9月18日~20日開催「第68回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会」をライブ配信!

2020年09月16日02時32分スポーツ

9月18日~20日に熊谷で開催される「第68回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会」の模様を、現地で応援できない陸上ファン、チーム関係者、同僚、家族、友人などのため、初の試みとして「応援.TV」にて、インターネットライブ配信が実施される。




第68回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会は、今年5月に東京オリンピック前に陸上界の機運を高めるべく、様々な盛り上げ策を予定、いつも好記録が続出する大阪(ヤンマースタジアム長居)にて開催を目指して準備を進めていたが、新型コロナウイルスの影響により延期となり、会場を熊谷に移し、コロナ感染対策を講じて無観客で開催することになった。本大会は現地で応援できない陸上ファン、チーム関係者、家族や同僚、友人などにも観戦いただく為、初の試みとして「応援.TV」にて、インターネットライブ配信を実施することになった。

応援.TV「⽇本実業団陸上競技連合」サイト

■ライブ中継配信スケジュール
9 ⽉ 18 ⽇(⾦) 14:00〜
9 ⽉ 19 ⽇(土) 11:00〜
9 ⽉ 20 ⽇(⽇) 10:00〜

<⼤会の⾒どころ>
■⼤会 1 ⽇目
注目種目は、女子10000m 東京オリンピック内定選手の前田穂南(天満屋)、一山麻緒(ワコール)はじめ、新谷仁美(積水化学)、鍋島莉奈(日本郵政)など有力選手が多数エントリー。条件次第では31分前半のハイレベルなレースに期待したい。
また、女子J3000mは前回大会覇者の廣中璃梨佳(JP日本郵政G)がエントリー。参加資格記録9.00.54はエントリー最速タイム。
男子10000mも目が離せない。資格記録27分台の井上大仁(三菱重工)、東京マラソン内定の服部勇馬(トヨタ自動車)、鈴木健吾(富士通)、ルーキー伊藤 達彦(Honda)がエントリーしており、外国人選手のハイペースの流れにのり好記録を期待したい。

■⼤会2⽇目
男子100mは、日本人9秒台のひとり小池 祐貴(住友電工)、ドーハ世界陸上男子4×100mR銅メダルファイナルメンバー多田 修平(住友電工)、前回大会覇者の岩崎 浩太郎(ユティック)など有力選手がエントリーしており、高記録に期待が高まる。
男子3000mSCは8分20秒台の参加資格記録をもつ青木 涼真(Honda)、阪口 竜平(SGHグループ)を中心に積極的なレース展開であれば2016年 潰滝 大記(富士通)の大会記録8分29分78の更新に期待。
女子100mは前年度覇者の土井 杏奈(JAL)、参加資格記録ランキングトップの御家瀬 緑(住友電工)、今期好調(Athlete Night Games in FUKUI 2020:11秒48)の鶴田 怜美(南九州ファミリーマート)、女子100mH日本記録保持者の寺田 明日香(パソナグループ)など有力選手が揃っており好記録に期待。

■⼤会3⽇目(最終⽇)
男子200mは参加資格記録20秒2台の3選手・小池祐貴(住友電工)、白石黄良々(セレスポ ) 、飯塚翔(ミズノ)の好記録に期待。
男子110mHは日本記録保持者の高山俊野(ゼンリン)と、先日のAthlete Night Games in FUKUI 2020で13秒27と日本記録に迫った走りを見せた金井 大旺(ミズノ)の日本記録更新に期待。
男子400mHは参加資格記録48秒台、大会3年連覇のかかった鍜治木 崚(住友電工)、同じく参加資格記録48秒台のドーハ世界陸上代表の安部 孝駿(ヤマダ電気)がエントリーしており、好記録に期待。
男子走高跳は日本記録保持者の戸邉 直人(JAL)、参加資格記録2m30cmの遠藤 昴(味の素AGF)、前回覇者の真野 友博(九電工)らがエントリーしており、ハイレベルな優勝争いに期待。
男子円盤投は日本記録保持者であり大会記録保持者の堤雄司(群馬綜合ガード)のビッグスローに期待。
女子800mは卜部蘭(積水化学)、廣田有紀(新潟アルビレックスRC)、北村夢(エディオン)等が積極的なレースを展開すれば、大会記録の更新に期待が持てる。
女子100mHは先日のAthlete Night Games in FUKUI 2020で追い風参考記録となったものの、12秒87(+2.1)をマークした青木益未(七十七銀行)の日本記録保持者の寺田 明日香(パソナグループ)が競り合えば日本記録更新の期待は大きい。
男子5000mは13分20秒台の参加資格記録の田中 秀幸(トヨタ自動車)、坂東 悠汰(富士通)、遠藤 日向(住友電工)、長谷川 柊(カネボウ)が外国人選手のハイペースの流れに乗れれば好記録の期待が大きい。
女子5000mはJ3000mエントリーの廣中 璃梨佳(JP日本郵政G)、萩谷 楓(エディオン)、新谷 仁美(積水化学)等が外国人選手と競り合えば14分台の大会記録更新も十分期待できる。