「アンサング・シンデレラ」第5話、明かされる葵(石原さとみ)の過去とは?第4話ネタバレあらすじと予告動画

2020年08月11日16時00分ドラマ
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石原さとみ主演「アンサングシンデレラ病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ木曜夜10時から)8月13日放送の第5話ではステージ4と診断された胃ガン患者と家族が人生の選択を迫られる・・・そこで薬剤師が示した希望とは?初めて明かされる葵みどり(石原さとみ)の過去を知る人物が登場する第5話のあらすじと第4話ネタバレとあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。



「アンサングシンデレラ」は萬津総合病院の病院薬剤師・葵みどり(石原さとみ)を中心に、脚光は浴びなくても”縁の下の力持ち”(=アンサングヒーロー)として患者のために奮闘する病院薬剤師たちを描いたヒューマンドラマ。8月6日放送の第4話が平均視聴率(世帯)2ケタの10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録、前週の8.8%より1.8ポイントアップした。2つの家族の絆を修復するため葵みどりが奔走した前4話は、羽倉龍之介(井之脇海)と、その父親で医者である龍一(菅原大吉)の確執が解けた瞬間の”親子グータッチ”が感動を呼んだ。

特に「ハク」こと羽倉龍之介を演じる井之脇海に「演技が輝いている」「笑顔がかわいい」などネットでも話題に。これまでも「義母と娘のブルース」(TBS系2018年)や、連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK2017年)など数多くの話題作に出演してきた井之脇は今注目の若手俳優。そんな井之脇演じる龍之介は、薬剤部ではいつもニコニコしていてムードメーカー的存在だが、第4話で実は医者を諦めて薬剤師になったこと、父親との親子関係に悩んでいたことが明かされた。龍一の病気と向き合うことで自信と誇りを取り戻し、かつて”ヒーロー”と思っていた父親と再び”グータッチ”ができるまでを繊細に演じた。

8月13日放送の第5話ではみどりが病院薬剤師を目指すきっかけが初めて明かされ、そのキーパーソンである清水佐緒里役で田中美里がゲストで登場。また、末期がんで入院している辰川太一(伊武雅刀)の担当医、畑中聡役で長谷川朝晴が出演する。「毎回泣ける」と話題の「アンサングシンデレラ」だが、末期ガンの告知を受ける太一とそれを支える家族の絆を描き、さらに調剤部も全力でサポートする第5話は感動必須。是非ハンカチのご用意を!

■前回:第4話 ネタバレあらすじ
病院内を足早に歩く葵みどり(石原さとみ)は、相原くるみ(西野七瀬)に昨夜の出来事を話していた。みどりがいつも通り「娘娘亭」で夕飯をとっていると店主、辰川秀三(迫田孝也)の娘、樹里(久保田紗友)が帰宅。その際、樹里が立ち眩みを起こしていたことを心配するみどりだったが、くるみはそこに同席していた小野塚綾(成田凌)の存在が気になる様子。すると年配の患者、羽倉龍一(菅原大吉)がうずくまっているところを発見。助けようとするみどりを拒否し、妻、志帆(宮田早苗)の手を借りて病室へ戻って行った。後にこの男性は脳神経外科界で権威ある医師で、調剤室で働く羽倉龍之介(井之脇海)の父親とわかり、薬剤部は騒然とする。

病室に戻った龍一に、みどりは他に服用している薬はないか質問するが、龍一は薬剤師の声に耳を傾けようとしない。そこへ瀬野章吾(田中圭)からみどりに緊急室へ来るよう呼び出しがかかる。みどりが到着すると、樹里が意識不明で運び込まれていた。樹里は過剰なストレスから摂食障害を起こしており、入院することに。辰川の話から、ストレスの原因は祖父、太一(伊武雅刀)が末期がんで入院していることだと考えるみどり。太一本人に告知はされておらず、そんな祖父に心配をかけまいとする樹里に、みどりは白血病患者の箕島小春(穂志もえか)の力をかりて樹里を元気づけることを思いつく。

一方、販田聡子(真矢ミキ)のもとに、先日龍之介が処方した薬を服用した患者が耳鳴りがするからと再診に来ていると連絡が入る。それは医師が誤った処方をしていたので龍之介が疑義照会をかけたにも関らず押し切られてしまった案件だった。「ハクが処方したものだから自分で責任をとるべき」とみどりに言われ、龍之介は患者に謝罪しに行く。そこへ偶然龍一が通りかかり、「惨めな姿だな。お前の仕事は医者の奴隷だ。」と冷たい一言を浴びせられる。すると龍一が突然倒れこんでしまう。

龍之介は、志帆から龍一が軽い認知症の疑いがあることを聞かされ、検査を受けるよう父を説得して欲しいと頼まれる。みどりは志帆に、龍一が服用してた薬を聞くと、医者であることを過信するあまり薬の管理をしない龍一に代わり、志帆が手書きで薬名を記した手帳を見せてくれた。龍之介が龍一の病室を訪れ検査を受けるよう説得するも言い合いになってしまい、龍之介はその場を後にする。

調剤室に戻った龍之介は、みどりから龍一は認知症ではないかもしれないと聞かされる。みどりは複数の薬を服用している患者が認知症の症状が出たという論文を思い出し、それを調べているところだった。徹夜で作業する中、ついに論文を見つけ出した龍之介は、強引に退院しようとする龍一を引き留め検査を受けてもらう。検査の結果、脳に認知症の症状は見られず、物忘れの原因は多剤服用だったことがわかり、薬を減らしていけば症状は回復するという。それから数日、退院が決まった龍一から、もう一度医者を目指さないかと言われる龍之介だったが、薬剤師も患者を救うことができる、自分は薬剤師を続けると告げるのだった。

■第5話 あらすじ
萬津総合病院に入院中の「娘娘亭」店主、辰川秀三(迫田孝也)の父、太一(伊武雅刀)の容態が急変。その後容態は安定するものの、太一が末期胃がんであることを告知するか悩む辰川。そのことで、祖父に嘘をついていると悩む秀三の娘樹里(久保田紗友)は摂食障害になっていた。樹里に助けを求められた葵みどり(石原さとみ)は辰川と共に太一のもとへ話をしにいくことになる。

医師から告知を受け、抗がん剤治療を行わなければ余命3ヵ月と言われた太一は、治療は必要なく、自宅で家族と過ごしたいと申し出るが、辰川と樹里は反対する。みどりは抗がん剤治療には休薬期間があるので、自宅で過ごすことも出来ると提案する。

辰川らとの出来事から、みどりは自分が患者1人1人と真摯に向き合う薬剤師を目指すきっかけとなった病院薬剤師、清水佐緒里(田中美里)との出会いを思い出していた。太一は家族と相談の上、治療を決意。樹里は太一と一緒に、これからやりたいことをリストアップする。病気と闘う太一とそれを支える辰川と樹里たちは、退院して太一の大好きな野球を見に行くことを望む中、そこへ薬剤部で治験管理を担当する七尾拓(池田鉄洋)が現れ太一に治験薬の提案をしてくるが・・・。

木曜ドラマ「アンサングシンデレラ」フジテレビ毎週木曜夜10時から放送。出演:石原さとみ 西野七瀬 成田凌 桜井ユキ 井之脇海 金澤美穂 真矢ミキ 迫田孝也 池田鉄洋 でんでん 田中圭ほか/ゲスト:伊武雅刀 久保田紗友 菅原大吉 宮田早苗/脚本:黒岩勉 公式Twitter公式アカウントは「@unsung2020」、予告動画は番組公式サイトで公開している。

「アンサングシンデレラ」番組公式サイト

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