綾野剛&星野源「MIU404」第3話アンナチュラルとクロスオーバー!予告動画と第2話ネタバレあらすじ

2020年07月09日13時45分ドラマ
(C)TBS

「MIU404」×「アンナチュラル」夢のコラボが実現! 第3話「分岐点」では、西武蔵野署の毛利刑事(大倉孝二)と向島刑事(吉田ウーロン太)が登場!“第4機捜”メンバーと共に、連続いたずら通報の真相を追う!野木亜紀子脚本、1話完結のノンストップ“機捜”エンターテインメント「MIU404」(TBS、金曜夜10時)7月10日放送の第3話の見どころと、第2話ネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「MIU404」は初動捜査のプロフェッショナル“機動捜査隊”が、24時間というタイムリミットの中で事件解決を目指す新感覚の刑事ドラマ。7月3日に放送された第2話「切なる願い」の平均視聴率(世帯)は11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2週連続で2桁を記録した。

殺人の容疑者・加々見(松下洸平)は、逃走中に田辺(鶴見辰吾)とその妻・早苗(池津祥子)を拉致するが、夫婦は加々見を亡き息子と重ね合わせ、無実を信じる。しかし、加々見は上司のパワハラに耐えかねて殺人を犯していた。“自分が殺人を犯したのは父のせい”と考え、誰もいない実家へたどり着いた加々見を待ち受けていた伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)は、彼の父が数年前に交通事故で亡くなっていたことを告げる…。

自分の犯した罪を受け入れられず、自分が抱えていた怒りの大きさに怯え、困惑したまま逃走をつづける加々見に視聴者は同情せずにいられなかった。クライマックスで、逮捕された加々見に田辺夫婦が「ごめんね」と声をかけるシーンは切なかった。Twitter上では「吐くまで泣いた」「久々にドラマで泣いた」などの声が殺到。加々見が父親に言って欲しかった言葉と、田辺夫婦が自殺してしまった息子に言いたかった言葉が重なり、心揺さぶられるシーンだった。「人の気持ちの描写が凄いリアルで怖いけど、感動した」「ドラマはこうありたいって久しぶりに感動」と松下の迫真の演技と、野木の脚本を絶賛する声が多く上がった。

初回で車を大破させた伊吹藍と志摩一未が、パトロールカーに「まるごとメロンパン号」を割り当てられてしまったり、“うどんの湯切り”のせいで署外の洒落たオフィスに移転させられていたりと、前話から引き継いで“4機捜”が成り立つ様もほどよく描かれ、一話完結の中で連続していくコネタも楽しい。

7月10日放送の第3話では、2018年1月期に同枠にて放送された「アンナチュラル」に登場していた西武蔵野署の毛利刑事役の大倉孝二と、向島刑事役の吉田ウーロン太がゲスト出演。西武蔵野署管内で続発するわいせつ事件と頻発するイタズラ通報の捜査に、伊吹と志摩(星野源)ら4機捜メンバーが、正式な捜査協力依頼を受け、毛利・向島とタッグを組んで事件を追う!

「MIU404」と「アンナチュラル」のコラボについて、両作のプロデュースを務めている新井プロデューサーは、「『MIU404』と『アンナチュラル』の世界はつながっていて、どこかでミコト(『アンナチュラル』の主人公)も生きていると思っている」と話している。

今回のゲスト出演について、大倉孝二は「お話をいただいた時は意味がよくわかりませんでした。未だによくわかっていませんが(笑)、勝手に受け取ったありがたみを噛みしめながら、ドラマに貢献出来るよう励みたいと思います」とコメント。

吉田ウーロン太は「まさか『アンナチュラル』の世界線とリンクしてるとは、僕が向島役じゃなくても興奮します。『アンナチュラル』は2017年に撮っていたので、3年も前の役が出来るかなあとやや不安でした。でも今回『MIU404』の台本を読んで“そうだそうだ、向島はこんなこと言うやつだった”と思い出しています。現場で大倉さんにお会いして“そうだそうだ、こんな上司だった”と思い出しました。ご覧になる皆さんの心にも“そうだそうだ”がこだますることを願っています」とクロスオーバーの面白さをアピールしている。

■第2話 ネタバレあらすじ
伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)がメロンパン号でパトロールをしていると、伊吹が隣を走る車内の異変に気付く。そんな中、警視庁から殺人事件の容疑者が逃走中という無線が入り、伊吹は隣の車に容疑者が乗っているかもしれないと言いだす。「走る、人質監禁、立てこもり事件」と見立て、志摩は本部の隊長・桔梗ゆづる(麻生久美子)に許可を得て追跡を開始する。

