NHK「アンという名の少女」第2回あらすじと見どころ:運命は自分で決める(後編)!豆知識:ロケ地

2023年04月10日11時40分ドラマ
Marvin Moore ©2017 Northwood Anne Inc.

アンを追い返そうとしたマリラだったが、近所の子だくさんの家にアンが引き取られそうになり、とりあえずアンを連れ帰ることに…NHKBSプレミアムで放送の「アンという名の少女」(全8回)4月10日(月)放送の、第2回のあらすじと見どころを紹介、Youtube「NHKエンタープライズ ファミリー倶楽部」チャンネルにてシーズン1のPR映像が公開中だ。
※2020年NHK総合で放送したときに紹介したあらすじです。



「アンという名の少女」は、カナダの小説家ルーシー・モード・モンゴメリによる小説『赤毛のアン』をカナダCBCとNetflixにより共同製作したテレビドラマシリーズ。全3シーズン制作され、NHKでは1シーズン(全7話)を8回で放送。
【「アンという名の少女」を2倍楽しむ】では、各話の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などまとめて紹介している。

※詳しいあらすじを知りたくない方は、「■みどころ」と「★豆知識」をご覧になって、「あらすじ」は確認用にどうぞ。

■第2回:運命は自分で決める(後編)
アンを連れ帰ったマリラは、まだ決めていないと言いながらもしつけやお祈りの仕方を教え、洋服まで作ってあげる。翌朝、興奮して早朝から起き出したアンは、役に立とうとはりきるが、お隣の口やかましいリンド夫人から容姿をひどくけなされ、癇癪をおこして無作法に言い返して飛び出してしまう。リンド夫人に謝罪するよう言われても納得できないアン。しかし、マシューの優しい言葉にマシューとマリラのために謝ろうと決心。翌朝、妙に説得力のあるアンの謝罪の言葉をリンド夫人は受け入れる。

アンは、ジェリーという少年が手伝いに来ているのをみて不安になるが、マシューがアンを本当に引き取りたがってると知り、機嫌を直してマリラの手伝いに精を出す。

そんな中、アンのことを聞いた近所のバリー家の主人がアンとマリラをお茶に誘う。バリー家にはアンと同じ年の娘ダイアナがおり、娘に悪い影響を与えないか、アンを見極めようというのだ。孤児院で同年代の少女たちから酷いイジメに遭っていたたアンは不安になるが…。

アンはマリラ手作りの洋服に髪にもリボンも付けてもらい、マリラも母の形見のブローチを付けて二人でバリー家へ。アンはどうにかバリー夫妻に好印象を与え、ダイアナも想像力豊かなアンが気に入り、2人は友達になる約束を交わす。

アンがバリー家に気に入られたことに安堵するマリラだったが、母の形見のブローチがなくなったことで、アンを疑う。ショールを片付けるように言われたアンは想像を膨らませて、ショールを触ったが盗んではいない。だが「盗ったことを正直に言わないと追い出す」と言われ、追い出されたくない一心で「失くした」と作り話をしてしまう。怒ったマリラは明日一番で出ていくようにアンに言い放つ。

翌朝、アンは馬車に揺られてでていくが・・・。

■見どころ
前回、アンを「役に立たない」とマリラが言い、「私たちが役に立つかも…」とマシューが言った。今回はそんなマシューが、リンド夫人に謝らないというアンに、「私は想像するんだ。きっといつかお前は誰に何を言われようと気にしなくなるだろうと…」と使い慣れない“想像”という言葉を使って、アンを説得する。リンド夫人に妙に説得力のある言葉で謝罪するアンを見て呆れながらも彼女の機転にちょっぴり心を動かされた様子のマリラ。マリラも納得させたアンのすぐにでも舞台に立てそうな謝罪の言葉をお聴き逃しなく。
そんなアンの魅力にハマりつつあった兄妹が、マリラの誤解からアンとの関係がガラガラと音を立てて崩れてしまう。

「勉強よりも刺繍を!」と育てられたダイアナが、“想像”という言葉や小説のように悩むアンを好きになる。マシューの“想像”通り、今後アンが多くの人々から傷つけられたとき、ダイアナがアンに寄り添ってくれることを願わずにいられない。

アンという名の少女★豆知識:ロケ地
ドラマは、カナダのオンタリオ州トロントや原作の舞台でもある、カナダ東部にあるプリンスエドワード島でも行われた。
プリンスエドワード島には、作者モンゴメリの故郷で、緑にふちどらまれた切妻屋根の家は、作者の祖父のいとこが住んでいた家がモデル。赤毛のアンの家「グリーン・ゲイブルズ・ヘリテージ・プレース」は緑の切妻屋根の家として再現されて、内部にはアンの部屋や客用寝室、居間やキッチンなどがあり、物語の出版された1908年当時の暮らしや調度品などや資料も展示されている。
アンという名の少女敷地内には他に、農場の生活の展示品のある納屋や牛舎があり、ビジターセンターではモンゴメリ関連の展示もある。グリーンゲイブルズの近くにキャベンディッシュ郵便局があり、ここからハガキを投函するとAnne of Green Gablesの文字の入った消印が押される。
(情報と写真出典:LINEトラベルより)
アンという名の少女また、北海道・函館の人気観光スポット・函館市旧イギリス領事館のほど近くに、まるで『赤毛のアン』の世界のような、可愛らしいカフェ「Green Gables(グリーンゲイブルズ)」がある。誰もが引き寄せられる居心地のいい雰囲気と凝った料理には、地元のファンも多数。(北海道函館市末広町20-3)
(情報と写真出典:函館市公式観光情報より)

■キャスト(声のキャスト)
アン・シャーリー:エイミーベス・マクナルティ(上田真紗子)
マリラ・カスバート:ジェラルディン・ジェームズ(一柳みる)
マシュー・カスバート(R・H・トムソン(浦山迅)
ダイアナ・バリー:ダリラ・ベラ(米倉希代子)
ギルバート・ブライス:ルーカス・ジェイド・ズマン(金本涼輔)
レイチェル・リンド:コリーン・コスロ(堀越真己)
ジェリー・ベイナード:エイメリック・ジェット・モンタズ(霧生晃司)

■原作・制作
原題:Anne with an “E”
制作:2017年 カナダ

NHK番組サイト
 2023年4月3日スタート 月22:00-22:45 NHKBSプレミアム
 2020年9月6日-10月25日 日23:00-23:45 NHK総合
YouTube「アンという名の少女」予告動画

【シーズン1作品紹介】【「アンという名の少女」を2倍楽しむ】