宮﨑あおい主演「眩(くらら)~北斎の娘~」10日NHKBSP・BS4K同時放送!あらすじと予告動画

2020年07月09日12時51分ドラマ

生涯をとおして約3万点と数多くの作品を残し、国内外問わず高い評価を得ている浮世絵師・葛飾北斎(長塚京三)を影ながら支えた娘・お栄(宮﨑あおい)の半生を描くドラマ「眩(くらら)~北斎の娘~」が、7月10日(金)午後7時30分~8時43分にNHKBSPとBS4Kで同時放送する!本作はブルーレイも発売中で、Youtubeにて予告動画が視聴できる。

「眩(くらら)~北斎の娘~」は直木賞作家・朝井まかて著『眩』を実写ドラマ化した作品。2017年9月にNHK総合で放送された作品。宮﨑あおいが主演を務め、松田龍平、三宅弘城、野田秀樹らが脇を固める。



『富国三十六景』『北斎漫画』『富獄百景』、日本を代表する浮世絵を描いたのが葛飾北斎(1760-1849)。その名は国内はもとより欧米でも知名度が高い。1999年にはアメリカの有名雑誌『LIFE』で「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」で唯一日本人で選ばれたのが北斎である(86位)。

主人公のお栄は、一度は嫁いだものの離縁され出戻り、父である北斎の助手として数々の名画を手がけた絵師である。本作では宮﨑あおいが演じているが、実際のお栄はアゴが出て不美人だったと言われている。父・北斎は娘を「アゴ」と呼んでいたとも伝わっている。

晩年のお栄は仏門に入った。北斎の死後、家を出て消息不明になり金沢で没したとも言われている。

「眩 北斎の娘」の脚本は、大ヒットしたNHK朝ドラ「あさが来た」(2015)を手がけた大森美香。宮﨑あおいと北斎を演じる長塚京三は、NHK大河「篤姫」(2008)以来、再び親子役で共演となった。

■あらすじ
天才浮世絵師・葛飾北斎(長塚京三)の三女・お栄(宮﨑あおい)。一度は嫁いだものの、箸を持つより絵筆を持つのが好きで出戻ってしまった。お栄は父・北斎の手伝いをするようになる。

北斎の門人である善次郎(のちの渓斎英泉:松田龍平)にだけは、悩みや苦しみを打ち明けることができたお栄。それはお栄にとって密かな恋だった。

やがて北斎、英泉がこの世を去り60歳を過ぎたお栄の手には、絵筆が握られていた…。

■キャスト
宮崎あおい、松田龍平、三宅弘城、西村まさ彦、野田秀樹、余貴美子、長塚京三 ほか

■作品概要
原作:朝井まかて 『眩』 (新潮社刊) 脚本:大森美香 音楽:稲本響 演出:加藤拓 (NHKエンタープライズ) 制作統括:佐野元彦 (NHKエンタープライズ) 中村高志 (NHKドラマ番組部)
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朝井まかて 『眩』 (新潮社刊)(Amazonでチェック)

NHKBSプレミアム「眩 北斎の娘」番組公式サイト
Youtube「眩 北斎の娘」予告動画