吉川晃司主演「探偵・由利麟太郎」第3話「殺しのピンヒール」のあらすじと第2話ネタバレ、予告動画

2020年06月29日00時00分ドラマ
@フジテレビ・カンテレ

俊助(志尊淳)が殺人の容疑者として逮捕!久しぶりにタッグを組む由利麟太郎と等々力警部(田辺誠一)が事件の謎に挑む!現代版に新解釈された横溝正史の“由利麟太郎”シリーズ!火曜午後9時、5週連続特別ドラマ「探偵・由利麟太郎」カンテレ=フジテレビ系、6月30日(火)放送の第3話「殺しのピンヒール」の見どころと第2話「憑かれた女」のネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



「探偵・由利麟太郎」は、京都を舞台に、元警視庁捜査1課長の白髪の名探偵・由利麟太郎(吉川晃司)が、ミステリー作家志望で助手の三津木俊助(志尊淳)と数々の奇怪な難事件に挑むホラーミステリー。6月23日に放送された第2話の平均視聴率は初回の9.6%から3.3ポイントダウンの6.3%にとどまった。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

23日に放送された第2話「憑かれた女」では、前話よりもさらに、原作に大胆なアレンジが施され、犯人も命を落とす人物も異なる、新たなストーリーとなった!原作を読んでドラマを視聴すると、まさかまさかの展開に驚くことになる。奇しくも、由利が語った「オリジナルを超えられるリメークなどない」は、本作がオリジナルを超えられたかどうか、視聴者に確認させるための布石なのかもしれない。…是非とも原作を読んで判断してみたい!

Twitter上で話題となったのは由利がコートを翻しながら、井出と格闘するシーンと、オムライスのシーンだ。「シンバルキックキター!」「吉川晃司のハイキック!!シンバル欲しいわ!」「やばー!かっこよすぎるー」と吉川の長い脚から繰り出されたハイキックに沸いた。そして、緊迫感の続くドラマの中で、由利が俊助とにこちゃんマークのオムライスで夜食を取りながら語りあう場面は、唯一ほっこりと息がつけるシーンと好評だった。

6月30日放送の第3話「殺しのピンヒール」では、俊助が殺人容疑を掛けられ逮捕されてしまう。そして、俊助が由利との出会いを思い出すシーンや、由利が警視庁捜査一課長を退職する原因となった事件を回想するシーンが登場し、メインキャストの背景が深く掘り下げられる。

「殺しのピンヒール」の原作『銀色の舞踏靴』は、短編のシンプルなストーリーの作品なので犯人チェンジなど大きなアレンジはなさそうだ。しかし、原作にはなかった仮装パーティーや殺しのピエロの存在はとても気になる…。そして、次回注目のヒロインは「風のハルカ」(2005/NHK朝ドラ)で主演をつとめた実力派女優・村川絵里が、命を狙われるモデル・名越優美役を演じる。さらに、優実の夫・名越恭介役を個性派俳優・浅利陽介が担う。

■第2話「憑かれた女」ネタバレあらすじ
祇園のクラブ「マダム・シルク」でホステスとしては働く吉岡エマ(水上京香)は、得体の知れない“黒い影”に襲われる悪夢と幻覚に悩まされていた。エマの恋人で青年実業家の五月翔太(赤楚衛二)は、エマを心配してその窮地から救おうと危ない仕事に手を出していた。そして、五月の元恋人でエマと同じホステスの神崎美沙子(柳ゆり菜)はエマのことを気味が悪いと激しく敵視していた。

店のママから、ドラマのオーディションを受けてみないかと打診されたエマは外国人運転手に秘密の撮影所に連れていかれる。途中、目隠しから覗き見た「眼」の看板に沢山の人の顔…目隠しを取られた先の洋室も何やら怪しげな雰囲気が漂っていた。暖炉の炎の中には美沙子のもの同じタトゥーを持つ腕が燃やされ、部屋の中央に置かれたバスタブの中には、腕を切り落とされ死んでいる美沙子の姿が…。寝ても覚めても、幻覚に悩まされていたエマはとうとう悪夢が現実のものになったと思い、気を失う。

学生時代の旧友でミステリー同好会の仲間だった井出圭一(尾上寛之)と会っていた俊助(志尊淳)は、道端で放心状態のエマに遭遇する。井出は「マダム・イルク」の常連で、エマとは偶然同じマンションに暮らしていた。今日訪れた洋館で、「美沙子の死体を見た」と言うエマを心配し、その真相を確かめるべく俊助は由利(吉川晃司)に助けを求める。

