日本初独占配信中!ディズニープラス「マーキュリー・セブン」キャスト最新インタビュー・日本版予告動画公開

2020年10月17日12時00分ドラマ
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Disney+(ディズニープラス)は、アメリカ初の有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」に抜擢された宇宙飛行士7人の実話を描くナショナル ジオグラフィックのディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「マーキュリー・セブン」(全8話)の第1話と第2話を10月16日から日本初配信、実在する人物を演じた役柄への想いを明かすキャストのインタビューが到着、Youtubeにて日本版予告動画も公開している。

本作の主人公は、米ソ冷戦の中「マーキュリー計画」に選ばれた野心溢れる宇宙飛行士たち。国家の重圧に耐えながらも、仲間との絆を深め、富や名声を手にし、一躍有名になっていく一方で、宇宙飛行士に求められるライトスタッフ(己にしかない正しい資質)とは何かを追い求めながら、挑戦し続ける姿を描きだす物語。



今回インタビューに応えたのは、物語の中心人物となる海兵隊のテストパイロットジョン・グレン少佐を演じたパトリック・J・アダムス、海軍史上最高のテストパイロットのアラン・シェパード少佐役のジェイク・マクドーマン、最年少のゴードン・クーパー大尉役コリン・オドナヒュー、そして製作総指揮の 1 人であるジェニファー・デイヴィソン。

■本作をドラマシリーズ化、そして出演するにあたり、どの部分に魅力を感じましたか?
パトリック・J・アダムス:14歳くらいの時に父がくれたトム・ウルフの原作「ザ・ライト・スタッフ-七人の宇宙飛行士」を読んで、その頃から大好きだったんだ。だからシリーズ化すると聞いて、自分がどんな役を演じるのか、役がもらえるのかも全く分からなかったけれど、出演したくて話に飛びついた。しかもマーク・ラファティの素晴らしいパイロット版の脚本を読んだら、その気持ちがさらに強くなった。映画「ライトスタッフ」以外では語られてこなかったストーリーだと思うんだけど、すごいんだよ。映画は3時間だったけど、マーキュリー・セブンの物語にはもっと長い時間とディテールが必要だし、もっと注目されるべきだといつも感じていたんだ。だからシリーズ化にものすごくワクワクしたよ。そういうわけで参加したんだ。

ジェイク・マクドーマン:実は僕は映画版を観たことがなかったんだ。映画のことは聞いたことはあったし、時代背景も知ってはいたけど。でも脚本にすっかり夢中になったんだ。脚本を読んだ知り合いの俳優たちは口を揃えてその話で盛りあがっていて。いよいよ自分にも話が来て、オーディションを受けることになって脚本を読んだんだけど、皆の言う通り素晴らしい脚本だった。マーキュリー・セブンのメンバーから、奥さんや家族、NASA のスタッフたちまで膨大な数のキャラクターが登場する。こんなに大勢のキャラクターのバックグラウンドをまとめ上げたマーク・ラファティの才能は尋常じゃないよ。あと、僕は元々シェパードじゃなくて別の役のオーディションを受けていたんだ。だから、オーディションを受けるキャラクターに集中しすぎるというありがちな問題もなく、台本を読めた。シェパードを背後にいる登場人物として全く先入観なく観察することができたし、立場が変わって彼を演じることになったらもっと面白かった。当時はとても豊富な資料が残っている時代で、文書やドキュメンタリー、
ッドキャストと、リサーチするのはいつもすごく楽しい。アメリカがその頃どんなに豊かだったかが見えて、宇宙計画の開始やソ連との競争、数えきれないほど様々な立場から多様な見解がある。こうやって十分な資料と裏付けのあるプロジェクトに取り組むのはとても刺激的だよね。

コリン・オドナヒュー:僕は 10 代の頃にこの映画を見て、大好きだったんだ。宇宙とか NASA とかそういうのがいつも好きだったしね。実は数年前にアッピアン・ウェイ社でジェニファー・デイヴィソンと打ち合わせをしたんだ。シリーズが始まるずっと前だと思うけど、本を渡されて、読んでからマネージャーとエージェントにこう言ったのを覚えている。その時は別の番組に出演していたんだけど、この企画が進んで、もし自分が空いていたらぜひ手を挙げたいと。そしてラッキーなことに、今ここでインタビューを受けているんだ。
とにかく二人の言う通り素晴らしいストーリーなんだ、宇宙のことなんて誰も何も知らなかった時代に、核ロケットの上に座って宇宙に行こうとした驚くべき男たちの素晴らしい物語だよ。

ジェニファー・デイヴィソン:ご存知の通りレオナルド・ディカプリオがパートナーで、私たちは複雑なキャラクターで、男性を中心にした企画を探していたの。多くの偉人たちを見て「偉大であるために私生活や仕事上で何を犠牲にしたんだろう?」と思った。私たちが宇宙計画に携わった人々を調べていて、「ちょっと待って、ここに7人いるじゃない。偉大で複雑なキャラクター7人が。」と飛びついた。そして、原作者のトム・ウルフが亡くなる前にこのドラマシリーズ化の話ができたの。彼は私たちと同様に、映画を賞賛していてリスペクトしていたのだけど、同時に映画では彼らのことを充分に見せきれていないと感じていた。だから、「やってみよう」と決断してくれたのよ。

