Netflix「スタートアップ:夢の扉(原題:Start Up)」第9-10話あらすじと見どころ:リスク~デモデー

2020年11月16日20時00分ドラマ
Netflixオリジナルシリーズ
『スタートアップ: 夢の扉』独占配信中

韓国tvNにて10月17日(土)から放送開始したナム・ジュヒョク×ペ・スジ主演の「Start Up」は、Netflixでも同日より「スタートアップ:夢の扉」という邦題で独占配信中。韓国とほぼ同時に視聴できる本作、今回は第9話~第10話見どころとあらすじをご紹介!

「スタートアップ:夢の扉」は、韓国のシリコンバレー、サンドボックスで成功を夢見る若者たちの青春のスタート(START)と成長(UP)を描くドラマ。【「スタートアップ」を2倍楽しむ】では、ドラマの見どころや韓国での評判、各話のあらすじと見どころをまとめて紹介している。



■第9話「リスク」
視覚障害者向けアプリの様々な口コミを確認しながら一喜一憂するダルミ。悪質コメントに過敏に反応するダルミを見かねたジピョンは、更なる顧客獲得に力を入れろとアドバイスする。そんな中、「美しいものをもって見せてあげればよかった」という口コミを見たダルミは自身の祖母が重なって思わず涙ぐむ。それを見たドサンは、翌日ダルミとウォンドクにデートをしようと誘い、3人で海を見に行くことに。ドサンの気遣いに気づいたダルミは感謝して2人は抱き合い、その姿を遠くからアプリで確認したウォンドクは思わず微笑む。またダルミはウォンドクと海を眺めながら「昔のドサンと今のドサンは違う人なんてことがあるのか?とても好きだから聞くのが怖い」と打ち明ける。ダルミが疑っていることに気づいたウォンドクはジピョンに相談するも、ジピョンはもうこれ以上嘘はつきたくない、更にはダルミが好きだと打ち明ける。ダルミとドサンの関係を見てきたウォンドクは今更ダメだと言うが、ジピョンはこれまでのもどかしい気持ちを爆発させる。

そんな中でダルミはウォンドクのスマホを間違えて持って行ってしまったことで、ジピョンがウォンドクに送ったメッセージを見てしまう。そしてかつてダルミとドサンが手紙をやりとりしていた場所に向かうと、そこにいたのは手紙を手にしたジピョンであった。その時ちょうどドサンから電話を受けたダルミは、事実をはっきりさせようとドサンに過去に手紙のやりとりしていた場所はどこかと問うが…。
ドサンの過去の栄光である、数学オリンピック優勝の事実が明らかになる。両親はドサンを自慢の息子と期待していたが、ドサンにはそれが重荷となっていた。というのも実はその当時、難問に苦戦するドサンはたまたま他人の答案が風で飛ばされてカンニングしてしまってたからだ。そんな中、ドサンの両親はサムサンテックの代表がドサンでなくダルミになった事実を知り、父はなぜ譲ったのかとドサンを怒鳴り散らす。「数学オリンピックで優勝したお前の何が不相応なのか」と言う父の言葉はドサンの才能を信じているからこその言葉だが、今のドサンには棘のように深く突き刺さったことだろう。ドサンは事実を正直に告白し謝るが、その後母がかけた言葉はとても深く染み渡る。真実を打ち明けたドサンはこれで少しは気持ちが楽になったことだろう、改めて家族の関係を修復していってほしい。
またジピョンが隠し通してきたダルミへの気持ちををウォンドクに伝えるシーンでは、これまで見られなかった彼の本心を爆発させる姿が描かれる。ウォンドクの頼みであったから、また好きなダルミを失望させたくないからと必死でサポート役に徹してきたジピョン。ドラマとしては主人公2人の発展を望むべきだが、ジピョンの気持ちを考えると、哀れで切なくてどうにかならないものかと思ってしまうだろう。


