『マイ・バッハ不屈のピアニスト』血の滲んだ鍵盤が奏でる圧巻の演奏シーン映像公開!

2020年09月09日12時00分映画

イーストウッドが映画化を切望!バッハの名曲とともに描かれる感動の実話『マイ・バッハ不屈のピアニスト』(9/11全国公開)より、血の滲んだ鍵盤が奏でる圧巻の演奏シーン映像が公開された。

“20世紀最高のバッハの演奏家”と称される本作の主人公ジョアン・カルロス・マルティンス。リオパラリンピックの開会式で行なわれた彼の国歌演奏の模様は日本でも話題となり、ハンディキャップを持った両手で奏でられた美しい旋律は世界中の人々を虜にした。



当初クリント・イーストウッドが映像化を切望したジョアンの物語であったが、プロデューサーのブルーノ・レザビシャスの直談判による熱い想いがジョアン本人の心を動かし本作の映像化権を獲得。若くして世界的な活躍をしていたピアニストであるジョアンを襲った不幸、その苦難を幾度も乗り越えていく彼の物語は、ブラジルで公開されるやいなや、週をまたいでボックスオフィスの順位をあげるスマッシュヒットとなった。映画で使用される音源は、全てジョアン自信の演奏によるもので困難を乗り越え鬼気迫る演奏シーンは迫力に満ちた仕上がりとなっている。

この度解禁された本編の演奏シーンは、実際のジョアン本⼈の⾳源を使⽤した映像で、⾎の滲んだ鍵盤を⼀⼼不乱に叩き続ける場⾯と、後年に右⼿のハンディキャップを乗り越え、左⼿を軸にした演奏を披露しているシーンの⼆つ。本編の数ある演奏シーンの中でもとても印象深いものになっている演奏されている曲はバッハのシャコンヌ(プゾーニ編)とオーケストラとともに演奏しているチャイコフスキーのピアノコンチェルト。

■あらすじ
幼い頃から病弱で家の中で過ごすことが多かったジョアン・カルロスだったが、ピアノを習い始めるとその才能が大きく開花する。めきめきとその才能を伸ばした彼は、20歳でクラシック音楽の殿堂として知られるカーネギーホールでの演奏デビューを飾り、“20世紀の最も偉大なバッハの奏者”として世界的に活躍するまでになる。一流の演奏家として世界を飛び回っていたジョアンだったが不慮の事故により右手3本の指に障害を抱えてしまう。ピアニストとして生命線である指が動かせなくなった彼は不屈の闘志でリハビリに励み再びピアニストして活動できるまでになる。復帰を果たし自身の代名詞ともいえるバッハの全ピアノ曲収録という偉業に挑戦をしていた彼にさらなる不幸がのしかかる…



■作品詳細
監督・脚本:マウロ・リマ
出演:アレクサンドロ・ネロ/ダヴィ・カンポロンゴ
   アリーン・モラエス/フェルナンダ・ノーブル
原題:Joao, o Maestro 2017/ブラジル/ポルトガル語/117分字幕:原田りえ
配給:イオンエンターテイメント
9月11日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

『マイ・バッハ不屈のピアニスト』公式サイト
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