ヨ・ジング主演「王になった男」第7-8話あらすじ:道化のハソンが死んだ!?王妃からの告白!テレ東

2020年10月20日09時05分ドラマ
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寝殿に飾ってあった虎の毛皮の尻尾で猟犬を手懐けたり、大妃の罪の証拠を代筆して偽装したりとピンチをくぐり抜けてきたハソン!そんなハソンの胸に都承旨が剣を・・・ヨ・ジング主演の韓国時代劇「王になった男」第7話と第8話のあらすじと見どころを紹介、予告動画は公式サイトで視聴できる。
※テレビ東京で2020年10月~11月に地上波初放送された時に紹介したものです

「王になった男」は、イ・ビョンホン主演の大ヒット映画をドラマにリメイク。【「王になった男」を2倍楽しむ】では、ドラマの見どころや韓国での評判、主人公のモチーフになった朝鮮王朝の王・光海君についてなどをまとめて紹介している。



■キャスト【押さえておきたい登場人物8名の人物設定】
王 イ・ホン(2役):ヨ・ジング
道化師 ハソン(2役):ヨ・ジング
王妃 ユ・ソウン役:イ・セヨン
都承旨 イ・ギュ役:キム・サンギョン
妓女 ウンシム役:チョン・ヘヨン
チョ内官役:チャン・グァン
左議政 シン・チス役:クォン・ヘヒョ
護衛武士 チャン・ムヨン役:ユン・ジョンソク

※オリジナル16話版を視聴しているために、カットされた場面やあらすじが前後する場合もある事をご理解ください。

王になった男■第7話
人けのない崖の上で、何の前触れもなく都承旨イ・ギュに「道化のハソンは死んだ」と言われたハソンは左胸を短刀で刺される。傷をかばいつつなんとか王宮に戻るが、熱を出して体調を崩してしまう。次々と拝謁を求めてやって来る臣下にチョ内官は「王様は軽い風邪で拝謁はできない」と答えるが、左議政シン・チスはそれを信じようとしない。だが王妃だけは毎日のように薬を煎じて王宮を訪れる。そしてハソンが民たちの使う諺文(オンムン)を勉強していると知った王妃は、民を思う王の心にいたく感動し、ハソンと王妃の距離は縮まっていく。

王妃を守ろうとする王(ハソン)に手を焼くシン・チスはイ・ギュを抱き込もうとする。だが、イ・ギュはシン・チスに「左議政の職を退け」と言い罵倒する。かつて夢見た世の中を作ろうと決意した都承旨イ・ギュは、大同会の仲間を集めるよう芸妓ウンシムに指示する。一方、王妃に頼まれた民に施す救援米を集めるようシン・チスに命じるハソンだが、王室の財源を握るシン・チスは、宮殿再興を口実に一蹴し、どうしても必要なら税を上げればいいという。戸曹判書に救援米の件を相談するうちに、米で貢納品を統一する大同法の再施行の話が持ち上がるが、そのためには米の横流しをしている者を見つけるために計算能力にたけたチュ・ホゴルの力が必要だった。これが実現すればシン・チスの金脈を断ち切れる。

イ・ギュはかつての仲間と再会するが、キル師匠たちを見捨てた彼を仲間たちは許さない。そのころ、山奥にある寺では王イ・ホンが自らを傷つけ、脈が感じられない程にまで衰弱してしまっていた。

ついに都承旨が究極の選択をした。王イ・ホンの左胸の傷は戦乱での傷。ハソンに傷をつけるエピソードはドラマオリジナル。映画版との違いについては【コチラ】で紹介している。
何としても王に拝謁しようとするシン・チスを一言で下がらせたり、見舞いにやって来て嫌味をいう大妃にも一歩も引きさがらない王妃。王(ハソン)に信頼を寄せる王妃が実に頼もしい。“諺文”というのはハングルのこと。当時はハングルは女性や民が使う卑しい文字としてそう呼ばれた。詳しくはコチラで解説。漢字の学習を王妃が勝手に勘違いし、また株を上げたハソンだが、王位に就く前のイ・ホンとの仲睦まじい思い出話をする王妃を見て、傷の痛みより切ない気持ちで聞く。そんなハソンの恋心をいち早く察したチョ内官が心配する。それにしても“大同法”を知らないハソンが大同法の基本である米での貢納を思いつくとは…。大同法については【朝鮮王朝豆知識】「◆大同法」で解説。
新キャラであるチュ・ホゴルの天才ぶりは賭け事でわかる。演じたのは「金持ちの息子」「優雅な一族」のイ・ギュハン。韓国ドラマでは図書館や書庫でのロマンチックシーンが多いが、今回も王妃がお茶を届けるシーンで互いの想いを深めるアクシデントがあるのでお見逃しなく。


王になった■第8話
ハソンはチュ・ホゴルの協力を得るため賭けをする。その結果ハソンは、ホゴルの心を得る。だがその矢先、シン・チスの策で戸曹に監察が入る。戸曹判書が罷免になれば、大同法の施行は困難となる。地方官吏が米を横流ししている証拠をつかむためにも、一刻も早くホゴルの力が必要となるが、都承旨イ・ギュと会う約束をしていたホゴルは命を狙われる。死体を確認もせずに刺客に金を渡したとシン・チスに叱責されたイギョムは、翌日、ホゴルの死体を確認する。

一方、ハソンの優しさに触れて少しずつ心を開いてきた王妃は、ハソンが書庫でうたた寝をする間に自分の想いを告白する。それを寝たふりをして聞いていたハソンは、うれしく思いつつも、王妃が見ているのは自分ではなく国王イ・ホンだと気付き苦しむ。それでも足は自然と王妃へ向いてしまう。

ついに上奏の日。都承旨イ・ギュが登庁しないことに気を揉むハソン。ところが上奏が始まると遅れてイ・ギュが現れる。引継書の疑惑を証明する証拠とともに。

ハソンは数学の天才との賭けになぜ勝てたのか?狩りの虎の尻尾に続いてハソンの悪知恵にあきれるイ・ギュとチョ内官。だがハソンは賭けではなく心意気でホゴルの心を得る。書庫での王妃の告白シーン。セレナーデと共に口づけする美しいシーン。驚いて目を醒ましたハソンにどんな異変が起こるのか?これに対するチョ内官の対処法が笑える。王妃の心づくしの生姜茶。実はハソンは生姜が苦手。姿かたちはそっくりでも嗜好は違うようだ。ところでいつもパク尚宮が淹れていた百花茶。パク尚宮亡きあとは女官エヨンが淹れているが…。いつも百花茶のアップがあるのが気になる。
さあ、イ・ギュが用意した引継書疑惑の証拠を持参するのは誰なのか?


テレビ東京「王になった男」番組公式サイト
 2020.10.13-11.13 月~金08:15-09:11 地上波初放送 
「王になった男」予告動画

kandoratop【作品詳細】【「王になった男」を2倍楽しむ】
【映画版】↓