「半沢直樹2」第9話 半沢の怒りは最高潮!「やられたらやり返す、三人まとめて!」第8話ネタバレと予告動画

2020年09月14日10時14分ドラマ
@TBS

「半沢直樹2」第9話は、クライマックスに向けて、15分拡大で放送される!政界のドン・箕部幹事長(柄本明)の巧妙な攻撃に、黒崎検査官(片岡愛之助)からの忠告をもらった半沢(堺雅人)はどんな反撃にでるのか?「やられたらやり返す、三人まとめて」!「半沢直樹2」の第9話が9月20日(日)夜9時から15分拡大でTBSで放送される!第9話予告動画は番組公式サイトで公開中。



9月13日に放送された第8話も、話題沸騰の回であった。銀行を、中野渡頭取(北大路欣也)を護るために、宿敵・大和田(香川照之)と手を組むシーン。大和田は半沢に握手の手を差し伸べるが、半沢は「人にものを頼む時には7文字があるでしょ」と言われると、大和田が震えながら「お、お、おねしゃす」と返す。半沢の「2文字足りないでしょ」と言われ、小声で「お願いします」と。この「おねしゃす」にネットは騒然!

また、第6話に黒崎検査官(片岡愛之助)の部下として登場した宮野真守が第8話に再登場した。第6話の時は「はい」の一言しかセリフがなかったことでも話題となったが、第8話では、半沢に「ちょっといいですか?」から始まり「お待たせしました」などのセリフが増えたことや黒崎に急所をわしづかみにされるシーンで、話題を集めていた。

第7話の撮影談話として、江口のりこが叱責されるシーンは、箕部幹事長役の柄本のあまりの演技に、江口自身「芝居でなく、本当に怖かった」と話していたが、第8話も柄本のすごむ演技の迫力満点であった。

また、愛すべきキャラクターで、半沢のことを「直樹」と呼び捨てにする黒崎だが、第8話で、箕部幹事長の逆鱗に触れて左遷されてしまう。その際の半沢との別れのシーンで、半沢に「検査官じゃなくなった私から、最後に1つ教えてあげる。伊勢志摩ステートを調べなさい」とヒントを残していった。そんな黒崎に半沢は一礼して見送った。

9月20日に放送される第9話は、15分拡大で放送される。残り、2話だが、合併前の不祥事をあばきだし、箕部幹事長(柄本明)、紀本常務(段田安則)たちにやり返すことができるのか?黒崎が最後に残した「伊勢志摩エステートを探れ」は、半沢直樹シーズン1の時にでてきた伊勢志摩ホテルとの関連が考えられ、話は一気にクライマックスへ向かってゆく。

■前回:第8話ネタバレあらすじ
「タスクフォース合同報告会」で、開発投資銀行と共に債権放棄を断固拒否した半沢(堺雅人)は、花(上戸彩)から智美(井川遥)が元銀行員で、かつて中野渡頭取(北大路欣也)の部下だった過去を聞く。中野渡頭取、紀本常務(段田安則)、智美は旧東京第一銀行の出身なのだった。半沢や大和田(香川照之)たち、旧産業中央銀行との合併前にいろいろあった不正融資などの罪をかぶって自殺した牧野副頭取(山本亨)の秘書だったのだ。そして、旧東京第一銀行の主要メンバーはいまでも牧野の命日には集まって冥福を祈る「棺の会」をやっている。

中野渡は、政界のドン・箕部幹事長(柄本明)から呼びつけられて、政府の言うことを聞くようにと諭されていた。

一方、大和田は「銀行員生命をかける」とまで言った債権放棄の受け入れの提案に失敗した紀本常務をここぞとばかりに追い落としにかかるが、逆に先の合同報告会が原因で中野渡頭取に参考人招致の噂があると突きつけられてしまう。政界のドン・箕部幹事長がついに牙をむいたのだった。中野渡は、紀本が誰からその情報を得たのかと聞くが、紀本ははぐらかす。大和田は、紀本が箕部とつながっていると確信した。

