窪田正孝「エール」第15週、「先生のうた」ついに福島三羽烏が世に出る!予告動画と第14週ネタバレも

2020年09月18日08時42分ドラマ
@NHK

日中戦争の影が日本人の生活に影を落とし始めるが、軍歌を作る裕一(窪田正孝)はヒット曲を増産する!歌い手・久志(山崎育三郎)、歌詞・鉄男(中村蒼)と組んだ福島三羽烏がついに誕生!NHK連続テレビ小説「エール」第15週「弟子がやって来た!」(9月21日~9月25日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトにて。



9月14日から「エール」第14週の話題をさらったのは、なんといってもお笑い芸人・ハナコの岡部大だ。「エール」のオーディションでは、「先生、弟子にしてください!」と裕一(窪田正孝)に頼み込むシーンを実践したところ、顔を赤くして目に涙を浮かべた迫真の演技を見せたといい、番組の制作統括・土屋勝裕も絶賛している。岡部は「事務所の先輩で、トリオとしてもあこがれているネプチューンの(原田)泰造さんみたいにお芝居もできる芸人を目指していきたいなと思っています」というコメントを出している。「エール」だけでなく、先日放送が終了した「私の家政夫ナギサさん」にも出演し、SPでは薫(高橋メアリージュン)から恋の告白を受ける役もこなしていた。そんな岡部は窪田との共演に「毎シーン、感動しかなかった」と話している。

9月21からの第15週からは、昭和12年に舞台が移る。日中戦争が起こり、次第に戦時体制に移ってゆく。裕一は、「軍歌」を作り、大ヒットを飛ばす。そして、ついに、作曲、作詞、歌を小学校の同級生トリオで成し遂げることに成功する。裕一に軍から来た作曲の依頼に、歌手に久志(山崎育三郎)、作詞を鉄男(中村蒼)にすることを条件にしたのだ。福島三羽烏の誕生の週となる。

そして、番組公式サイトでは、ドラマ後半の追加キャストが発表された。戦後、心に傷と負いなかなか立ち直れない裕一にラジオドラマの曲依頼にくる池田二郎役の北村有起哉、著書「長崎の鐘」がきっかけとなり裕一と出会う医師役に吉岡秀隆、裕一と音(二階堂ふみ)の娘・華役の古川琴音。以外にも中村ゆり、伊藤あさひ、持田将史、板垣瑞生、萩原利久、片桐仁などの出演が発表されている。

【第14週(2020/9/14-9/18)】ネタバレあらすじ
ある日、古山家に田ノ上五郎(岡部大)という茨城なまりの青年が裕一(窪田正孝)を訪ねてやって来る。水戸の奉公先で聞いた「船頭可愛いや」や「福島行進曲」など裕一がつくった曲に励まされた五郎は、裕一の弟子にしてもらいたいとお願いに来たのだ。一度は音(二階堂ふみ)と話し合って断る裕一だったが、五郎はあきらめずに来る日も来る日も古山家を訪れる。その熱心さに負けて弟子として住まわせることにした。一方、音の妹、梅(森七菜)も突然上京してきた。文芸ノ友新人賞の受賞をきっかけに、古山家の空いている部屋に住んで執筆活動をすすめることになったためだ。

正反対の性格の二人がなかなか仲良くなれないのを見かねた裕一は、まずは二人が話す機会をつくろうと五郎の歓迎会を開くことにするが、そこに久志(山崎育三郎)が現れると、梅をみて気に入ってしまう。音の心配をよそに、二人は銀座まで食事に行ったりするが、梅は久志の気持ちが全くわかっていなかった。

弟子の五郎は、裕一に作曲のコツを“頭じゃなく心で感じること”と教わって、思いを巡らして作曲に挑戦をするが、書いても書いても自分が以前聞いたことがある曲に似てしまって、なかなかうまくいかない。一方の梅も、二作目の締め切りに向けて、原稿用紙に向き合うが何も書けない日が続いていた。ある日、梅は五郎とそれぞれの創作について話をする。梅は、自分には文学しかないというが、五郎が「本当にそうなんですか?」と尋ねると、核心をつかれた梅は急にでていってしまう。

五郎は梅を怒らせてしまったと落ち込み、裕一と飲みに行くと泥酔してしまう。梅はそんな五郎のことが、気になって仕方がない。相談した久志(山崎育三郎)から、その気持ちは「恋だよ」と言われ、「心を裸にして、ぶつかるしかない」とアドバイスされた梅は、落ち込んでいる五郎に「好き」と告白をする。

