「科捜研の女20」容疑者は激辛料理チャンピオン!犯人役経験豊富な俳優たちがゲスト!第2話ネタバレと第3話予告動画

2020年10月30日10時00分ドラマ
@テレビ朝日

沢口靖子「科捜研の女season20」第3話は、激辛とうがらしが犯罪を暴く?激辛料理にマリコも挑戦!大浦龍宇一、波岡一喜と、刑事ドラマで犯人役の多い2人がゲスト出演し、容疑者に?科学の力で犯人を突き止める!2020年11月5日(木)夜8時より「科捜研の女season20」第3話放送!予告動画は番組公式サイトにて。



10月29日に放送された第2話は、ハローウィンにちなんだ犯罪で科捜研メンバーの仮装も見られるコミカルなシーンもあったが、ネットで”犯罪とは結び着きそうにない”依頼をして、何も知らない本人に感電死させるためのスイッチを入れさせるという、現代ならではの犯罪が描かれた。自分の特技を生かしておカネに替える、スキル登録のサイトは実際にどこにでもある。そんな”スキルマーケット”に登録した人に、感電死させるための棺を作らせ、怪しまれないためのコスプレの衣装を作らせるなど、犯人は別の場所にいながら格安の値段で殺人計画を進めてゆく。本人たちは自分がやっていることが犯罪に結びついていることなど全く疑わないところがこの犯罪のほんとうの怖さだ。

スキルマーケットに登録するとしたらどんなスキルかという話題になったシーンで、監察医・風丘早月(若村麻由美)は主婦らしく料理、宇佐美(風間トオル)はお茶を入れる特技となったが、「10分で内臓切片のプレパラートを20個作れる」と何も気にせず堂々と答えるマリコには驚かされた。そして、捜査の一環で、マリコは説教マダムとして赤いスーツに仮装、土門はハードボイルドなコートにサングラス、そして宇佐美が「いけおじ家具職人」に扮した。くすっと笑えるシーンとなった。

11月5日に放送される第3話は、ゲストに大浦龍宇一、波岡一喜、鈴木亜美と豪華なメンバーがそろう。刑事ドラマ、2時間サスペンス好きの人なら何回も”犯人”役を演じている大浦龍宇一、波岡一喜が容疑者となる展開に、どちらが犯人なのか?と興味をそそられる。また、激辛料理が犯罪の鍵となるが、マリコと料理という相いれない組み合わせも楽しみな回となる。

■前回:第2話あらすじ
廃墟に置かれた棺の中から、悪魔のコスプレを身に着けた男の遺体が見つかった。榊マリコ(沢口靖子)ら科捜研メンバーが臨場したところ、棺にはハロウィーン用の電飾が施されており、肩には斧が突き刺さっていたが、よく見ると斧はオモチャで、血痕と思われたものも血糊だった。さらに、ズボンのポケットからは“普通の中年”と書かれたURL入りの名刺が1枚、見つかった。

監察医・風丘早月(若村麻由美)の検視により、死因は感電死と判明した。犯人は被害者をどこか別の場所で感電させた後、棺ごと廃墟に遺棄したものと思われ、現場近くの防犯カメラ映像には棺を台車に載せて運ぶ謎の人物が映っていた。その男性が棺のようなものを運んでいることから、この男性に疑いがかかる。

まもなく、名刺に印刷されていたURLは、インターネット上で“スキル”、つまり特技を売り買いする“スキルマーケット”のサイトとわかる。調べたところ、“普通の中年”というハンドルネームで登録しているのは、悩み相談から家具の移動までなんでもやるという触れ込みの男・迫田茂夫(村田雄浩)だった。

さっそく迫田に接近したマリコは、防犯カメラに映っていた“棺を運ぶ男”と彼の歩容認証が一致することを突き止める。しかも被害者は、迫田がかつて勤めていたアパレルメーカーの同期であり、上司でもあった田部井亘(清水昭博)とわかった。

土門薫刑事(内藤剛志)が追及すると、迫田は棺を運んだことは認めたものの、“にこにこハロウィーン”というハンドルネームを持つ人物からスキルマーケットを通してハロウィーン用の棺をイベント会場まで運んでほしいという依頼を受けただけで、中身は知らなかったと言い張る。土門の調べで、田部井が社長に迫田の横領を密告したことで迫田は会社を解雇されていたことがわかった。迫田が田部井のことを恨んでいるために殺したのではという意見が多くなる。

