上野樹里「監察医 朝顔2」タキシードを着たミイラは重大事件の容疑者だった!第2話ネタバレと第3話予告動画

2020年11月10日17時41分ドラマ
@フジテレビ

上野樹里主演「監察医 朝顔2」の第3話は重大事件の容疑者がミイラ化された状態で見つかった!雨に濡れた子犬のような山倉を演じる戸次重幸!いったいなにがあったのか?フジテレビ2020年11月16日(月)夜9時から「監察医 朝顔2」第3話を放送!第3話予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



11月9日に放送された第2話は、双子の男子中学生を一人2役で演じた池田優斗の演技力に注目が集まった。空き地で殺されていた中学生。野球のユニフォームには”RYO”の文字があり、遺体は矢野諒と思われた。諒には一卵性の双子の兄・一馬がいるのだが、二人は一卵性でありながら野球の才能は正反対。エースで4番の兄・一馬に比べ、弟・諒は補欠ばかりで試合にもでられない日々。そんな二人が入れ替わって試合にでて、諒が活躍するシーンを父親に見せたいという、優しさから発生してしまった事故だった。

弟に入れ替わり活躍するシーンを父親に見せようと話す優しい兄の雰囲気と、その話を聞きながら複雑な思いを感じながらも”父親を喜ばせたい”と応じる弟の気持ち、また、兄のことを殺してしまったという自責の念を感じながらも、周りの人に勘違いされたまま「兄・一馬が生きていてよかった」というセリフに傷つくシーンなど、その演技に視聴者は涙した。

また、ラストシーン。母の創作から帰ってきた朝顔(上野樹里)が「よしよし」と雨に濡れた子犬をふくように髪をふいていたのは、なんと野毛山署強行犯係の係長・山倉(戸次重幸)だった。いったい山倉に何があったのか?最後の最後の衝撃的シーンに視聴者は唖然とするしかなかった。11月16日に放送される第3話でその行動が明らかになる。

第3話は、ミイラ化した遺体が発見されるが、その遺体が重要事件の犯人ではないかという容疑が浮かぶ。ミイラ化した遺体に面識のある女性として佐久間由衣が登場する。佐久間は、俳優になる前から上野樹里や山口智子を追いかけていたといい、共演したことについて、「そんなお2人とご一緒できた今回の現場は宝物でした。役柄で悩む事も多かったのですが、色々とアドバイスを頂いたり、色々なお話も聞けたり、楽しい時間も過ごさせて頂きました」とコメントしている。

■前回:第2話ネタバレあらすじ
野毛山署管内のひと気のない空き地で、男子中学生の遺体が発見される。

休日だった朝顔(上野樹里)は、興雲大学法医学教室からの電話で目を覚ます。朝顔が1階へ降りると、すでに平(時任三郎)が支度を終えていた。ただちに現場に向かう平。被害者は、14歳の矢野諒(池田優斗)で、死亡推定時刻は午前5時から6時ころ。午前7時ころ、散歩中だった近隣住民が発見し通報したという。遺体のみぞおち付近には、大きな皮下出血があった。また、諒は野球のユニフォーム姿で、遺体の横にはグローブがあり、ボールが金網の上部に挟まっていた。

一方、桑原(風間俊介)は、朝顔に代わって娘のつぐみ(加藤柚凪)の面倒を見ることになった。しかし、朝顔と遊ぶ約束をしていたつぐみはご機嫌斜めでなだめるのが大変だったが、大好きな水族館につれていってもらい、機嫌を直す。

朝顔は、藤堂(板尾創路)らとともに諒の解剖を行う。諒は、みぞおち付近の内出血以外、目立った外傷はなかった。解剖後のミーティングで、藤堂は、諒がみぞおち付近に強い衝撃を受けて心臓震盪を起こし、心停止に至った可能性を検視官の丸屋(杉本哲太)や、強行犯係長の山倉(戸次重幸)らに伝えた。捜査の方向性を決めるために、殴られたかどうかだけでも断定してほしい、と強く主張する丸屋と、この段階では難しいとする朝顔たちとの議論がヒートアップする中、思わぬ知らせが入る。連絡を受けて駆けつけようとしていた諒の父親が、階段から落ちて意識不明状態になってしまったというのだ。諒には母親がいなかったため、身元の確認には祖母の咲江(柳谷ユカ)と、諒の双子の兄・一馬が立ち会う。咲江は遺体をみて「諒!」と泣き崩れてしまった。