スタートアップ10■第10話「デモデー」
手紙の中のナム・ドサンがジピョンという事実を知ったダルミは衝撃に包まれる。観念したジピョンはありのままを正直に話し、ダルミからの質問にも一つ一つ答えていく。ドサンはダルミを訪ねて許しを請うが、ダルミは騙されたというショックから「私のバカみたいな姿みて楽しかった?」と冷たく問いかける。ドサンは「ダルミが笑ってくれて、応援してくれたのが自分に対してではないことが苦しかった。ダルミが望む人になりた
かったのに、それがとても辛かった」と答え、ダルミが去った後もその場から離れられず泣き崩れるのであった。
翌朝ドサンは出社前にダルミの家の前で待ち伏せをするが、ダルミは今後会うのは会社でだけにしてと冷たくあしらう。昼食も約束があると嘘をつきドサンを避けるダルミだが、そこにジピョンが現れ、2人で昼食をとることに。そこでジピョンは全てが嘘ではなかったとドサンをかばいつつも、自身の気持ちをダルミに正直に告白する。ダルミはドサンやジピョンのことで混乱しながらも、デモデーの準備に追われバタバタとした日々を送る。そしてついに迎えたデモデー。開始前にCEOたちが集まる中、ダルミは「ブランコで転んでも痛くないように砂を敷きつめてくれた」という父との思い出話を姉インジェが自分の話と偽っていたことを知り…。
また一方でドサンはサンドボックスのハッカソンでサムサンテックを推薦してくれたアレックスからスカウトを受け…。
自分の初恋であり今も大好きな人が、実は投資を受けられず苦しい状況を打開するために近づいた赤の他人だったと知ったら、どれだけショックであろうか。ドサンが嘘を認めれば、これまでの楽しい日々も全て嘘になってしまうと泣くダルミに対し、ドサンは「たった1日のはずだったが、その1日がとても楽しくて」と泣きながら許しを請う。その気持ちは本心であろうが、ずっと騙されてきた人からそんな言葉を聞いてもどう信じればいいのか分からないのは当然だろう。そしてそのタイミングでジピョンからの告白!心が弱った時に手を差し伸べられると揺れやすいとはいうが、ダルミは手紙の中のドサンであるジピョンを、今後どのように見ていくのだろうか?
一方でドサンは、これ以上ダルミを苦しませたくない一心から「これまでの自分に関することは、なかったことにしてもいい、嘘で苦しまないでほしい」と伝える。好きな人に対して、覚悟がないと言うことができないだろう。そして「でも一つ、サムサンテックがここまで来れたのはダルミの成果であり、これは嘘でも何でもない」と付け加えダルミを勇気づける。これまでのドサンとは違ってとても頼もしいセリフが聞くことができて、少し見直した人もいるのではないか。
また第10話では驚くべきことに大女優イ・ボヨンが特別出演!「君の声が聞こえる」に出演した彼女は、パク・ヘリョン作家との縁で今回特別出演が実現したという。何の前触れもなく突如大物女優が登場したことで視聴者は驚き!ラストシーンでも再び登場するので最後まで見逃すことのないように!「びっくりしすぎて暫くドラマの内容が入ってこなかった」なんて声もあるほど、短い出演時間でもインパクトを残した彼女の演技に注目だ。
このように見どころたっぷりの本話。ダルミが好きなのは、どっちのドサンなのか?更には第6話で「復讐するため」と書き残した謎の人物の正体が意外すぎる人物で鳥肌モノ!いよいよドラマも折り返し地点を過ぎ後半戦へと突入したことで、今後も益々盛り上がっていくことだろう。


「スタートアップ:夢の扉」は、Netflixで毎週独占配信中!

■キャスト
ソ・ダルミ役:ペ・スジ
ナム・ドサン役:ナム・ジュヒョク
ハン・ジピョン役:キム・ソノ(キム・ソンホ)
ウォン・インジェ役:カン・ハンナ
チェ・ウォンドク役:キム・ヘスク


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