Netflix「スタートアップ:夢の扉(原題:Start Up)」はどんなドラマ?第1話見どころとあらすじ

2020年10月18日02時00分ドラマ
Netflixオリジナルシリーズ
『スタートアップ: 夢の扉』独占配信中

韓国tvNにて今夜10月17日(土)から放送開始したナム・ジュヒョク×ペ・スジ主演の「Start Up」は、Netflixでも同日より「スタートアップ:夢の扉」という邦題で独占配信開始した。韓国とほぼ同時に視聴できる本作はどんなドラマなのか?



「スタートアップ:夢の扉」は、韓国のシリコンバレー、サンドボックスで成功を夢見る若者たちの青春のスタート(START)と成長(UP)を描くドラマ。「あなたが眠っている間に」のオ・チュンファン監督とパク・ヘリョン作家が再タッグを組んだ作品。

STARTUP若者のセクセスストーリーといえば、Netflixで独占配信後、世界中に新たな韓流ブームを巻き起こした「梨泰院クラス」を思い出すが、「梨泰院」がソウルの飲食店街を舞台にした食品業界でのサクセスストーリであるのに対して、「スタートアップ」は将来のグーグル・アマゾンを夢見る若者たちが革新的な技術とアイディアで成功を目指す「青春コーディングロマンス」だ。⇒新作紹介:Start Up

主演は、「あなたが眠っている間に」やNetflixで独占配信中の「Vagabond/バガボンド」でもヒロインを務めるペ・スジ。彼女はパク・ヘリョン作家の「ドリームハイ」でもヒロインを務めており、これで3度目のタッグとなる。
男性主人公は「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」「まぶしくて―私たちの輝く時間―」のナム・ジュヒョク。そして「100日の郎君様」で注目を集めたキム・ソンホ(キム・ソノ)と「知ってるワイフ」のカン・ハンナがメインキャストとして共演する。

まずはこの4人が演じるキャストの紹介とスタートアップする目的を説明しよう。
STARTUP●ソ・ダルミ役(ペ・スジ)★逆転するため
大学を自主退学し、カフェ、宅配便、ゴルフ場、書店などあらゆるバイトを経験し、英語、中国語、日本語の実力もある。スティーブ・ジョブスを夢みて苦難の道に進む。

STARTUP●ナム・ドサン役(ナム・ジュヒョク)★再び輝くため
コーディング(プログラミング作業)と編み物が好きで幼少期に数学オリンピアード最年少対象を受賞し家門の栄光だったが、15年後、大学時代に知り合った仲間と3人でサムサンテックを創業するが、すでに投資金も底をつき、家門の恥さらしとなってしまった。

STARTUP●ハン・ジピョン役(キム・ソンホ)★借りを返すため
神がかった投資の実力を持つ、SHベンチャー投資会社の首席チーム長で、男性誌のグラビアも飾るイケメンエリートで成功した男の標本。大の毒舌家でもある。

STARTUP●ウォン・インジェ役(カン・ハナ)★捨て駒にならないため
スタートアップネイチャーモーニング代表で、学力、美貌、財力を兼ね備えた完璧女性。世間からは財閥2世だから成功できたと陰口を叩かれているが、そんな陰口も跳ね飛ばす強い女性。

ところで何度も韓国に行っている韓ドラ通なら、登場人物の名前に聞き覚えがあるのでは?実は、登場人物の名前は地下鉄の駅名と同じ。これについては、制作サイドも認めており、今回のドラマの素材が“スタートアップ(新しいビジネスモデルで急成長を目指すベンチャー企業)”なので、特定人物を連想させたり、誤解を避けるために駅名を使用しているそうだ。

START相変わらずNetflix のドラマは映像が美しい。第1話のオープニングも光をうまく使った美しい映像から始まり、15年前の回想シーンでは満開の桜にウットリさせられる。
本作のキーとなるのは15年前にダルミに届いた手紙。第1話ではメインキャストたちの現状と、ダルミが手紙の送り主である“ナム・ドサン”を探すに至った理由を描いている。15年前の回想シーンがメインで描かれる第1話は、ベテラン女優キム・ヘスクと2人の人気子役との共演に注目。1人は「100日の郎君様」でヒロインの少女時代を演じたホ・ジョンウン、そしてもう一人は「ここに来て抱きしめて」「凍てついた愛」のナム・ダルム。特に、キム・ヘスクとナム・ダルムとの丁々発止のセリフの応酬が面白く、最後にホロリとさせられる。

あらすじを知りたくない方はここまで。

STAR■第1話「スタートアップ」
“ナム・ドサン”からの手紙を心の支えに辛い日々を乗り越えたソ・ダルミ『ペ・スジ)。あれから15年、ダルミはサンドボックス社が企画するスタートアップリレー講演に出席する。ウォン・インジェ(カン・ハナ)に会うためだ。実は、インジェはダルミの実の姉。15年前、両親が離婚し、姉のインジェは母と共に父とダルミを残して出て行った。その後も姉妹で会っていたが、母と財閥との再婚話を聞いたダルミはインジェを裏切り者と言い、インジェはダルミの選択が間違っていると喧嘩別れ。そして父は新事業が上手くいきそうになったが…。
15年後、起業家として成功したインジェは、ダルミのみすぼらしい姿を見て、自分の選択が間違っていなかったとダルミを見下す。悔しさのあまり自分もナム・ドサンと起業準備をしていると見栄を張るダルミは、来週に迫る起業家の交流会のパーティにドサンと一緒に出席すると言ってしまう。
実はナム・ドサンからの手紙は、投資会社の首席チーム長であるハン・ジピョン(キム・ソンホ)が15年前に書いたもの。孤児だった高校生ジピョン(ナム・ダルム)は世話になったダルミの祖母〔キム・ヘスク)に頼まれて、ダルミ(ホ・ジョンウン)を元気づけるような手紙を書いたのだった。その時、新聞に載っていた数学の天才少年の名前“ナム・ドサン”を騙って。もちろんダルミはこのことを知らない。

さあ、1週間以内にダルミは“ナム・ドサン”を探さなければならない。はたして見つけることができるのか?いよいよナム・ジュヒョクが本格的に登場する第2話が待ち遠しい。

「スタートアップ:夢の扉」は、Netflixで毎週独占配信中!

■キャスト
ソ・ダルミ役:ペ・スジ
ナム・ドサン役:ナム・ジュヒョク
ハン・ジピョン役:キム・ソノ(キム・ソンホ)
ウォン・インジェ役:カン・ハンナ


Netflix

kandoratop【作品詳細】【「スタートアップ」を2倍楽しむ】