由利は井出の部屋に通され、彼の本棚を興味深げに眺めて記憶について語る。洋館の場所を突き止めた4人は車で現場を訪れる。しかし、そこには死体どころか殺人が行われた痕跡も見当たらなかった。エマを心配して尾行してきた五月も姿を見せる。翌日、美沙子が店を辞めると伝えに来たとママの梶原絹江(山口香緒理)が証言する。やはりエマの幻覚だったのか…。そう思った矢先、エマが観たと言う凄惨な光景と同様の、暖炉で焼かれる左腕と、バスタブに横たわった美沙子の死体が発見される。

洋館には等々力警部(田辺誠一)の指示で、由利と俊助の他に、エマと井出、五月も呼び出されていた。昨日この洋館を訪れた5人が容疑者なのだ。全員が取り調べを受ける中、五月が逃亡したことで警察は犯人を五月と断定、俊助たちは解放される。

エマは五月に指示を受けてこっそり会うが、警察の手が迫っていた。二人を見つけた由利は「逃げなくていい」と止めるが、五月は単独で逃走を続け、エマはやってきた車に乗り込む。するとそこには、意識をなくしたママ・梶原と、洋館に案内した外国人の運転手の姿が…。エマはそのまま連れ去られてしまう。

井出から俊助に五月が車で洋館に向かったと連絡が入るが、由利は「井出が向かったのあの屋敷ではない」と言う。由利は俊助とともに井出の会社の倉庫を訪れる。そこには美沙子によく似た人形やタトゥーのある左腕、そして外国人運転手のマスクが置かれていた。事件の犯人は俊助の友人の井出だった。井出の父親は昔一本だけホラー映画を撮ったことがあった。由利はその映画の内容が今回の事件と酷似していることに気づいていた。

エマに片思いしていた井出は、エマのすべてを知るために自宅を盗撮し、さらにエマを幻影を見たと思わせるためにホログラム装置まで仕掛けていた。エマの悲鳴と恐怖の表情を撮りため、父親の作品を超える映画を作って見返してやるのだというのが井出の言い分だった。「君はいつからこの悪夢を見ている?オリジナルを超えられるリメークなどない」と由利は井出を諭す。

エマとママ・梶原は無事だった。犯人が井出だったことを等々力に電話で伝えると、洋館で五月の死体が発見されたことを知る。五月は危ない仕事をしていたことで、その筋の者に始末されてしまったのだ。悪夢から覚めたと安堵していたエマは、再び頭を抱えてうずくまってしまう…。

■第3話「殺しのピンヒール」あらすじ
仮装パーティーに出演したモデルの名越優美(村川絵梨)は、出番を終えて戻ってきたVIPブースで、サンプルと思われる香水の小瓶をピエロから受け取るが、モデル仲間の白川珠喜(鳥居香奈)に小瓶を取り上げられる。その直後、小瓶の香水を浴びた珠喜は突然けいれんを起こし、倒れてしまう。優美が慌てて助けを呼びに行くと、すれ違うようにやってきたのは俊助(志尊淳)。俊助は出版社の編集担当・山岸(木本武宏)に誘われたパーティーに参加していた。偶然にも珠喜が履いていたピンヒールを拾い、持ち主を探していると死体を発見!俊助は殺人容疑で逮捕されてしまう。

一方、店の裏口では、川瀬文乃(阿部純子)が、踊りながら歩き去るピエロを目撃していた…。帰宅した優美は、パーティーで起きた惨劇を料理研究家志望の夫・恭介(浅利陽介)に話す。恭介はショックに打ちひしがれている妻をなぐさめようとするが、優美はうんざりした様子で恭介にきつい言葉を浴びせる。

翌朝、等々力(田辺誠一)から俊助逮捕の知らせを受けた由利(吉川晃司)は、早速、珠喜を毒殺した真犯人を捕まえるべく殺人現場へ。「久しぶりのタッグだ」とどこか嬉し気な等々力とともに、犯人が残した痕跡を追っていく。一方、ピエロの目撃者である文乃の家には何者かが忍び寄っていて…。


フジテレビ 2020年6月16日(火)スタート毎週火曜日夜9時から放送、ドラマ「探偵・由利麟太郎」全5話。出演:吉川晃司 志尊淳 田辺誠一 どんぐり 木本武宏 ゲスト出演:新川優愛 水上京香ほか。番組公式Twitterアカウントは「@ktvyuri8」。関連動画は番組公式Twitter、番組公式インスタグラムで公開されている。

フジテレビ・カンテレ「探偵・由利麟太郎」番組公式サイト
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