美濃に戻って豊かで大きな国を作ろうと持ち掛けられるが・・・。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第19話は5月24日(日)総合夜8時より、BSプレミアム午後6時、BSK午後9時より放送。語り:市川海老蔵。出演:長谷川博己/染谷将太/門脇麦//間宮祥太朗/川口春奈/尾野真千子/石川さゆり/安藤政信/ユースケ・サンタマリアほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_kirin」。第19話予告動画は番組公式サイトで公開されている。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

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