そして、“スキルマーケット”に“にこにこハロウィーン”が依頼したのは、迫田だけではなかった。なんと、田部井本人にも「悪魔の服装で棺に入り電飾のスイッチを押してくれ」という依頼がきていた。つまり、田部井は自ら、感電するためのスイッチを押したのだ。そして依頼は他にもきていた。電飾つきの棺を作る依頼、悪魔の衣装を作る依頼、悪魔の衣装を着た人にお説教をして座らせておく依頼だった。お説教を依頼された人に話を聞くと、椅子に座っている間に田部井は自転車に乗った誰かに肩に刺した斧を取られて、その人を追いかけていったことが分かった。

宇佐美(風間トオル)の調べで田部井の口の中に入っていた水が、「京都光葉大学 都市環境研究所」の屋上に「ビオトープ(人工的に作った植物、動物の生息場所)」にあることがわかった。そこに調査にゆくと、係員が数日前にバケツでいたずらしたところを見たという。そのバケツとロープを回収して調査を始めるマリコ。そして、水が一致した。また、ロープから皮膚片を採取し、犯人のDNAを突き止めた。

殺害方法はわかり、次に狙われているのは迫田が以前勤めていたアパレルメーカーの社長であることもわかった。そこでマリコは一計を案じ、”スキルマーケット”に、科捜研のメンバーたちと登録をして仕事の依頼を待つことにした。案の定、犯人が仕事を依頼してきた。宇佐美に棺の作成、マリコは説教、土門は強面姿で現場に登場する。マリコは説教をしている間に現れた犯人の首筋に綿棒をあてDNAの採取をした。

最後に社長がスイッチを入れたが、宇佐美が絶縁体をつかった装置としていたため、社長は当然なにもなく助かった。見守っていた犯人を土門が捕まえると、それは、アパレル会社で土門に情報をいれた野本という女性だった。野本が横領をしていたのを、迫田がやったように見せていたのだ。そしてそれを知った田部井に怒られると、田部井と社長を殺してしまい、その罪を迫田にきせようとしたのだった。”スキルマーケット”では犯罪依頼は行いないため、斧を奪って逃げ、バケツの水をかける役だけは自分でしたのだ。あまりにも人の命のことを軽く扱う野本に蒲原(石井一彰)が一喝した。

迫田は田部井を殺した犯人を捜そうとしていたという。田部井は生前、迫田の”なんでもない普通”のことを評価していたのだ。そのことをマリコは迫田に話した。

■第3話あらすじ
料理評論家の富永栄吉(伊庭剛)が、自宅リビングで何者かに後頭部を殴られて殺害された。知らせを受けて臨場した榊マリコ(沢口靖子)ら科捜研メンバーは、アッと驚く。富永は前夜、テレビで生中継された“旨辛料理コンテスト決勝戦”の審査員を務めていた人物だったのだ。

そのコンテストは、予選を勝ち抜いた京料理の達人・向山秀人(大浦龍宇一)、人気料理ブロガー・長谷川希美(鈴木亜美)、激辛料理店を営む堺田茂樹(波岡一喜)という3人のチャレンジャーがそれぞれ自慢の旨辛料理を生放送中に作るというもので、富永は堺田の料理を酷評。結果、希美が優勝し、大手コンビニチェーンでの商品化という特典を手にしていた。

まもなく、遺体の手の引っかき傷から、超激辛唐辛子“キャロライナ・リーパー”の成分が検出される。危険なほどの辛さを持つその唐辛子を殺害現場に持ち込んだのは、犯人ではないか…!?そうにらんだマリコたちが調べたところ、最下位の堺田と2位の向山がキャロライナ・リーパーを所持していたことがわかった。だが、被害者の傷口から検出したサンプルが少なく、DNA照合を試みようとしたものの鑑定は断念せざるを得なかった。

そんな中、涌田亜美(山本ひかる)が、被害者の胃の内容物から豆乳が検出されたことに疑問を抱く。前夜の旨辛コンテストでは、誰も豆乳を使用していなかったはずなのだが…!?

はたしてマリコたち科捜研は、科学の力で激辛唐辛子が鍵を握る事件の真相を解くことができるのか…!?マリコが激辛料理に挑む!!

テレビ朝日系 10月、毎週木曜夜8時より木曜ミステリー「科捜研の女season20」がスタート。出演:沢口靖子/内藤剛志/若村麻由美/風間トオル/斉藤暁/渡部秀/山本ひかる/金田明夫/西田健/石井一彰ほか。番組公式Twitterアカウントは「@ kasouken_women」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「科捜研の女season20」番組公式サイト

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