堺雅人「半沢直樹2」第5話 ドラマは後半戦へ!銀行に戻った半沢を待ち受けるのは?第4話ネタバレあらすじ

2020年08月10日10時00分ドラマ
@TBS

「半沢直樹2」第5話は、出向先での活躍が認められ銀行に復帰した半沢直樹(堺雅人)!新しく待ち受けるのは帝国航空の再建だ!敵は銀行員だけにあらず!国家の陰謀とも戦う!「半沢直樹2」の第5話が8月16日(日)夜9時からTBSで放送される!第5話予告動画は番組公式サイトで公開中。



8月9日に放送された第4話で前半・「ロスジェネの逆襲」を原作としている部分が終了した。半沢直樹(堺雅人)やセントラル証券の森山(賀来賢人)たちの活躍により、電脳の平山社長(土田英生)と副社長(南野陽子)夫婦の粉飾決算や銀行の三笠副頭取(古田新太)との癒着をあばき、ずっと子会社の証券を見下してきた伊佐山(市川猿之助)、諸田(池田成志)たちも懲らしめることができた。三笠、伊佐山、諸田の3人は粉飾決算をしていた電脳へ出向することとなったのだ。

第4話では、銀行にいる三笠、伊佐山、大和田(香川照之)の3人が、誰と誰が仲間となっているのか?も見ごたえがあった。若いころから大和田についていた伊佐山が大和田を裏切ったとみせておいて、実は大和田についているのか?と思ったところで、やはり三笠についていた。大和田にむかって「土下座野郎」とののしったシーンも話題となった。そして、大和田になんとか力になってもらおうとする半沢が協力を求めると、大和田が眉間(みけん)に力を込めて「死んでも嫌だね!」というセリフも視聴者の心に残った。

心に残ったセリフでは、半沢が証券をでてゆくシーンで「勝ち組、負け組という言葉が嫌いだ」といい、就職氷河期に思うような就職ができなかった人をも救うセリフがあり、「心に刺さった」というネットの声も多く上がった。

そして、第4話をもって、「ロスジェネの逆襲」を原作としている部分が終了し、8月16日から放送される第5話では「銀翼のイカロス」を原作とする部分がスタートする。銀行に戻った半沢が国家権力とも戦うという壮大なストーリーとなる。第5話からは舞台を銀行に戻すため、登場人物も交代がある。証券会社の社員として登場していた賀来賢人、今田美桜たちに変り、江口のりこが国土交通大臣・白井亜希子、筒井道隆は帝国航空再建のタスクフォースのリーダー、柄本明が白井大臣を支援する進政党の大物議員・箕部啓治、アンジャッシュの児島が代議員の秘書役となって登場する。倍返しは一段と大きなステージへ進むとみられる。

■前回:第4話ネタバレあらすじ
半沢(堺雅人)たちの作戦によって、フォックスの逆買収に成功したスパイラル。だが、このままでは面子がつぶれてしまう東京中央銀行は、三笠副頭取(古田新太)の後押しによって、スパイラル株を買収するために電脳への500億円もの追加融資を強引に進めようとしていた。

卑怯にも、強大な資金力にモノを言わせ強引に決着をつけようとする銀行に、もはや絶体絶命の半沢だ。そんな中、半沢は電脳の収益に不透明な部分があることに気づく。財務担当の玉置(今井明彦)に接触を図るが、彼は口封じのために電脳を追われてしまう。玉置はいったいどこに消えたのか。電脳の子会社となっている電脳電鉄を訪問すると、玉置親子がいた。父親がとった特許の権利は電脳がもっているために逆らえないという。

予断を許さない状況が続く中、渡真利(及川光博)から、まもなく半沢の出向先が正式決定する、という知らせが入る。動揺する森山(賀来賢人)に「人事が怖くてサラリーマンが務まるか」と力強く語る半沢だが、このままでは万事休すとなることは確実だ。これ以上、打つ手はあるのか。しかし、半沢は電脳の収益について調べるようにと伊佐山に進言しようとする。しかし、半沢の言うことなど聞く気がない伊佐山(市川猿之助)は、対応を諸田(池田成志)にさせる。そのメモを受け取った諸田の元に三笠がやってきていた。

半沢は電脳電鉄との契約をもう一度調べると電脳の経営がうまくいかなくなった場合、特許を買い戻せるという一項があることに気が付いた。特許に興味をもってくれる会社を探し出した。しかし、その会社に伊佐山が融資は見送るべきだと話していた。

大和田(香川照之)は、頭取(北大路欣也)から帝国航空の再建チームの人事案を見せてもらった。そこにあるはずの自分の名前はなく、伊佐山の名前があった。大和田がなるはずだった常務の席は空くことがなかった。伊佐山に話を聞くと、伊佐山は大和田に感謝するどころか「土下座野郎」とののしった。

そして、役員会当日、電脳への500億の追加融資の話になると、大和田は半沢を招き入れた。半沢は大和田に助けを求めていたのだ。当初はあっさりと断った大和田だが、半沢の嗅覚を感じ、半沢を使うことで自分の地位を再度あげようとしたのだ。半沢は電脳の粉飾決算を暴露した。すべての責任を伊佐山に押し付けた三笠だったが、三笠こそが半沢が伊佐山に対して警告したメモを抹殺し、電脳から多額の裏金を受け取っていた張本人だったのだ。そして、三笠は失脚し、三笠、伊佐山、諸田は電脳を立て直すため出向することとなった。

半沢は銀行に戻る。送別の日、半沢は証券の社員「どんな会社にいても、どんな仕事をしていてもプライドをもって仕事している人が勝ち組だ」と言う。そして銀行に復帰すると、帝国航空の再建チームの一員となることが決まっていた。帝国航空の再建については銀行だけでなく、国も債権放棄をさせるために動いていた。

■第5話あらすじ
IT企業・スパイラルの買収劇をめぐり、電脳雑伎集団の粉飾を突き止めた半沢直樹(堺雅人)は、東京中央銀行を救った立役者として本店への復帰を果たした。だが復帰早々、中野渡頭取(北大路欣也)から直々に破綻寸前の帝国航空の再建を任される。

帝国航空は日本の空輸を担い、まさに国を代表する大企業だが、近年の経営状態は決して芳しくない。しかし、労働組合やOBの力が強いため大胆な改革もままならず、もはや身動きが取れなくなっていた。

そんな矢先、新たに国土交通大臣に就任した白井亜希子(江口のりこ)が会見で帝国航空の大胆な改革を華々しく提案する。彼女によれば、弁護士の乃原正太(筒井道隆)をリーダーとした直属の再建チーム「帝国航空再生タスクフォース」を立ち上げ、帝国航空に債権を保有しているそれぞれの銀行に、一律7割の債権放棄を検討しているという。

もしこのプランが実現すれば、東京中央銀行はおよそ500億円もの債権を手放さなければならなくなってしまう。半沢は何としても帝国航空を自力再建させるため、帝国航空へと乗り込むが、そこには一筋縄ではいかない巨大な壁が待ち受けていた…。

TBS 2020年7月スタート。毎週日曜よる9時放送、日曜劇場「半沢直樹」。原作:池井戸潤『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『半沢直樹3 ロスジェネの逆襲』『半沢直樹4 銀翼のイカロス』。出演:堺雅人、上戸彩、香川照之、北大路欣也、片岡愛之助、及川光博、古田新太、市川猿之助ほか。番組公式Twitterアカウントは「@Hanzawa_Naoki」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

TBS 日曜劇場「半沢直樹」番組公式サイト

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