【最終回】織田裕二×中島裕翔「SUITS/スーツ2」甲斐は訴訟に勝てるのか?ファームの行方は?第14話ネタバレと第15話予告

2020年10月13日10時16分ドラマ
@フジテレビ

敏腕弁護士・甲斐正午(織田裕二)が所属する『幸村・上杉法律事務所』の危機は続く!秘密保持契約を武器に上杉(吉田鋼太郎)がやりたい放題だ!そして、『フォルサム食品』の訴訟では甲斐(織田裕二)の元カノ・綿貫紗江(観月ありさ)が手を組んで上杉と戦う!その勝負の行方は?フジテレビ 2020年10月19日(月)よる9時、月9「SUITS/スーツ2」最終回・第15話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



10月12日に放送された第14話は、『幸村・上杉法律事務所』をめぐって、甲斐(織田裕二)とチカ(鈴木保奈美)チームvs上杉(吉田鋼太郎)の闘いが繰り広げられた。上杉は自分と不倫していた尾形万智子(松本若菜)を使って、『幸村・上杉法律事務所』を不当解雇で訴えさせた。上杉自身は自分がファームを去る際に秘密保持契約書にサインをさせているので、自分の横領や不倫について問われることはない。不利になった甲斐とチカだが、ファームが一致団結して上杉たちの嘘を探し出した。最終回近くなって、やっと、ファームが一丸となった模様だった。

10月19日に放送される第15話で最終回を迎える。ずっと続いている上杉との闘いはどのように展開してゆくのか?マスコミを使って、『幸村・上杉法律事務所』のネガティブキャンペーンを繰り広げたりと、上杉は私怨を晴らすかのようにファームをたたく。そして、弱ってきた『幸村・上杉法律事務所』は、ロンドンを拠点とする世界3大ファームのひとつ『ダービー総合法律事務所』の力を借りることになる。合併を視野にする『ダービー総合法律事務所』をうまく使うことができるのか?上杉との闘いはどう展開されるのか?

最終回に華を添えるゲストは、先日最終回を迎えた日テレの「私たちはどうかしている」で初の悪役に挑んだ観月ありさだ。「SUITS/スーツ2」では、鈴木保奈美のファッショナブルな衣装が話題となっているが、80年代にその抜群のスタイルでファッションアイコンとして活躍した観月ありさが、敏腕弁護士役となるため、そのファッションにも注目が集まっている。観月演じる綿貫紗江は、甲斐の元彼女という役柄になる。そんな役を演じる観月は「この野心家である紗江という役を堅くなりすぎずに、膨らませていければいいなと思いました。“昔、二人は付き合っていたんだな”というような含みを表現できればいいなと思います」と話している。最終回、どんな終わり方をするのか?

■前回:第14話ネタバレあらすじ
甲斐(織田裕二)やチカ(鈴木保奈美)は、宿敵である元代表の上杉(吉田鋼太郎)と再び戦うことになった。『フォルサム食品』を相手取った女性社員の昇進差別訴訟で、『フォルサム』側の代理人弁護士だった真琴(新木優子)の父・聖澤敬一郎(竹中直人)が、この案件から降り、すべてを上杉に任せたのだ。

チカは、マスコミを集め、昇進差別の被害に遭った原告女性126人とともに『フォルサム食品』を相手にした集団訴訟を起こすことを大々的に発表する。この訴訟は、原告だけでなく日本の全女性の尊厳を守り抜くための戦いだとアピールした。一方、上杉は、事実無根の訴訟に『フォルサム食品』の蓮見会長(伊東四朗)も心を痛めている、として全面的に争う姿勢を明らかにする。

そんな折、上杉が、原告代表の井口華子(安達祐実)へのヒアリングのため、『幸村・上杉法律事務所』に乗り込んでくる。その席で上杉は、突然質問の本筋を変え、「『幸村・上杉法律事務所』におけるシニアパートナーの男女比は?」と井口に問いかけた。甲斐は無関係の質問をする上杉を非難する。すると上杉は『幸村・上杉法律事務所』への訴訟と混同したとうそぶき、「このファームを不当解雇で訴える」といっていきなり訴状を突きつける。かつて上杉との不倫関係が原因で『幸村・上杉法律事務所』を解雇された尾形万智子(松本若菜)が、ファームを訴えるというのだ。