一方、殺害現場の初動捜査にあたる陣馬(橋本じゅん)と九重(岡田健史)は、第一発見者の証言から凶器のナイフを持って逃走した人物が、加々見崇(松下洸平)と知る。加々見は、事件現場となったハウスクリーニング会社では真面目に働く社員だったという。殺害された会社の専務と加々見との関係性を疑う中、陣馬は遺体周辺には血の掌紋が多数ついているにも関わらず、加々見が飛び出した部屋のドアノブには血が付着していなかったことを不可解に思う。

疑惑の車を追尾する伊吹と志摩は、運転する田辺将司(鶴見辰吾)と助手席の妻・早苗(池津祥子)が、検問で同乗しているのは息子だと警官に話したことを知る。信号待ちで車が止まった隙に、志摩は田辺夫婦の車にボイスレコーダーを仕掛け、車内の会話を盗聴し始める。

陣馬と九重は追尾車の持ち主・田辺夫婦の自宅を訪ね、息子が13年前の今日、自殺していたことを知る。夫婦は命日の墓参りに出かけるため、花屋で買い物をしていたところを加々見に脅されて車を奪われたのだ。

加々見は、威圧的な父親から逃れるために上京し、同級生の岸に誘われて、今の仕事に就いたこと、真面目に働いていたが、専務のパワハラが酷く、岸が会社をクビになったことなどを夫婦に話していた。本部では、岸がSNSで専務を中傷し、天誅がくだってもおかしくないなど、犯行を匂わせる書き込みをしていたことが見つかり、同時に岸が実家の山梨に帰ると話していたとの証言も入る。

伊吹は、加々見は自分の無実を証明するために、岸の元に向かっていると断言する。車は富士山の見える道の駅に停車する。夫婦は加々見に最後までつきあうと言い、自分たちの息子が自殺に至った経緯を話す。息子を信じてやれなかったことを悔いている彼らは、加々見のことは最後まで信じると決めたのだ。そして、逮捕に来た伊吹と志摩を妨害し、加々見を逃がしてしまう。

田辺夫婦から事情聴取をしていると、陣馬から岸が東京にいて、事件とは無関係だったことが知らされる。「人は信じたいことを信じる。自分のやってしまった事を認めたくないんです。できる事なら、罪を犯す前に戻りたい。なかったことにしたい。でも、時は戻らない!」と自戒の念をこめて語る志摩…。夫婦は、加々見が行きたがっていた場所を教える。

加々見は追い詰められた形相で、包丁を手に実家を訪れていた…。そこに岸から「自主しろ」と電話が入る。「あいつを殺して、僕も死ぬ」と加々見。父親は怒ると暴力を振るい、反省文を書かせ、ひたすら謝らせた。一度として謝ることはなかった。同じことを専務に強制され、我を失って刺し殺してしまった…。伊吹と志摩は加々見と対峙し、父親が2年前に事故で亡くなったことを伝える。「加々見さん、あなたは人を殺した。理由はどうあれ、命は取り返しがつかない」と志摩。「殺しちゃダメなんだよ。相手がどんなクズでも、どんなにむかついても。殺した方が負けだ。無実でいてほしかったな」と伊吹。

逮捕された加々見に「ごめんね」、と何度も言い続ける田辺夫婦。「いつか3人でドライブしよう。最後までつきあえなくてごめんね」という声に、加々見は振り返り、深くお辞儀をするのだった。

■第3話あらすじ
西武蔵野署管内でイタズラの通報が頻発している。西武蔵野署の刑事・毛利(大倉孝二)と向島(吉田ウーロン太)によると、イタズラ通報は“通報したプレイヤーが警察から逃げ切ったら勝ち“というネット上のゲームのルールを模倣した愉快犯の遊びであるという。これまでそのイタズラ通報に対応した警官全員が犯人に逃げ切られていると聞いた伊吹(綾野剛)は「足で負ける気はしない」と、犯人逮捕に名乗りを挙げる。

後日、伊吹と志摩(星野源)が管内をパトロールしていると、入電中に通話が切れるというこれまでのイタズラと同じ手口の通報が入り…。


金曜ドラマ『MIU404』TBS 2020年6月26日スタート。毎週金曜日夜10時から放送。出演:綾野剛 星野源 岡田健史 橋本じゅん 麻生久美子 渡邊圭祐 金井勇太 生瀬勝久 ゲスト:大倉孝二、吉田ウーロン太ほか/脚本:野木亜紀子/Twitter公式アカウントは「@miu404_tbs」、予告動画等は番組公式サイトで公開している。

「MIU404」番組公式サイト

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