解剖結果をさらに調べると手のひらに豆のようなものが見つかったが、野球をやっていたためバットを振る際にできた豆ではないかと一旦思われてしまった。胸の傷が金属バットのようなもので殴られたものと仮定すると殺人の捜査となる。警察はそちらの方面でも容疑者がいないかと探すと、野球部のコーチにアリバイがないことがわかった。コーチは諒に冷たくあたっていたこともあり、容疑者の一人となる。また、意識不明の父親は、仕事自体は午前1時には終わっていたというが、家に帰ってきたのは午前7時となる。アリバイが証明できない。

そんな中、学校にゆく一馬に「一馬が生きていてよかった。チームの力が戦力ダウンしない」というチームメイトの言葉や祖母の「一馬が生きていることだけでもうれしい」という言葉に表情を曇らせる一馬がいた。

朝顔は死んだのは本当に諒なのかと疑問を持った。医学的には一卵性の双子の場合、DNAはほぼ同じであり、二人は同居していたので指紋での判定もできない。ふたりとも歯の治療をしたことがないので歯の鑑定もできない。そんな中、一馬が「諒を殺したのは自分だ」と自首してきた。バットをフェンスに立てかけてしまったこと、ボールを取りにフェンスに上った諒を面白がって揺らしたら落下してしまい、バットの上に落ちてしまったことを打ち明けた。

朝顔や平はどうも一馬の訴えがしっくりこない。一馬を呼んで事情を聴くと、やはり、そこにいたのは諒だった。実は、その日の野球の試合には珍しく父親が見に来てくれることがわかった。そこで、諒と一馬は入れ替わり、諒のユニフォームをきた一馬がホームランを打てば諒が打ったとみえて父親が喜ぶかも?という理由で入れ替わったのだ。死亡までのことはもともと一馬が話していた通りだったのだが、実は、バットで胸を打って死亡したのではなかった。フェンスの上に上った際、その上に通っていた電線に一馬は触れてしまったのだ。汗で濡れていた手で高圧の電線をさわったことによる感電死だった。諒がそのことを聞いた時、父親の意識が回復したことを知らされた。諒が病室にゆくと、父親は「諒!」と呼び、諒は父親の胸に泣き崩れた。

事件が解決した翌日、朝顔はつぐみをなだめて東北へ向かった。沼の捜索は予想をこえる大変さだったが、翌週も朝顔は捜索に向かうつもりだ。祖父(柄本明)はどこか体調が悪そうだ。そして家にたどり着くと、誰かがいた。それは、野毛山署強行犯係の係長・山倉(戸次重幸)だった。

■第3話あらすじ
朝顔(上野樹里)たちが暮らす万木家に、野毛山署強行犯係の係長・山倉(戸次重幸)が突然訪ねてくる。山倉は、平(時任三郎)が保育園でつぐみ(加藤柚凪)を引き取って戻るまで、雨の中、傘もささずに万木家の前に佇んでいた。平が事情を聞こうとしても、泣くばかりで何も言わない山倉。遅れて帰宅した朝顔や桑原(風間俊介)も、突然のことに困惑する。朝顔が夕食の支度を整えたころ、ようやく落ち着きを取り戻した山倉は、事情を打ち明けるが……。

あくる日、朝顔は、検視官の丸屋(杉本哲太)から電話で呼び出される。朝顔が向かったのは、山梨と神奈川の県境にある田園地帯だった。朝顔が、遺体が見つかったという小さな倉庫に案内されると、そこで丸屋と、神奈川県警から山梨県警に異動になった旧知の検視官・伊東(三宅弘城)がもめていた。第一報は自分たちの方が早かったのだから山梨県警が調べる、と主張する伊東に対し、この件は神奈川県警がずっと追っていた、といって譲らない丸屋。すると、伊東とともに現場に来ていた山梨医大の法医が、解剖の予定が詰まっていると言い出したため、この件は朝顔が調べることになる。

神奈川県警の刑事・西野(樋渡真司)によれば、遺体は農具倉庫で見つかり、第一発見者は所有者が亡くなったために調査に訪れた市の土木課職員だという。遺体は完全にミイラ化しており、付近に身元を確認できるようなものもなかったため、年齢や死亡時期の特定は困難だった。そして、奇妙なことに遺体はタキシードを身に付け蝶ネクタイをしていた。そこで丸屋は、この遺体は重大事件の容疑者かもしれない、と朝顔に打ち明け……

フジテレビ 2020年11月スタート。毎週月曜日夜9時から放送、月9ドラマ「監察医 朝顔2」。出演:上野樹里/時任三郎/風間俊介/加藤柚凪/山口智子/志田未来/中尾明慶/森本慎太郎(SixTONES)/柄本明ほか。番組公式Twitterアカウントは「@asagao2_2020」。予告動画は番組公式Twitterで公開されている。

フジテレビ 2020年夏「監察医 朝顔2」番組公式サイト

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