■演じる実在の人物について色々とリサーチされたと思います。キャラクターを理解する上で、何か参考になることはありましたか?
パトリック・J・アダムス:圧倒されるくらい沢山発見があった。ジョン・グレンの人生は極めて多くの記録が残っているんだ。彼と妻のアニーは大恐慌時代に育ったので何でも捨てずに取っておいた。それが全部オハイオ州立大学のアーカイブにあって、資料、写真、インタビュー、レシートやインビテーションなどが何百箱も保管されている。そこで2、3日かけて、それを分けて出来るだけのものをピックアップして、マイ・ジョン・グレン・ライブラリーみたいなものを作って、撮影が進むにつれてそこから役立つものを探していけたんだ。一番驚いたのは、彼が詩人で詩を書くのが好きだったということだね。小さな紙に書かれた詩で、彼が優れたエンジニアで腕利きのパイロットであったことが確かになったんだ。彼の信仰生活や、奥さんや家族との美しい関係は多くの記録がある。でも、詩人だったことや、小さな紙片に彼の手で書かれた詩を見つけたりすることが、情報を解析して彼の頭の中に入り込もうとしている僕を驚くほど助けてくれた。

ジェイク・マクドーマン:僕らは一人ずつバラバラと出演が決まっていったんだけど、最初に決まっていたパトリックが情報をシェアできるように7人全員をメールグループにしてくれて、ポッドキャストや読んだ記事なんかを共有してくれた。シェパードに関して言うと、彼はプライベートを出さない人間で、パトリックのジョン・グレンとは全く逆だった気がする。彼はこの仕事のせいで超有名人になるのがとても心地悪くて、知名度や立ち回り方が、宇宙計画での成功にどれだけ影響するのか疑問に感じていた。彼の考え通りなら、私生活や人気の有無は関係なく、スキルが全てになっていたんじゃないかな。シェパードのリサーチは興味深かったよ。確かメンバーで自伝を書いてないのは彼だけだと思う。彼の伝記は没後にワシントン・ポスト紙の記者ニール・トンプソンが書いたんだ。シェパードの追悼記事の担当になったニールが、宇宙に行った最初のアメリカ人にも関わらず彼についての本がないことに気づいた。それで彼の伝記を書くことになったんだけど、全くの他人だったからこそシェパードという人間をよく洞察できているんだ。シェパードの身近な人たちから見た彼への見解を周辺から描いている。そして、特に彼の役に入り込む上で重要だと感じたのは、有名人の立場や名声との闘いだけではなく、彼が生まれつきのパイロットではないということ。つまり、コックピットに乗っていきなり記録を塗り替えるような、天賦の才能はなかった。実際、パイロットスクールを退学しかけて、こっそり補習クラスの授業料を払わなきゃいけなくて。誰かに知られたら相当バカにされるようなことだよね。だから、一度掴んだら握って離さない、それが彼の仕事のルールになった。天性の能力に頼るかわりに、几帳面に延々と繰り返して、機械的にできるようになるまで続けるんだ。それで彼の競争心が強くなり、他のテストパイロットみたいに一番を目指して、限界に挑戦するハングリーな野心を抱いたのだと思う。マークの脚本の彼のキャラクターと組み合わせて、全てとても役に立ったし、興味深かったよ。

コリン・オドナヒュー:僕は二人とは全く逆で、実は参加したのが多分、撮影スタートの3、4日くらい前だったから、時間がなくて。本は読んでいたから、基本的には本と脚本に書かれていることで演じていった。僕のゴードンへの考察は全部パイロット版の脚本から得たようなものだった。幸いとても優れた脚本だったから、そこから何かを紐解くことができたよ。本当に脚本がとても良くて、でもそれ以上に、本当に素晴らしいと感じたものに参加できて、実在するアメリカのヒーローを演じることに興奮した。僕は(アイルランド出身なので)訛りが大丈夫かを一番気にかけていて、ちゃんと出来ているか確認するのが課題だった。でも個人的には、そういうことばかり考えて特定の方法で誰かを表現することにこだわると、演技にとても悪い影響を与えかねないと思っていて。
だから、とにかくトライして、そんなことは気にせず流れに乗ってセリフを言うのが一番いいと思うんだ。リサーチする時間は全くなかったけど、いいゴードンを演じられていることを願うよ。
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■作品概要
冷戦中の1959年、ソ連が宇宙開発競争をリードする一方でアメリカは衰退の一途をたどる中、アメリカ政府は、人類初の有人宇宙飛行計画を進めていた。新設されたばかりのNASAにその任務が与えられた。アメリカ最高峰の技術をもったエンジニアたちには数十年かかるとされたこの偉業を達成するために、彼らに与えられたのはたったの2年。NASAのエンジニアたちは、本部からの重圧と、時間に追われながらも働き続ける。同じくして、軍のテストパイロットの中から7人の宇宙飛行士が抜擢された。世間では無名の軍人だった彼らは、宇宙飛行士としての任務を遂行する前にも関わらず、アメリカ初の宇宙飛行士として公表され、数日のうちに、英雄へと仕立て上げられていく…

■キャスト
ジョン・グレン少佐: パトリック・J・アダムス (「SUITS/スーツ」)
アラン・シェパード少佐: ジェイク・マクドーマン(「アメリカン・スナイパー」「リミットレス」)
ゴードン・クーパー大尉: コリン・オドナヒュー(『ワンス・アポン・ア・タイム』)
ウォリー・シラー: アーロン・スタトン(「マッドメン」)
スコット・カーペンター: ジェームズ・ラファティ(「ワン・トゥリー・ヒル」)
ディーク・スレイトン: マイカ・ストック
ガス・グリソム: マイケル・トロッター
<製作総指揮>
マーク・ラファティ (「ホワイトカラー」「キャッスルロック」)
ジェニファー・デイヴィソン(「レヴェナント:蘇えりし者」)
レオナルド・ディカプリオ
ウィル・ステイプル(「ザ・シューター」)
ダニー・ストロング(「Empire 成功の代償」「ハンガー・ゲーム」シリーズ)
ハワード・コーダー(「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」)

「マーキュリー・セブン」日本版予告映像

■ディズニープラスとは
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