そんな中、帝国航空の山久(石黒賢)からタスクフォースの再建草案を見せられた半沢は、赤字路線の羽田・伊勢志摩路線が撤退リストから外されていることに気づく。伊勢志摩は、ほかならぬ箕部の選挙地盤であり、建設に尽力した彼の功績を讃え、地元では「箕部空港」とも呼ばれていた。すべてのカギを握っているのは箕部だと確信した半沢は、あらゆる手段で手がかりを探す。 そんな中、黒崎(片岡愛之助)もまた箕部を追っていると知った。黒崎は「おたくも昔からいろいろかかわってきたみたい」とヒントを半沢に与える。半沢たちは、旧東京第一銀行時代から紀本が箕部とつながっていると考え、調べ始める。しかし、なかなかその証拠は手に入らない。

更に資料を見るには、役員の承認が必要となる。そこで大和田に話を持ち掛ける。大和田も紀本を出し抜きたいという気持ちと、頭取を護りたいという気持ちがあり、半沢のバンカーとしての資質にかけ、共闘しようという。しかし、半沢は、簡単には応じない。大和田が頭を下げる形で二人は同じ戦線をはることにした。

そしてわかったのは、旧東京第一銀行は担保を5年間も取らずに箕部に20億もの融資をしていた。このことを当時の担当者の灰谷にきくが、終わったことと一蹴される。そして、証拠となるクレジットファイルを探すが、どこにもない。灰谷は、半沢たちが20億の融資のことをかぎつけたことを紀本に伝えた。そして、半沢が検査部の生き字引・富岡(浅野和之)に会いに行くことをしり、紀本が猛然とおいかけてきた。資料を隠し切れないところにやってきた紀本にファイルを奪われそうになったが、そこに福山(山田純大)がやってきて「伊勢志摩ホテルの資料を渡せ」といって、箕部関連の資料を持っていき、ピンチを救ってくれた。

福山は大和田に頼まれて、半沢を助けたのだった。そして、福山の調査で、「棺の会」のことが判明した。半沢は不正融資の実態を暴くべく、智美のもとを訪ねた。智美は、牧野はそんな不正には絶対に加担していないと訴える。

半沢たちは、紀本や灰谷をうまくだまして、隠していたクレジットファイルを手に入れる。紀本は「棺をあけてどうする」と訴えるが、半沢の正義感にはかなわない。しかし、そこへ箕部から大和田と半沢に面会の連絡が入った。

そして、大和田とともに箕部の元へむかった半沢は、牧野の口座に不正な金が何度も流れているという証拠を突き付けられる。このまま調査を進めるのなら、東京中央銀行を業務停止にまで追い込むとすごむ箕部の前に半沢は頭を下げるしかなかった。

意気消沈する半沢のもとに、黒崎が箕部に逆らったことで左遷されたという連絡が入った。黒崎に会いにゆくと、黒崎は「伊勢志摩エステートを調べなさい。もう検査官ではない私から言えるのはそれだけ」とヒントを出して去っていった。半沢はそんな黒崎を一礼して見送った。

■第9話あらすじ
半沢(堺雅人)は、合併前の旧東京第一銀行が箕部幹事長(柄本明)に貸し出した20億円もの融資の実態を探ろうとするが、亡くなった牧野元副頭取(山本亨)が不正な金を受け取っていた証拠を突きつけられ、手を引くことを余儀なくされる。

同じように箕部を追っていた金融庁の黒崎(片岡愛之助)にも箕部の魔の手が伸び、再び国税庁に異動させられてしまう。黒崎が最後に残した「伊勢志摩ステート」というヒントを手がかりに、半沢は伊勢志摩へと飛ぶ。空港で彼を待っていた人物とは…。

伊勢志摩支店の同期の協力を仰ぎ、伊勢志摩ステートの15年前の財務資料を徹底的に調べる半沢。さらに、思わぬの人物の姿を目撃するのだった。半沢の疑惑は確信へと変わっていき…。

半沢は伊勢志摩ステートに隠された秘密を暴き出し、倍返しすることはできるのか…!?

TBS 2020年7月スタート。毎週日曜よる9時放送、日曜劇場「半沢直樹」。原作:池井戸潤『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『半沢直樹3 ロスジェネの逆襲』『半沢直樹4 銀翼のイカロス』。出演:堺雅人、上戸彩、香川照之、北大路欣也、片岡愛之助、及川光博、柄本明、江口のりこ、筒井道隆、賀来賢人ほか。番組公式Twitterアカウントは「@Hanzawa_Naoki」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

TBS 日曜劇場「半沢直樹」番組公式サイト

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