韓国ドラマ「不滅の恋人」テレ東で終映…気になるドラマのその後は?

2020年07月16日09時11分ドラマ
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ユン・シユン、チン・セヨン、チュ・サンウク主演の韓国時代劇「不滅の恋人」の最終回が、本日16日テレビ東京で放送された!思いっきり泣かされた後、イ・フィ(ユン・シユン)とチャヒョン(チン・セヨン)の幸せな笑顔で終映したドラマだが、果たして史実は?そしてその後の時代は?今回はそんなドラマのその後を紹介、予告動画はYoutubeにて公開中だ。

「不滅の恋人」は、実在した兄・首陽大君(スヤン大君、後の朝鮮王朝第7代王・世祖)と弟・安平大君(アンピョン大君)の争いをモチーフに、ひとりの美女との三角関係を絡ませた恋愛度数の高い時代劇。全20話の詳しいあらすじとみどころ、豆知識は【「不滅の恋人」を2倍楽しむ】で紹介している。



最終回で、チュ・サンウク扮するイ・ガンとユン・シユン扮するイ・フィの争いは、結局イ・ガンの死で決着がついた。ドラマでは、その後幼い前王が無事復位したが、史実としては、モデルとなった第6代王・端宗は、復位運動に危機感を募らせた世祖(イ・ガン)によって、魯山君(ノサングン)に降格され、流刑された挙句に自害を命じられて16歳の早すぎる生涯を閉じた(詳細は朝鮮王朝第6代王・端宗紹介で)。

一方、ドラマでは死亡したイ・ガンは、第7代王の世祖として13年間王座にいた。しかし50歳を過ぎてからは病床に伏すことが多かった。世祖の死後、長男はすでに夭逝していたために、次男が第8代王・睿宗(イェジョン)となるが、在位わずか1年2か月で死亡してしまう。

こうした世祖に降りかかる一連の不幸は端宗の母(ドラマではキム氏)の呪いとも言われた。短命の王・睿宗の後は、夭逝した世祖の長男の息子が名君として名高い第9代王・成宗となる。そして成宗の息子が稀代の暴君として歴史に汚名を残す第10代王・燕山君。「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン」でキム・ジソクが狂演した王だ。そしてこの王によってまたもや王朝が血塗られることに…。

【朝鮮王朝系図】で歴代王を紹介している。また、【ドラマの年表:朝鮮王朝】では同時代を舞台にしたドラマが一覧できるので、歴史をたどってドラマを見るのも時代劇の醍醐味だ。

※最終回ネタバレとドラマが伝えたかった事などは【最終回考】で詳しく解説している。

テレビ東京「不滅の恋人」ページ
 2020.06.19-07.16 月~金08:15-09:11 地上波放送
Youtube予告動画

kandoratop【作品詳細】【「不滅の恋人」を2倍楽しむ】