初回視聴率14.1%「危険なビーナス」莫大な遺産をめぐって関係者の転落事件が発生!第1話ネタバレと第2話予告動画!

2020年10月12日09時40分ドラマ
@TBS

東野圭吾原作「危険なビーナス」の第2話はさっそく発生した転落事件を解明すべく矢神家」へ急ぐ伯朗(妻夫木聡)と楓(吉高由里子)!ディーン・フジオカの意地の悪い演技満開!遺産や明人(染谷将太)の行方は?初回視聴率14.1%でスタート!TBS 2020年10月18日(日)よる9時、「危険なビーナス」第2話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



原作は、多くのベストセラーを生み出している東野圭吾の同名の小説になる「危険なビーナス」が10月11日にスタートした。とある失踪事件をきっかけに、主人公が巨額の遺産30億円をめぐる謎に挑む壮大なミステリー作品とり、妻夫木聡主演で、謎の美女役を吉高由里子が務める。初回の視聴率は14.1%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)で好発進となった。

第1話の冒頭は伯朗(妻夫木聡)の独白からスタート。そして、伯朗が思いのほか、軟派な感じで、突然やってきた「弟の妻」を名乗る謎の美女・楓(吉高由里子)にも一方的に振り回される人物であることがわかる。動物病院の助手・蔭山元美(中村アン)にも頭が上がらない。なんとなく女性に強く押し切られてしまう気の弱そうな演技を妻夫木聡がうまく演じている。

第1話は、この壮大なストーリーに登場する人物たちの紹介、舞台の紹介が主な話となった。劇中でもその相関図を用いるほど、人物関係がややこしい。莫大な遺産を残した八神家当主・康之介(栗田芳宏)には、子供が四人。先妻の子として、康治(栗原英雄)、波恵(戸田恵子)、後妻の子として、牧雄(池内万作)、祥子(安蘭けい)がいる。主人公の伯朗との関係では、実の母親・偵子(斉藤由貴)が伯朗を連れて康治と結婚し、異父弟として明人(染谷将太)が生まれたのだ。また、康之介には養子が二人いる。勇磨(ディーン・フジオカ)と佐代(麻生祐未)だ。第1話は病床の康治の危篤に伴い、遺産をめぐって一族が矢神家に集合した。

そして、第1話のラスト、牧雄を呼び出した楓は、伯朗も呼び出していた。二人で牧雄から話を聞こうとしたのだ。しかし、牧雄が誰かにエスカレータから突き落とされてしまう。10月18日に放送になる第2話はこの事件を追うところからスタートする。

第1話では、妻夫木聡の気弱そうな演技も話題となったが、ディーン・フジオカの“そこまでやるか?”という意地悪さも話題となった。幼少期から伯朗をいじめていたようだが、なぜ、養子という立場なのにそこまで強気ででられるのかなど、まだまだ、謎が深い。

■前回:第1話あらすじ
ある日、いつものように動物病院で診察をしていた伯朗(妻夫木聡)。そこに「弟の妻」を名乗る謎の美女・楓(吉高由里子)が突然現れ、弟・明人(染谷将太)が失踪したことを聞かされる。さらに楓は、明人の失踪には親族の誰かが関わっているのではないかという。

親族とは、伯朗の母が夫を亡くした後に嫁いだ「矢神家」の一族だ。伯朗は矢神の家では連れ子として肩身の狭い思いをしてきており、母の死後は一族と疎遠になっていた。一方、矢神の血を引く明人には総額30億円とも言われる遺産の相続権があり、現当主が危篤状態にある今、その遺産を狙う親族が明人をさらったかもしれないと楓は訴える。

もう矢神家とは関わらないと決めていたが、困っている女性を放っておけない伯朗は楓と共に矢神の屋敷へ向かう。そこには昔から伯朗を見下している矢神家の養子・勇磨(ディーン・フジオカ)をはじめとした一族の面々が顔をそろえていた。伯朗と楓が調べを進めていくと、一族の不穏な動きが次々に浮かび上がってくる。

伯朗の育ての親であり、明人の父親にあたる現当主の康治(栗原英雄)の病床を見舞うと、康治は「明人に背負わなくていいと」とつぶやいた。遺産についての話し合いの場に伯朗も出席することにした。康治の遺産は関係ないが、遺品の中に母・偵子(斉藤由貴)のものもあると思ったからだ。客間で楓と白朗が待っていたが、楓はここに明人が監禁されているかもしれないと屋敷を探索してしまう。そして鍵のかかった部屋の前に行くと、牧雄(池内万作)に怒鳴られてしまう。

