「相棒19」芸達者な元役者役に橋本じゅん!三文芝居で右京達を翻弄する!第5話ネタバレと第6話予告動画

2020年11月12日09時34分ドラマ
@テレビ朝日

右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が活躍する「相棒season19」第6話「三文芝居」は、元役者の松野(橋本じゅん)が巧みな芝居で右京達を翻弄する!証言は本当なのか?半グレ男との関係は?現代社会の悲しい現実がそこにあった!2020年11月18日(水)よる9時、「相棒season19」第6話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



11月11日に放送された第5話は、政治家の収賄疑惑の話だった。右京(水谷豊)が24年前に関わった事件の真相も暴かれた。代々政治家の白河家に生まれた貴代(冨士眞奈美)は、政治家の婿が収賄の罪を犯したことに”家”の名前を辱められると思い、毒殺した。そして、現在、娘の婿・達也(湯江タケユキ)も同じように”家”の名誉を辱める行為をしたと思ったため、毒殺したのだった。「死者に鞭打つ」ことはないため、収賄の疑惑はそれ以上追求されることはなくなるだろうと思ったための犯罪だった。政治一族として高い理想を持ち、一般市民とは違うとおごる心を持った”天井人”の犯罪だった。

第5話に日刊紙の記者役として登場したのは、内田裕也だ。「週刊フォトス」記者・風間楓子を演じていた芦名星さんが亡くなり、誰が代役をつとめるのかが話題となっていたが、どうやら、元検事の黒崎が日刊紙に転職したことでその後をつぐようなポジションになるのではないかと思われる。右京や亘と近い存在の黒崎の復活に喜ぶファンは多い。

11月18日に放送される第6話は、橋本じゅんがゲスト出演する。元役者の役での登場で、事件の証言をするのだがどうやらその証言は嘘のようだ。朝ドラ「エール」で、閻魔様の役と、主役の裕一(窪田正孝)の妻・音(二階堂ふみ)が出演するオペラ「ラ・ボエーム」の演出を担当する役と、1つのドラマで2つの全く別の役で登場していた。第6話では、その演技力で、警察を翻弄する役での登場だ。幾多の舞台、映画、ドラマで活躍するバイプレーヤーの演技力も楽しみとなる。

■前回:第5話ネタバレあらすじ
右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、収賄疑惑が持たれた衆議院議員の白川達也(湯江タケユキ)が、自宅にゴミをまかれた“嫌がらせ”の捜査を押しつけられる。白川家は、大臣を輩出した政治家一族で、長年実権を握っているのは、達也の義理の母・貴代(冨士眞奈美)だった。貴代には、24年前、夫が収賄疑惑のさなかに自ら命を絶った過去があり、当時二課だった右京が、捜査を担当していたという因縁が。

そんな中、達也の息子が誘拐されかける事件が発生する。“告発者X”を名乗る人物から、達也宛に『会見を開き、罪を告白しなければ、家族を殺す』という脅迫文がもたらされた。Xとは、収賄疑惑を報じた日刊誌の情報源で、取材したのは、特命係と繋がりのある元検事の黒崎(内田裕也)だった。黒崎いわく、達也は白川家の婿という窮屈な立場を飛び出し、対立派閥に入るため、金が必要だったのではないかという。その後、Xの要求通り、会見を開いた達也だったが、衆人環視の中で予想外の発言を始める。達也は収賄は事実無根といい、断固戦うといって会見を閉じた。妻の道代は犯人を怒らせるのではと激怒するが、貴代は罪を一度でも認めれば支持者は離れるといい、達也にしっかりしろと叱咤するだけだった。

右京は、貴代と話し、24年前の収賄疑惑のときと同じように、今度も達也を守るのかという。会見をみた一般の人々は達也を擁護し、日刊紙のほうを叩き始めた。しかし、達也が何者かと収賄のことについて話す盗撮映像を公開して日刊紙が反撃にでた。この映像をみて、右京達は、Xが秘書の木田だと確信した。達也はカメラを仕込まれて盗聴されたことをを叱責する。そして、達也は姿をくらませた。

右京と亘は白川家にゆくと、2回の部屋で死んでいる達也を発見した。遺書もあり服毒自殺に見えたが、右京達は殺人を疑った。貴代は秘書の木田になにかを頼む。その木田が映像を日刊紙に売ったのは自分だと名乗り出た。脅迫状も子供の誘拐もすべて自分だというが、殺人はしていないという。すべては達也に収賄を認めてほしかったからであり、立ち直ってほしかったからであり、殺したりはしないという。

殺人を犯したのは、貴代だった。政治家一家の白河家に生まれ、政治家を婿に取ったが、男の子を産むことはできなかった。夫も婿も収賄という犯罪を犯し、達也に至っては、派閥を抜けて総理側に寝返ろうとしていたのだ。白河家をよごされると思った貴代は24年前も今回もトリカブトで殺人をはかったのだ。貴代は白河家の呪縛にかかっていた。白河家の呪縛とは、政治一族として高い理想を持ち、一般市民とは違うとおごる心を指してる。貴代は右京に諭され、警察に捕まった。

■第6話あらすじ
マンションの敷地内で電子部品メーカーに勤める派遣社員の男性が死亡する事件が発生。通報者は、出張風俗店のドライバーで、たまたまマンションに店の女性を送り届けたという松野(橋本じゅん)と名乗る男性。松野によると、被害者と首筋にドクロのタトゥーがある金髪の男が揉めていて、「鈴木」と呼ばれた金髪の男が鞄を奪って逃げ去るのを目撃したという。

捜査一課は、被害者の勤務先をかんがみて“機密情報”に絡んだ殺人事件とにらんで捜査を進める。いっぽう、独自の捜査に乗り出した右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、松野の目撃証言に不審なものを感じ、関係者に事情を聞く。すると問題の夜、松野が仕事を休んでいたことが判明。亘が厳しく追及するが、元劇団員だという松野は、突然シェイクスピアの芝居を演じ始めるなどして煙に巻く。そんな中、一課はドクロのタトゥーがある半グレ上がりの鈴木という男を逮捕。男は、被害者から闇金の借金を回収していたことを認めるが…!?

無関係を装う通報者に驚くべき過去が…
逮捕された半グレ男との意外な接点とは!?
特命係が現代社会の悲しい歪みを目撃する!

テレビ朝日10月スタート「相棒 season19」。出演:水谷豊/反町隆史/森口瑤子/川原和久/山中崇史/山西惇/浅利陽介/篠原ゆき子/神保悟志/杉本哲太/仲間由紀恵/石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開。

テレビ朝日「相棒 season19」番組公式サイト
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