ジョニー・デップ主演映画『グッバイ、リチャード!』本編映像と斎藤工、滝藤賢⼀ら著名人からのコメント到着

2020年08月14日18時00分映画

余命180⽇の崖っぷち男が、⼈⽣の愛おしさを⾒つけるライフ・ファインディングドラマ、ジョニー・デップ主演映画『グッバイ、リチャード!』の本編映像と著名人コメントが到着した。



『グッバイ、リチャード!』は、ジョニー・デップ×アカデミー賞受賞プロデューサーが贈る余命180日の崖っぷち男が、人生の愛おしさを見つけるライフ・ファインディングドラマ。⇒映画詳細

前回は本編冒頭映像を紹介したが、本日解禁となったのは、残された人生をありのまま⽣きると決めた⼤学教授のリチャードが、一風変わった特別授業を始める様子を切り取った本編映像。授業中に生徒からタバコをもらい口にするも、今までタバコとは無縁の生活を送っていたリチャードは咳き込み「マズすぎる」と⼀⾔。ある生徒が妻の不倫相手である大学の学長の姪だと判明すると「奴は大嫌いだ」と露骨に言い放つ。そしてリチャードは「この続きはバーでやらないか?」と生徒たちに前代未聞の提案を持ちかける。こうして始まった特別授業で、リチャードは⽣徒たちに⼀体何を教えていくのか?死を前に奔放になったリチャードをジョニー・デップお得意のコミカルな演技で演じている。

併せて、本作を鑑賞した角界著名人からの絶賛コメントが到着した。
俳優・斎藤工、滝藤賢⼀をはじめ、佐藤友紀、⻫藤博昭など⻑年に渡りジョニー・デップとの交流が深いライター陣らが、等⾝⼤の演技で主⼈公リチャードを演じたジョニー・デップを称賛している。

■斎藤工(俳優・フィルムメーカー)
こんなジョニー・デップが観たかった演者と役柄が交点を持つ瞬間が幾度もあり途中から何を観ているのか分からなくなったそのくらい今のジョニー・デップそして今までのジョニー・デップの⽣きて来た時間がフィクションを超えてリチャード教授に落とし込まれていた気がしましたつくづく映画を愛し映画に愛された男なのだと。またゾーイ・ドゥイッチの作品毎の七変化振りには毎度⼼の⼆度⾒をさせられる⽬の離せない新星。

■滝藤賢⼀(俳優)
⽣きているということは必ず死と隣り合わせであると突きつけられた。そんな当たり前のことを忘れてしまう。誰しもその時は間違いなくやってくる。果たして⾃分はジタバタせず受け⼊れられるのか…今の⽣き⽅でいいのか…この世に⽣まれてきた意味を考えずにはいられない。ジョニー・デップの芝居が響いた、このご時世だからこそ観るべき映画。

■佐藤友紀(ジャーナリスト)
⻑⼥リリー・ローズ=メロディが⽣まれた時、その感激を本当に⼩さなベビーを抱き上げる仕草をしながら語ってくれたジョニー・デップ。そうなのだ、『グッバイ、リチャード!』には等⾝⼤のジョニーが反映されていて、ああ、この⼈はスターである以前に⼀級の役者だったんだなと再認識。⼀⼈の男・リチャードの⼈⽣に重ねて、ジョニー・デップの素が⾒えるのも嬉しい!

■斉藤博昭(映画ライター)
その表情も⼝調も、これほどまで「素顔に近い」ジョニー・デップを観るのは初めてかも……。演じる本⼈と強烈に⼀体化したからこそ、⾃分の運命を受け⼊れるリチャードの姿が、切なく、愛おしく迫ってくるのだった。映画全体のシリアスさと軽妙さの不思議なバランス感覚も、ジョニーの個性を表現したかのよう!

■宇野維正(映画ライター)
念のため⾔っておくと、本作は闘病⽣活を描いたお涙頂戴映画ではまったくない。男が負けるのを覚悟して本気で闘っているのは、現代社会という病だ。そして、リチャード=ジョニー・デップは最期までユーモアを忘れず軽やかに闘い抜いてみせる。

■木津毅(映画ライター
「中年の危機」を描いた映画は珍しくないけれど、
ジョニー・デップがおじさんの哀愁をたっぷり漂わせる姿を僕たちはここではじめて⽬撃する。その悲しみを通過し、⽼いと死に向き合うことで他者に寛容になっていくリチャードのあり⽅は、おじさん=中年男性たちがこれから進むべき道を優しく照らしているのではないだろうか。)

★8月21日金よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

出演:ジョニー・デップ、ローズマリー・デウィット、ダニー・ヒューストン、ゾーイ・ドゥイッチロン・リビングストン、オデッサ・ヤング
監督/脚本:ウェイン・ロバーツ2018年/アメリカ/英語/カラー/FLAT5.1ch91分
原題:TheProfessor
日本語字幕:川又勝利 R15+
提供・配給:キノフィルムズ
配給協力:REGENTS
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