【最終週】「エール」第24週、最終週も盛沢山!華の結婚、オリンピック、最後は歌合戦?予告動画と第23週ネタバレも

2020年11月20日09時30分ドラマ
@NHK

朝ドラ「エール」最終週となる第24週は、娘の華(古川琴音)は無事にロカビリー歌手のアキラ(宮沢氷魚)と結婚!裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)の心境は?東京オリンピックのオープニング曲の作曲という名誉な仕事も!最終週に志村けんさん再登場!最終話は古関メドレーで締めくくり!NHK連続テレビ小説「エール」第24週「エール」(11月23日~11月27日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトにて公開中だ。



11月16日からの「エール」第23週「恋のメロディ」は、裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)の一人娘・華(古川琴音)の恋模様がコミカルさももって描かれた。相手役となるのは、学生時代からつきあっていた渉(伊藤あさひ)ではなく、華の務める病院に入院してきたロカビリー歌手のアキラ(宮沢氷魚)だ。生真面目で堅物だった華と正反対で軽いノリのアキラは、リハビリをきっかけに急接近した。華を溺愛する裕一の二人の結婚を許すまでの道程は11月23日の第116話で。

また、戦後の日本で空前の大ブームとなったラジオドラマ「君の名は」の撮影秘話も描かれた。また、毎週土曜日の振り返りでナビゲーションを担当している「朝ドラおじさん」こと、お笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が、NHKの音響効果担当・春日部役で本編への出演を果たした。ラジオの音響効果で、足音を立てたり、ドアの開閉音に汗する姿には一生懸命さが伝わると同時に当時の音響の人の苦労も垣間見れた。

11月23日からの第24週で「エール」も最終週を迎える。新型コロナウイルスの影響で撮影が中断、放送のストックもなくなり放送自体も中止、放送回数の削減などいままでにはない朝ドラとなった。そして、迎える最終週は、3月30日から放送された、第1話につながる話となる。1964年に開催される東京オリンピックのオープニング曲を作曲するという名誉ある依頼が裕一の元に舞い込んだ。日本のみならず、全世界から注目されるオリンピックという舞台で披露される曲を作曲した裕一。そして最終回は、窪田正孝曰く「今までにない連ドラの締めくくり方」ということで、出演者一同が古関メドレーをNHKホールから歌って締めくくる。

そして、最終週には、亡き志村けんさんが再登場するというサプライズも企画されている。裕一が幼き頃から憧れ続け、その著書で作曲を学んだ偉大な作曲家・小山田を演じた志村けんさんが遺したお土産を心して楽しみたい。

【第23週(2020/11/16-11/20)】ネタバレあらすじ
昭和27年4月。伝説的ラジオドラマとして語り継がれることになる池田(北村有起哉)の作品「君の名は」の放送がはじまる。何度もすれ違う真知子と春樹に、日本中が熱狂することになるこの作品だ。当初、池田の想定は全くそうではなく、三家族を並行して描く画期的な社会派ドラマをめざしていたのだった。しかし、当時の放送は生放送で、演者たちが体調不良になったりしてしまい、三家族を描くことができなくなった。仕方なく、若い2人を主人公としたドラマに切り替えた。二人で進められるようにと何度も何度もすれ違う場面を作り、急場をしのいだことが功を奏して、ドラマは大ヒットにつながっていった。裕一はこのドラマの関連で500曲にも渡る曲を作曲した。当時の裕一は、元の机でラジオドラマの音楽をつくり、別の机では歌謡曲を書き、もう1つの机で映画の主題歌や劇伴を書き…といった具合の人生で最も多忙な時期を送っていた。

一方、娘の華(古川琴音)が東京の病院で働き始めて3年。看護の仕事にやりがいを感じて、仕事に頑張る華だったが、音(二階堂ふみ)はそろそろ結婚のことも考えた方がいいのではと、24歳になった娘の事を心配する。お見合いの話を華にしたが、華は乗り気ではなかった。学生時代に付き合っていた渉(伊藤あさひ)には「君は優しい人だ」と言われたものの「重い」と言われて振られていた。

数々のラジオドラマをヒットさせた池田はその腕を見込まれて、大きなエンターテイメント会社にヘッドハンティングされる。池田から一緒にやろうと誘われて、裕一は池田の次の作品、喜劇の大物総出演のミュージカルの曲を手掛けることになる。もともと西洋音楽をやりたかった裕一は本格的な作曲ができると喜びを爆発させていた。そして携わったオペラは好評で、次回作、次々回作の作曲を楽屋でこなすほどであった。

