フィギュア羽生結弦、ISU初代最優秀選手賞に!スーツ姿で受賞コメントした表彰式動画アーカイブ配信

2020年07月13日01時39分スポーツ
出典:Youtube「ISU Skating Awards 2020」より

国際スケート連盟は11日、フィギュアスケートで新たに設けた昨シーズン活躍した選手などを表彰する「第1回ISUアワード」表彰式をオンラインで開催、7つの部門の受賞者が発表され、羽生結弦選手が初代の最優秀選手賞に選ばれた!羽生選手もリモート出演した表彰式はYoutube「Skating ISU」でアーカイブ配信している。



最優秀選手賞では、昨シーズン、グランプリシリーズの2大会で優勝したほか、四大陸選手権も制した羽生選手が、アメリカのネイサン・チェン選手などとの争いを制して初代の受賞者に選ばれた。

羽生選手はコスチューム部門と最優秀選手賞の2部門でノミネートされたが、衣装部門はアイスダンスのマディゾンチョック&エヴァンベイツ組が選ばれた。だが、自身の衣装について「私にとって衣装は、自分のプログラムやストーリーを表現するための重要なツール。パフォーマンスをする時に、これが“YUZURU”であることをコスチュームで表現しています」とコメントしている(「ISU Skating Awards 2020」01:09:00辺りより一部)。
そして最優秀選手に選ばれたことについては、「私たちはアスリートであり、競技をしています。多くのアマチュアスケーターがいて競技は成り立っています。スポーツの一つとして、毎日のなかで私が思っているのは、より強くよりうまくなろうということ、これまでよりも一つでも多く巧く強くなりたい。スケーターとして頑張って望む結果を出したいと思います。ファン、コーチに対し、私に期待するものを叶えたい」と流ちょうな英語でコメントしている(「ISU Skating Awards 2020」1:57:00辺りより一部)。

ライブ配信は日本のフィギュアファンも多く視聴したようで、日本語で羽生選手へ向けたチャットも散見された。
「イエスゆづ!お衣装大事だよね」
「羽生くん 黒のジャケット素敵すぎる」
「羽生くんに会えて幸せ」
「羽生さん、尊いよね〜。」
「さすがイヤホン大将、耳の後ろから通してた」

「第1回ISUアワード」では、このほか、最優秀新人賞には、昨シーズンのグランプリファイナル、女子シングルで優勝したロシアのアリョーナ・コストルナヤ選手が選ばれた。

また、羽生選手は日本スケート連盟の公式ツイッターに動画で、「まさか賞をいただけると思わなかったので、とてもびっくりしています。この賞をいただけたのも様々な場面で応援して下さった皆様のおかげだと、また改めて思うことができました。いつも応援していただき本当にありがとうございます。今、新型コロナウイルスや豪雨災害など大変な状況が続いています。どうかお気をつけてお過ごし下さい。また、これ以上、被害が拡大しないことを祈っています」と、コメントを寄せている。

「公益財団法人日本スケート連盟」Twitter