養子の勇磨(ディーン・フジオカ)は、伯朗に挑発的で「遺産相続前にやってきたあの女が怪しい」といい、一緒にきた伯朗にも「母親と同じく遺産目当てだろう」というと、伯朗は激高して楓を連れて矢神家を出る。矢神家では偵子はずっと金目当ての貧乏人と思われていたのだった。そして、そんな境遇を一変させてくれたのは明人の誕生だった。伯朗は明人の力になりたいと思っていた。

明人の家にゆくと、明人と楓が楽しそうに映っている写真がたくさんあった。その中に、なぜか、偵子が死んだ小泉家の写真まであった。そのことを不思議に思う伯朗だった。そしてその写真立てから一つの鍵がでてきた。どこの鍵だかわからない。

別の日、明人にとっては叔母にあたる偵子の妹である兼岩順子(坂井真紀)と夫の憲三(小日向文世)も元に楓を連れて行った。二人は快く歓迎してくれて、画家であった伯朗の父親の遺品も見せてくれた。しかし、その中にあるはずの絵がいちまいない。楓は矢神家にあるかもといって伯朗に一緒に親族会に行こうというが、伯朗は断った。楓は明人がいなくなったころのアリバイを順子と憲三にも確認していた。そのことを不快に思った伯朗は「君の方がよっぽど怪しい」といってしまい、楓からビンタをくらう。

そして、親族会では、16年前の康之介の死去の際の遺書「明人にすべての財産を譲る」という遺言について、明人の気持ちがどうなのかを楓が確認された。楓は「明人はすべて受け取るといっている」といい、16年前の遺産がすべて適切に管理されているかも調べると宣戦布告をする。そして、遺品の開示を客間でまでいると、楓の元に不信な手紙が届けられた。それは北緯と経度が示されたものだ。楓はそのことを伯朗に電話で話すと、自分だけでその場所を探しに行って、だれかに地下室に閉じ込められてしまった。

伯朗は仕方なく矢神家に向かう。自分がむかし地下室に閉じ込められたことを思い出し、地下室にいってみると楓がいた。楓がいなくても遺産相続を始めようとしていたが、牧雄は「もっと大事なものがある」と言い出した。そこへ楓をつれて伯朗がやってきて、場は混乱する。波恵(戸田恵子)は遺産相続は別の日にといって解散となった。

夜、楓は牧雄を呼び出していた。そして、話を伯朗にも一緒に聞いてもらうために伯朗も呼んだところ、時間になっても牧雄が来ない。何者かにエスカレーターから突き落とされていたのだった。

■第2話あらすじ
伯朗(妻夫木聡)と楓(吉高由里子)が待っていた牧雄(池内万作)は、すぐ近くのエスカレーターの下で倒れていた。救急隊員が応急処置をするなか、伯朗たちは矢神家へと急ぐ。遺産に関する情報を握る牧雄が、矢神家の誰かに口封じのためにエスカレーターの上から突き落とされたと楓は考えたのだ。だとすれば、今屋敷にいない人物か、帰宅したばかりの人物が怪しい。

2人が屋敷に到着すると、当主の妹・波恵(戸田恵子)とその異母妹・祥子(安蘭けい)、祥子の夫で医師の隆司(田口浩正)、看護師の杏梨(福田麻貴)は在宅していた。外出中でアリバイがないのは養子の勇磨(ディーン・フジオカ)と佐代(麻生祐未)。さらに、車で戻ったばかりの使用人兼執事の君津(結木滉星)も怪しい…。

しかし、転落直前に連絡を取っていた楓の番号が牧雄のスマホに残っていたことから、楓にも疑いの目が向けられてしまう。

そんな楓を弁護しつつ、一方で伯朗は、牧雄の転落事故にも動揺を見せることなく冷静に犯人捜しをする楓に違和感を覚える。そんな時、伯朗は勇磨から、楓が本当に明人(染谷将太)の妻なのか確かめるために彼女のスマホを盗んで自分に渡してほしいと頼まれる。

TBS 2020年10月スタート。毎週日曜日放送、「危険なビーナス」。出演:妻夫木聡、吉高由里子、染谷将太、ディーンフジオカ、麻生祐未、中村アン、斉藤由貴、小日向文世、坂井真紀、戸田恵子ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kikenna_venus」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

フジテレビ「危険なビーナス」番組公式サイト

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