「アンサング・シンデレラ」第9話病気の瀬野が下した決断にみどり涙!第8話ネタバレあらすじと予告動画

2020年09月10日09時00分ドラマ
©フジテレビ

石原さとみ主演「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ木曜夜10時から)9月10日放送の第9話では病魔に侵された瀬野(田中圭)に命のタイムリミットが迫る!そして夢に目覚めた小野塚(成田凌)が新たな一歩を踏み出す第9あらすじと第8話ネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。



「アンサング・シンデレラ」は萬津総合病院の病院薬剤師・葵みどり(石原さとみ)を中心に、脚光は浴びなくても”縁の下の力持ち”(=アンサングヒーロー)として患者のために奮闘する病院薬剤師たちを描いたヒューマンドラマ。9月3日放送の第8話では在宅介護をテーマに、”調剤室の魔術師”こと荒神寛治(でんでん)が末期ガンで苦しむ妻を最期まで看取る姿が描かれ、「荒神さん回泣ける。鎮静の判断て難しい・・・」「荒神さんのシーンほぼずっと泣いた」など涙腺崩壊する人が続出。さらに、在宅医療経験者からは「自宅で家族を看取った時を思い出した」「訪問してきた末期の患者さんたちと重なって涙が止まらず・・・ 」など共感する声も寄せられた。

10日放送の第9話ではゲストに徳永えり、高橋光臣が夫婦役で登場。徳永は育児ノイローゼから薬に依存してしまう母親役を鬼気迫る演技で熱演。また、夫役の高橋光臣とは共に医者役で出演していたNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(2012年)以来8年振りの共演となる。精神を病んでしまった妻と、妻の孤独に気付けなかった夫という難しい役どころをどう演じるのか、二人の演技に注目したい。

さらに、みどりの前で倒れた瀬野章吾(田中圭)の病状が明らかになる。予告動画で流れる「腸細胞肺がんのステージ4」という病名が気になるところだが「俺の治療と薬のことは薬剤師の葵みどりに任せる」という言葉通り、みどりが信頼する先輩、瀬野のために奮闘する。陰ながらみどりを支え”真のアンサング”と称された瀬野が、薬剤師として最後までどう生きるか決断が迫られる第9話をお見逃しなく。

■前回:第8話 ネタバレあらすじ
葵みどりら調剤室のメンバーは販田聡子(真矢ミキ)から荒神が手品の練習のため休暇を取ることを聞かされる。さらに販田は調剤室から薬剤師1名を2週間の研修に出すことを発表。地域薬局との連携を深めるため、在宅医療に特化した調剤薬局での研修と聞いたみどりは即座に立候補し、刈谷奈緒子(桜井ユキ)が猛反対するもみどりの研修行きが決定する。しかし販田は助っ人として瀬野が調剤室で常駐できるよう手配していた。

みどりが研修先の笹の葉薬局へ向かう途中、小野塚綾(成田凌)に声をかけられる。小野塚も在宅医療を学ぶよう「ナカノ薬局」の店長から指示され、みどりと同じ研修に参加するという。笹の葉薬局に到着した二人は、代表の仁科敦夫(東根作寿英)と共に患者の家を回りながら仕事内容の説明を受ける。そんな時、末期の大腸がん患者の家へ薬を届けに家へ向かうと、荒神が出迎える。なんとその患者は荒神の妻、泰子(大塚良重)だった。

荒神は妻を在宅介護するため休暇をとり、2日後に控える結婚記念日で妻を喜ばせるため手品を練習していると打ち明ける。銀婚式を迎える今年、家で過ごしたいという妻の希望を聞き入れ、毎年恒例になっている手品で記念日をお祝いするのだという。一方、萬津総合病院では、相原くるみ(西野七瀬)がアレルギー性鼻炎の増田航平(田中幸太郎)に服薬指導をしていた。くるみは服薬量が多いことが気になるが、その理由を聞いても増田は質問に答えず足早にその場から立ち去る。その様子を見ていた瀬野はくるみに、目をかゆそうにしていた息子のことも聞いておくよう指示を出す。