華は、将来を心配して音が持ってくるお見合いの話を断っていたが、ある日職場の先輩が結婚すると知って、自分もどうにかしたいと思うようになっていた。入院しているロカビリー歌手のアキラ(宮沢氷魚)からも「重い」と言われたことも頭にあった。自分の生真面目さが相手に負担をあたえてしまうため、自分を変えたいと思い、恋人探しをはじめた。しかしイマイチいい人は現れない。アメリカの大学で医療の勉強をしてきた外科医に、リハビリテーションの話を聞いた華は、自分の仕事にしたいと思い、院長にリハビリに挑戦させてほしいと願い出る。そして、ロカビリー歌手のアキラのリハビリを引き受けることになった。よりによって、アキラかぁと思った華だったが、実際にリハビリテーションを担当すると自分の勉強不足を強く感じた。アキラも元のように戻れるためにと頑張り、華も医学書を研究してアドバイスするという期間が続いた。御手洗ティーチャー(古川雄大)がタロット占いで、運命の人にもう出会っていると予言をしていた通り、アキラのリハビリを担当ことをきっかけに、華とアキラは急接近し、アキラから「付き合ってほしい」と告白を受けた。

普通の人でも厳しい目で見そうなのに、同業者の上にロカビリー歌手のアキラを裕一が認めるかどうか、音は気をもむ。そんな折、裕一が病気で倒れて華の病院に入院することになった。裕一の病室はアキラの隣のベッドだ。アキラと華は、裕一を刺激しないため、二人の仲を隠していた。アキラは自分の職業をとび職といっていたが、退院の日、「これでステージに復帰できます」とにこやかに話してしまった。そのことを聞いていた裕一は「ステージ?」と、アキラの嘘に気が付いた。

【最終週・第24週(2020/11/23-11/27)】あらすじ
■第116話(月)
アキラ(宮沢氷魚)が華(古川琴音)と結婚の許しを得ようと古山家にやってくる。憮然とする裕一(窪田正孝)と心配する音(二階堂ふみ)。裕一と音は、アキラのロカビリー歌手という不安定な職業や、これまでの派手な生活から結婚に反対する。アキラは華を思って作ったという曲を熱唱。すると裕一と音は、アキラの娘への真剣な愛を感じるとともに、自分たちの結婚のときのことを思い出し…。

■第117話(火)
ついに華(古川琴音)とアキラ(宮沢氷魚)の結婚を許した裕一(窪田正孝)。二人の結婚式は仲間たちが勢ぞろいし、にぎやかに行われる。音(二階堂ふみ)が見守る中、新婦の父としてあいさつに立った裕一は…。それから数年後、1964年に東京でオリンピックを開催されることが決定し、開会式のオープニング曲の作曲を誰に依頼するかが検討され、裕一の名前も候補に挙がるが…。

■第118話(水)
東京オリンピックの開会式を飾るオープニング曲を依頼された裕一(窪田正孝)。開幕が迫る中、音(二階堂ふみ)はなかなか曲を書こうとしない裕一に気をもむ。ある日、音から相談を受けた木枯(野田洋次郎)が古山家にやってくる。その場にいた鉄男(中村蒼)だけでなく、久志(山崎育三郎)、藤丸(井上希美)も集まり、みんなで歌い騒いで盛り上がる。そして、ついに裕一は曲を書き始める。

■第119話(木)
東京オリンピックが終わり、裕一(窪田正孝)の元に、小山田耕三(志村けん)が亡くなる直前に裕一に宛てて書いたという手紙が、届けられる。その手紙に書かれていた小山田の最後のメッセージとは…。それから時が流れ、裕一は病に伏す音(二階堂ふみ)の療養ため、東京を離れて静かな生活を送っていた。ある日、作曲家を目指しているという広松寛治(松本大輝)という青年が裕一を訪ねてくる。

■第120話(金)
NHKホールから、人気キャラクター総出演で古関裕而の名曲の数々を熱唱するステージが繰り広げられる。

【作】清水友佳子、嶋田うれ葉、吉田照幸
【出演】窪田正孝、二階堂ふみ、中村蒼、山崎育三郎、松井玲奈、古川琴音、北村有起哉、仲里依紗、野間口徹、加弥乃、古川雄大、宮沢氷魚他
【語り】津田健次郎
Twitter公式アカウント「@asadora_nhk」

「エール」番組公式サイト
 <総合>(月~金)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 土曜は同じ時間帯で1週間の振り返りを放送
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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