中条あやみ×本郷奏多の時空を超えた恋物語「56年目の失恋」11日BSPで放送!インタビューと予告動画

2020年07月09日21時00分ドラマ
@NHK

2020年と1964年の東京を舞台に、中条あやみと本郷奏多主演で贈るタイムトラベルラブストーリー「56年目の失恋」が、7月11日(土)NHKBSプレミアムにて夜9時から放送!番組公式サイトでは主演2人のインタビューと予告動画が公開されている。

「56年目の失恋」は、時を超えた男女の出会いを通じて、56年の間に日本人が得たもの、失ったものを浮かび上がらせるとともに、56年間という時に耐える、普遍的な価値観、愛を問いかけていく物語。



“料理を通し、愛を育むふたり”に扮するのは、昨年春期ドラマ「白衣の戦士!」(の本テレビ)で水川ああみとW主演を演じた中条あやみと、17日スタートの「江戸もののけ物語」で妖怪役を演じる本郷奏多。本作では中条は、現代(2020年)に生きる女性シェフの中川沙織役を、本郷は1964年に生きる西洋料理のコックの菊池隆一役を演じる。

ガールクラッシュなヒロインを演じる中条は、自身が演じた沙織を、「男勝りでタイムスリップした1964年でも、理不尽なことを言った人をビンタをして自分の意見をしっかりと伝えるシーンもあったり、カッコイイ女性だなと思いましたし、強さの中に、しとやかな雰囲気も織り交ぜて、現代でも過去でも生きていけるような人物像をイメージして演じた」と答えている。またもともと好きでよく自炊をしていたという料理については、「いつもピーラーを使っていたじゃがいもの包丁での皮むきが怖かった」といいながらも、撮影に入る前に30個ものじゃがいもで練習し、撮影時にはピーラー以上に早く皮むきで来たと自身ののぞかせている。中条の包丁さばきも見どころだ。

一方、中条と初めて共演する本郷は、本作のテーマを「タイムスリップの話ですけど、SF要素にフォーカスしてるわけじゃなくて、描きたいのは人間ドラマ」といい、「昔のシンプルだった社会だからこそ気付くことのできる人間の温かさが描かれているので、見ていてほっこりした気持ちになれるのではないでしょうか。わかりやすくて、まっすぐな物語だと思います」と紹介している。また、自身が演じる隆一については、「主人公の沙織がタイムスリップした先の1964年にいる料理人で、一見ぶっきらぼうだけど、本当は優しく、自分の仕事にプライドも持っている人物」とキャラクター分析し、昭和30年代を生きる隆一の常識では考えられない行動をとる沙織に対して、最初はヘンな子だなと思っているんですが、次第に、強い意志をもつ沙織に「自分を出していけるなんてすてきだな」とひかれていくと演じた主人公の恋心を語っている。

コロナ禍によって人と人のつながりを見つめ直す機会が増えた今、「大切に思うからこそ会わないようにしよう」という、「会いたくても会えない」ことが今後も増えていくかもしれない。そんな中、元の時代に戻ってしまうと会えなくなるタイムスリップラブストーリー「56年目の失恋」で。2人がどんな選択をするのか、恋の行方が気になる。

■あらすじ
料理への自信を失いかけていた見習いシェフ・中川沙織(中条あやみ)は、突如2020年から1964年の東京へとタイムスリップしてしまう。そこで偶然出会った西洋料理店のコック・菊池隆一(本郷奏多)のもとで修業することに。ひたむきに料理と向き合い続ける菊池に接するうち、沙織は料理にとって、人間にとって本当に大切なものとは何かを学んでいく。そして、56年の時を超えた二人の恋の行方はいったい?

特集ドラマ「56年目の失恋」
放送予定:7月11日(土)[BSプレミアム]後9:00〜10:30
キャスト:中条あやみ、本郷奏多 ほか
脚本・演出:戸田幸宏
制作統括:寺園慎一、村松秀、橋立聖史

NHK「56年目の失恋」番組サイト