甲斐や大輔(中島裕翔)は知らされていなかったが、チカは、上杉がファームを去る際に、秘密保持契約にサインしていた。これにより、上杉が『幸村・上杉法律事務所』で関与した一切の行為は第三者へ口外できず、これに違反すれば違約金が発生するだけでなく、上杉がファームを去るという決定も白紙に戻されることになる。つまり『幸村・上杉法律事務所』は、上杉の横領と不倫を口封じされ、尾形を解雇した正当性を証明しなければならなかった。

甲斐は、尾形の不当解雇については和解で解決し、『フォルサム食品』の訴訟に全力を注ぐべきだと主張した。だがチカは、それを拒否し、上杉を倒すよう甲斐に指示した。尾形は「蟹江(小手伸也)のセクハラをチカに訴えたら、解雇された」と嘘を言い出した。そして、上杉は、100億つまれても和解はしないと甲斐に宣言する。そして、テレビや週刊誌はこぞってチカが女性を差別していると取り上げだした。『幸村・上杉法律事務所』は四面楚歌状態だ。『フォルサム食品』の訴訟を依頼している井口も不安を感じ始めた。蟹江は甲斐とチカを助けたいと思うが、尾形を食事に誘ったことがあり、何も助けることができない。

上杉の横領以外の点をつかなければいけないと、ファーム一丸となって証拠を探す。すると、ホテルの関係者から、上杉と尾形の不倫についての証言を得た。そのことを上杉に突きつけると「恥をかかせて満足か?」といいだし、尾形の訴訟なんてどうでもいいのだという。すべては、『フォルサム食品』の訴訟に勝つためなのだという。そんな上杉に甲斐は「あなたのおかげでファームが一つになった」と言う。

東大のロースクールの結果が真琴(新木優子)の元に届いた。その結果は「不合格」だった。落ち込む真琴に蟹江は自分のせいだと謝る。東大ロースクールの真野麻子(MEGUMI)のメンツをつぶしてしまったことが原因だと。

大輔は尾形の元に『フォルサム食品』の126人の資料を持ってゆく。そして「上杉先生に利用される人生なんてばかげている」といい、尾形は訴訟を取り下げた。これで、『フォルサム食品』の訴訟に邁進できると、甲斐と大輔は訴訟の女性原告団126人を集めた説明会の会場へ向かったが、そこには誰もいなかった。

■最終回:第15話あらすじ
甲斐(織田裕二)は、大輔(中島裕翔)とともに『フォルサム食品』訴訟の女性原告団126人を集めた説明会の会場へと向かった。だが、会場には何故か誰も来ていなかった。ファームに戻った甲斐に、チカ(鈴木保奈美)は、ロンドンを拠点とする世界3大ファームのひとつ『ダービー総合法律事務所』の力を借りるつもりであることを告げる。人材の流出と資金不足に苦しむ『幸村・上杉法律事務所』にとって、訴訟を継続するためには圧倒的な資金力を誇る彼らの力が必要だったのだ。

ほどなく、『ダービー総合法律事務所』から担当者がやってくる。それは、代表のエドワード・ダービーではなく、甲斐のハーバードロースクールの後輩で、元恋人でもある綿貫紗江(観月ありさ)だった。甲斐の秘書を名乗り、原告の女性たちに説明会の延期を伝えたのは彼女だった。甲斐は、『ダービー』側が合併も視野に入れて協力を申し入れてきたことを見抜き、彼らの力を借りることに反対する。だが、その間も『フォルサム食品』側はメディアをコントロールし、世論を味方につけていた。そこで甲斐は、一緒にやるのは『フォルサム食品』訴訟のみ、という条件で、紗江と手を組むことにする。

一方、真琴(新木優子)は、蟹江(小手伸也)のトラブルが原因で東大ロースクールの試験に落ちたことを大輔に打ち明ける。大輔は、蟹江から直接その経緯について、聞こうとするが……。

甲斐は、『フォルサム食品』の全国335部署の女性幹部数と昇進率を調査する。その中から甲斐が敢えて戦いに選んだのは、女性の昇進率が最も高く、勝ち目の少ない日本橋支局だった。だが、敵の裏をかこうとしたその狙いは、『フォルサム食品』の代理人弁護士・上杉(吉田鋼太郎)に読まれていて……。

フジテレビ2020年4月スタート。毎週月曜日放送、月9「SUITS/スーツ2」。出演:織田裕二/中島裕翔(Hey!Say!JUMP)/鈴木保奈美/新木優子/中村アン/小手伸也/吉田鋼太郎ほか。番組公式Twitterアカウントは「@drama_suits」。PR動画は番組公式Twitterで公開されている。

フジテレビ 月9「SUITS/スーツ2」番組公式サイト
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