しかし、自分には才能がないと確信した五郎は、裕一の家を出ることにした。「小さいころに親に売られて以来、居場所のなかった私に居場所を作ってくれた」といって、出て行った。そんな五郎を梅は涙で見送っていた。

梅は、文芸ノ友新人賞の授賞式で再会した幼なじみでもある先輩作家の幸文子(森田想)との対談にのぞむ。梅にライバル心を燃やして冷たい態度をとる文子だったが、梅はふるさとの豊橋への思い、そして作曲家をあきらめて古山家を出ていった五郎への思いを素直に語る。梅の気持ちを知って、喜ぶ裕一と音。対談後、梅は五郎をあちこち必死に探し回り、五郎を見つけ出す。そして、五郎と共に豊橋に戻ることにした。梅は、実家の馬具店で五郎が一人前と認められれば結婚するという。そして、二人の豊橋での生活が始まった。

【第15週(2020/9/21-9/25)】あらすじ
■第71話(月)
昭和12年。日中戦争が起こって、日本は次第に戦時体制となりつつあったが、まだ国民の生活に大きな影響はなく、裕一(窪田正孝)たちも以前と変わらない暮らしをしていた。ある日、裕一は新聞の公募で入選した「露営の歌」の歌詞を見かけて、あっという間に曲を書きあげる。久志(山崎育三郎)の歌で売り出されたこの曲は、国民の心をとらえて出征する兵士の見送りに歌われるようになり、大ヒットする。

■第72話(火)
「露営の歌」のヒットから1年後。裕一(窪田正孝)をたずねて、吟(松井玲奈)と吟の夫の智彦(奥野瑛太)が古山家を訪れる。智彦は自身が勤める陸軍の馬政課でつくることになった映画「暁に祈る」の主題歌の作曲を裕一にお願いしにやって来たのだ。裕一は作詞家と歌手を指定することを条件に、この話を引き受ける。作詞を鉄男(中村蒼)、歌を久志(山崎育三郎)が担当する“福島三羽ガラス”がついに始動する。

■第73話(水)
吟の夫の智彦(奥野瑛太)から依頼された映画「暁に祈る」の主題歌制作。軍は厳しく、鉄男(中村蒼)の歌詞は何度書き直してもOKが出ない状況が続いていた。一方、音(二階堂ふみ)の音楽教室に来ている弘哉(外川燎)は、歌が下手で教室を辞めようとする。しかし、裕一(窪田正孝)に教えてもらったハーモニカで参加するようになり、華(田中乃愛)もなついて家族ぐるみでつきあいを深めるようになる。

■第74話(木)
鉄男(中村蒼)の歌詞にOKがでず、難航している「暁に祈る」の主題歌制作。鉄男が降板するなら、自分も降りると言った裕一(窪田正孝)に、もう1回だけチャンスが与えられる。歌詞を書くきっかけをつかもうと、裕一は鉄男を連れて福島に帰る。久しぶりに顔を出した実家に、なぜか久志(山崎育三郎)も来ていた!賑(にぎ)やかになった古山家に藤堂先生(森山直太朗)が、昌子(堀内敬子)と息子を連れてやってくる。

■第75話(金)
古山家をたずねてきた藤堂先生(森山直太朗)から、出征することになった自分の事を思って歌詞を書いてくれないかとお願いされた鉄男(中村蒼)は、気持ちを込めて歌詞を書く。数日後、完成した歌詞を携えて裕一(窪田正孝)と鉄男は陸軍の智彦(奥野瑛太)の元を訪れる。戦いに行く人の心に近づきたいと祈りながら書いた「暁に祈る」は、やがて世に出て大ヒット。ついに福島三羽ガラスが世に出る!

【作】清水友佳子、嶋田うれ葉、吉田照幸
【出演】窪田正孝、二階堂ふみ、山崎育三郎、中村蒼、野間口徹、仲里依紗、古田新太、森七菜、松井玲奈他
【語り】津田健次郎
Twitter公式アカウント「@asadora_nhk」

「エール」番組公式サイト
 <総合>(月~金)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 土曜は同じ時間帯で1週間の振り返りを放送
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
「エール」番組公式インスタグラム
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