イ・ヨンエ主演最新作、邦題『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』で9月公開決定!日本版予告動画で先取り

2020年06月25日13時00分映画

『親切なクムジャさん』(パク・チャヌク監督05)以来、14年ぶりのスクリーン復帰を果たしたイ・ヨンエ主演の韓国映画『나를 찾아줘(私を探して)』が邦題『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』として9月18日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開することが分かった!Youtubeにて日本版ポスターと予告動画が解禁となった。

『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』は行方不明になった児童と児童虐待をテーマにした、2019年11月の作品。



主演のイ・ヨンエは、韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」(2003)で日本でも圧倒的な知名度を誇る清純派美人女優。2005年のパク・チャヌク監督作『親切なクムジャさん』でそのイメージを覆し、韓国最大の映画の祭典「青龍映画賞」や「シッチェス・カタロニア国際映画祭」で最優秀女優賞を受賞、名実ともに韓国を代表する女優となった。2009年に結婚、その後出産、子育てのため芸能活動を休止していたが、2016年「師任堂(サイムダン)、色の日記」で女優復帰。ドラマでは変わらぬ清純美人でファンを魅了したが、14年の時を経た映画のスクリーンには、『親切なクムジャさん』とはまた全く異なる姿でカムバックした。

ブリング本作でイ・ヨンエが扮したのは、息子を失った罪悪感と懐かしさの中で時間をすごしながらも、息子を捜しだせるという希望を決して諦めない母ジョンヨン役。目撃情報をたよりにたどり着いた漁村で出くわした怪しげな一家に阻まれながらも、真実を追い求めて粘り強く我が子を探し続ける母親を演じている。14年ぶりの復帰作となった本作について、イ・ヨンエは「緻密で完璧な演劇の台本を読んでいるようだった」とコメント、さらに「思いがけず長期間、女優の仕事を休んでいた私にとって、長い間待った甲斐のある作品だと確信した。本当に観てもらいたいと思える作品です」と、製作報告会で語っている。(イ・ヨンエのコメントと本作出演を決めた経緯などはコチラで詳しく紹介している)

ブリング監督は、イ・チャンドン監督作『シークレット・サンシャイン』(07)などにプロダクションアシスタントとして参加し、本作で長編劇映画デビューを果たしたキム・スンウ。さらに、Netflixで大好評配信中のドラマ「梨泰院クラス」のユ・ジェミョン、7月より日本でも放送開始のドラマ「夫婦の世界」のパク・ヘジュンら実力派俳優たちが脇を固めた。
今も世界各国で起こり続ける行方不明事件、児童労働といった現代社会の闇を背景に、一級のサスペンス・エンタテインメントに仕上げた手腕は、ホ・ジノ監督(『八月のクリスマス』)から「最初から最後まで一瞬も目が離せない!」と絶賛され、トロント、シカゴ、ロッテルダム、香港など世界各国の国際映画祭でも高い評価を受けた。

公開されたポスタービジュアルは、「その日まで、笑顔は封印した。」というコピーとともに、まっすぐ前を見据えたイ・ヨンエに重なるように、息子の捜索チラシが浮かび上がる。同時公開された予告編では、怪しげな一家に怯えながら息子を捜す序盤から一転、後半では力強く彼らに立ち向かっていくジョンヨン(イ・ヨンエ)の様子が映し出されている。

ブリング■あらすじ
看護師として働くジョンヨン(イ・ヨンエ)は、夫ミョングク(パク・ヘジュン)と共に、6年前に失踪した息子ユンスを捜し続けていた。捜索途中に起こった悲劇的な事故の後、憔悴しきった彼女の元に「ユンスに似た子を、郊外の漁村で見た」という情報が寄せられる。しかし、漁村へとやってきたジョンヨンの前に立ちはだかったのは、釣り場を営む怪しげな一家だった。口を閉ざす村の人々、非協力的な地元警察。この村は何かがおかしい…。



■作品概要
監督・脚本:キム・スンウ(第一回監督作品)
出演:イ・ヨンエ(『親切なクムジャさん』「宮廷女官 チャングムの誓い」 )、ユ・ジェミョン(「秘密の森」)、イ・ウォングン(「グッドワイフ」)、パク・ヘジュン(『毒戦』)
原題:나를 찾아줘 /英題 BRING ME HOME 2019年/韓国/韓国語/ 104分
提供:マクザム
配給:ザジフィルムズ/マクザム
(c) 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

Youtube『나를 찾아줘』予告動画日本語字幕なし

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