次の日、痛みで苦しむ泰子に鎮静剤が処方される。鎮静剤が投与されれば意識がもうろうとし、意思の疎通が困難になる。明日に銀婚式を控える中、苦渋の決断に迫られた荒神だったが泰子から手品をせがまれ、鎮静剤投与に待ったをかけるのだった。一人で辛い思いをしている荒神を心配するみどりは、介護用品や食材を持って荒神家へ向かった。みどりが夕飯の準備をしていると娘娘亭のテイクアウトを持って小野塚がやってくる。そして、銀婚式を楽しみにしている荒神に、みどりと小野塚は手品を盛り上げるため助手になることを提案する。

一方くるみは、頻繁に薬を取りにくる増田を問い詰めると、アレルギーを持つ息子に大人用の薬を飲ませていたことがわかる。増田が服用している大人用の薬は子供に悪影響を与えるため、小児科を受診することを勧めるくるみは、瀬野の助けもあり、増田の理解を得られることができた。

銀婚式当日、荒神が手品を始めようとしたその時、泰子が急に苦しみ出した。荒神は断腸の思いで鎮静剤が投与を了承する。みどりと小野塚が寄り添う中、昏睡状態の泰子の前で手品を披露することができた荒神。妻と良い銀婚式ができたと二人に感謝する。その後、2週間の研修を終えて病院に戻ってきたみどりは、自分が不在の間調剤室のサポートに入ってくれた瀬野に感謝する。妻を亡くし、しばらく休みをとることになった荒神の分まで頑張ると意気込むみどり。しかしその場を後にしたみどりの背後で突然瀬野が吐血し倒れてしまう。突然の出来事にみどりはその場で硬直してしまうのだった。

■第9話 あらすじ
瀬野がみどりの前で倒れた。救急センターに運ばれ豊中瑠衣(臼田あさ美)の治療を受けた瀬野は意識を取り戻す。詳しい検査を受けることになった瀬野は付き添ってきたみどりに仕事に戻るよう指示する。

翌朝、萬津総合病院には瀬野が倒れたという噂が広がり、調剤室にも伝わる。しかしいつものように顔を出した瀬野は逆流性食道炎だったと仲間たちを安心させる。そんな瀬野に刈谷奈緒(桜井ユキ)は静養した方がい良いと忠告する。大事をとって休むことにした瀬野は、みどりに救急センターの手伝いを頼む。その後、瀬野は販田に、瑠衣から肺に腫瘍の疑いがあると指摘されたため精密検査を受けると報告した。そんな時、瀬野に救急センターから急患の呼び出しが入る。

搬送されてきた急患、若月陽菜(徳永えり)の所持品から多くの抗安定薬の殻が発見され、多量摂取の疑いが出てくる。豊中に頼まれ、陽菜の処方歴を調べることになったみどりは、陽菜が複数の医療機関から同じ病気の処方箋を受け取り、大量に薬を手に入れていたことを突き止める。みどりはくるみと共に病室へ向かい、陽菜に服薬指導をするが反抗的な態度を見せる陽菜。陽菜が薬に執着する原因はどうやら家族との関係に問題があるようで。

瀬野は精密検査の結果を消化器内科の畑中聡(長谷川朝晴)から知らされるがそれは受け入れがたいものだった。一方、小野塚は瀬野から影響を受け、緊急認定薬剤師になりたいという夢を実現させるために一歩を踏み出す。

木曜ドラマ「アンサング・シンデレラ」フジテレビ毎週木曜夜10時から放送。出演:石原さとみ 西野七瀬 成田凌 桜井ユキ 井之脇海 金澤美穂 真矢ミキ 迫田孝也 池田鉄洋 でんでん 田中圭ほか/ゲスト:東根作寿英 田中幸太朗/脚本:黒岩勉 公式Twitter公式アカウントは「@unsung2020」、予告動画は番組公式サイトで公開している。

「アンサング・シンデレラ」番組公式サイト

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